(葬式アーティスト)フュネラルアーティスト

森本由美:欧米で葬儀装飾習得のフュネラル(葬式)アーティスト第一人者。アート葬式はサンケイ大阪賞受賞・商標登録済。

アメリカのオーダー鏡インテリア

2005-11-14 | アート
アメリカのオーダー家具ひつぎ屋さんが作成した鏡の家具ひつぎである。

毎回ご紹介しているが、元々普通の家具屋さんだったこのオーダー家具ひつぎ屋さんは、たった1日しか使わない『ひつぎ』と言う家具に大金を支払うのは無駄であるとの考え方から生前から故人になるであろう人が、家具として日常、その『当日』が来るまで、使える『家具ひつぎ』を作成した所、沢山の人達からオーダーがあったとか、、。

写真は鏡付きのひつぎである。勿論実際に使用出来るひつぎであるし、木材もチョイスが出来、またひつぎをペイントするのであれば、色の指定も出来る。

アメリカのフュネラルアート(葬儀・葬式の装飾)のインテリアひつぎは面白い。
毎日見ている自分の部屋の鏡がいずれ自分のひつぎになろうとは、、。

こう言った発想は日本人にはなかなか無いようだ。また同じ西洋人でもアメリカとイギリスでも微妙に違う。
ニューヨークとロンドンで暮らしていた私には、その違いが、アメリカはやはり歴史が浅い分、よりモダンアート的、合理主義的なフュネラルアートが多く、イギリスはその歴史的深さからより装飾的、微妙なセンスの使い方のフュネラルアートが多いと感じられる。

日本のフュネラルアートが、もっと芸術的なセンスのある、そして、より故人の生前の個性を第一に表現出来る物へと進化するお手伝いをするのがフュネラルアーティストである私の今の役目であると思っている。
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