(葬式アーティスト)フュネラルアーティスト

森本由美:欧米で葬儀装飾習得のフュネラル(葬式)アーティスト第一人者。アート葬式はサンケイ大阪賞受賞・商標登録済。

イギリスのボンボン入れみたいな骨壷

2006-12-25 | アート
ぼやけた写真で申し訳ないが、イギリスのボンボン入れみたいな骨壷である。
色は黒で陶器。

日本の骨壷と言えば、何故か白ぽっく、何の変哲もないシンプル過ぎる「壷」であるが、イギリスのそれは、ボンボン入れみたいのやら、オルゴールみたいの、宝石箱のように鍵がついている物、ブロンズに薔薇の模様が入っているもの、ロココ調の陶器、など色や形もバラエティー豊かである。

形は必ずしも「壷」ではなく、木製や石製の「箱型」の物も多い。
陶器の物には、薔薇などのきれいな花の絵柄が描かれていて、蓋を開けるまで、骨壷であることが分からないくらいお部屋のインテリアによくなじむ、装飾壷みたいである。

勿論男性用のワイルドなタッチの鉄製の壷や木製の重厚なマホガニーで出来た、遺骨入れも存在し、遺族が自由に、沢山の種類の中から、故人の生前の好みが最も出ている物を選ぶ選択肢の多さがあるのだ。(様々な種類の物から選べるのだ)

イギリスも日本と同じく島国で土地に限りが在る為、約70%が火葬となる。なので、このように遺骨入れにも沢山の種類があるのだ。
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イギリスのダブル・ハートの墓石

2006-12-16 | アート
イギリス製のダブル・ハートの墓石である。

イギリス人は本当にハートが大好きで、この写真のような可愛い墓石がとても多く存在し、墓石の色も黒、白、グリーン、グレーなどの石の上にゴールドやシルバー、赤やグリーン、などで薔薇のモチーフを彫刻したり、エンジェルを彫ったり、蝶や熊さんのモチーフを彫ったりと、とても可愛くて、墓石とは思えないほど、彫刻の芸術作品のような墓石が多く存在する。

ダブル・ハートは又、葬儀のフラワーデザインにも登場し、「永久の愛」を故人に贈るべく、ハートの花アレンジは葬儀装飾に人気である。

日本だと、ウェディングやヴァレンタインに使用される、ハートは海の向こうのイギリスでは、フュネラル(葬儀)にも頻繁に登場し、とてもカラフルな花アレンジを使用した、ハートは故人に手向ける最高の感謝として、人気なのである。

私がロンドンの現地葬儀社に入って、学び、考案したフュネラルアート(アート葬儀装飾:商標登録申請中)には、「故人が主役」とする概念を元に、ハート(心)を込めた装飾をカラフルな演出で一般の人達に発信している。
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ロンドンでの個展が新聞掲載される

2006-12-01 | アート
10月15日から約1週間、イギリスはロンドンでペットの棺の展示会を開催した事が、共同通信社さんに取材を受け、11月22日の神戸新聞に取り上げられました。

添付した写真は見にくくて申し訳ないのですが、カラーで大きく掲載して頂けて、海外の時代を先取りした概念や価値観を、日本で発信してきた私にとっては、とても嬉しい事でした。

私がデザインし、作成したペットの棺「クチュールひつぎ」(商標登録:意匠登録申請中)がイギリスで認められ、沢山のイギリス人の方々に賛同を受け、見ていただけた事は本当に感謝しております。

きっかけは、イギリス人女性が私のペットの棺を実際に愛犬の葬儀に使用された事が始まりで、「こんな可愛いペットの棺があるなら、イギリスでも紹介したい」との申し出があり、ロンドンでペットの棺の個展が実現しました。

イギリスでは、ソーシャル・インクルージョン(社会的包括:アートは人を癒す)とする概念があり、葬儀もアート的なものが多々あります。そんなイギリスの本場で私のデザインした「クチュールひつぎ」が認められたことは、私にとって、非常に嬉しい事です。

今後とも海外で、そして日本でフュネラルアート:商標登録申請中(アート葬儀装飾:人用・ペット用)をグローバルに広めていく所存です。

フュネラルアーティスト(葬式アーティスト) 森本由美
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