(葬式アーティスト)フュネラルアーティスト

森本由美:欧米で葬儀装飾習得のフュネラル(葬式)アーティスト第一人者。アート葬式はサンケイ大阪賞受賞・商標登録済。

イギリス製サッカーフアンのためのアート骨壷

2007-09-15 | アート
前回でご紹介したサッカーフアンのためのアート棺とセットに出来る、サッカーフアンのための、アート遺灰入れ(日本で言う骨壷)である。

サッカーをしている人物の影が描かれ、箱の側面にはサッカーベンチにサッカー靴とタオルが置かれてある。

このようにイギリスでは、葬儀関連品もとてもカッコイイものが沢山あったり、可愛いデザインの物や、エレガントな物、美しい物、ダンディーな物、、と「故人」の生前の姿に反映した物が数多くある。

しかも、それらは展示のみの物ではなく、実際に使える棺や骨壷や墓石なのである。

ずっと以前にこのブログ内で、サッカーフアンのためのサッカーの靴底型の棺をご紹介した事がある。

棺自体がサッカー靴の形をしているのだ。約2mもあるサッカー靴の棺である。

それらを制作しているのは、イギリスの私の知り合いのアート棺屋さんである。

アート棺屋さんは、そのユニークで芸術的なアート棺たちを、実際に「故人」からの生前予約や遺族からの依頼で制作しているのだ。

展示の為の遊びの棺ではけっしてないのである。

ヨーロッパでアート棺作家やアート棺屋さんは多々おり、評判がよく、私の知り合いのアート棺屋さんも、ロンドン、スイス、ドイツなどで、実際に実用性のある「棺」をアート展として個展をして回っているのである。

その中には以前このブログ内で紹介した、ピンクのバレエシューズ型の棺や、アイアンで出来た人形型、そして、イタリアベニスのゴンドラの形、スケートボード型の棺やら、、で構成されている。

いずれも実際に「故人からの生前予約」や遺族などからオーダーがあり、作成された物である。
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イギリス製サッカーファン用のアート棺

2007-09-02 | アート
ロイヤルブルーとホワイトのストライプ模様のアート棺は、イギリスで作成されたサッカーファンの為の棺である。

ヨーロッパではフットボール(サッカー)に情熱を捧げる熱狂的なサポーターが多く、時にはサッカーの勝敗を巡り、暴動が起きたりする。

そんなサッカー狂いのサポーター用に、サッカーのボールの絵と応援していたチームの印を描いたアート棺。

右下、棺の足元の方にサッカーボールが描かれているのが確認できる。

イギリスでは、故人の趣味を反映したこの様なカッコイイ棺が多く存在する。

実はこの棺にはお揃いの模様の骨壷(イギリスなどの西洋では遺灰入れ)もあり、
棺とセットで販売されている。もちろん、実際に使える棺であり、展示するのみの棺ではない。実際に一般の人達用に販売されているのだ。オーダーで出来るまで何日もかかる特殊な物ではなく、ある程度在庫があり、すぐさま販売可能なアート棺なのである。

サッカーフアンはその生涯をサッカーの応援に費やしていたに違いない。

私も大阪に暮らしていると、阪神の「トラキチ」と言う熱狂的な(恐ろしいほど熱狂的である)阪神ファンの存在を目の辺りにすることが多い。

そんな彼らが亡くなったとき、黄色と黒の縞模様の「トラキチの為のアート棺」がオーダーされても良いのではないだろうか?
お揃いの阪神柄の骨壷と共に、、、。

イギリスの遺灰入れは「骨壷」のように「壷」ではなく、四角いボックスである。
次回にサッカーサポーターの為のお揃いの骨壷(遺灰入れ)をご紹介しよう。

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