(葬式アーティスト)フュネラルアーティスト

森本由美:欧米で葬儀装飾習得のフュネラル(葬式)アーティスト第一人者。アート葬式はサンケイ大阪賞受賞・商標登録済。

映画終わらない週末みたいなタンカー事故

2024-03-27 | アート
まるで、映画「終わらない週末」の一場面のような事件ですね~。

アメリカ、ボルチモアでの貨物船が橋に激突した事件。

映画内でもジュリアロバーツが家族と海岸で寝そべっていると、
貨物船が止まらずに、浜辺まで来てあわや追突!とか言う場面が在りましたよ

このボルチモアでの貨物船もひょっとして、サイバー攻撃されて、
電源が操縦不能だったのでは?

事初めにアメリカから、サイバー攻撃を映画の予告どおり、されたのでは?

と勘ぐってしまいますね。

あと、ボルチモアの港は石炭が世界の4分の1とか、輸出されている港らしいです。値段も安いらしい。

石油が中東混乱で来にくくなっている昨今、石炭の需要が高まってきた、時に
この事故?事件?陰謀?が起こったらしいです。

やはりね。





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今度は牛肉が狙われている?

2024-03-20 | アート
今度は牛肉が狙われています。
すでにオージービーフとか、アメリカンビーフの一部は毒ワクチンが入っていると思いますが、、。

日本でも豚肉、鶏肉は毒ワクチン、ベクターワクチン入りにすでになっているようですが、
確か、日本の牛肉はまだ毒入りではないはず。。

その牛肉が今狙われています。

今後、日本でも牛肉に毒ワクチンが、、入ってくるのでは?と恐ろしく思っています。

https://vigilantnews.com/post/beef-company-ceo-ill-shut-down-the-company-before-we-ship-a-single-bag-with-mrna-injected-meat/
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イエメンは中国とロシアと連携

2024-03-19 | アート
タス通信でイエメンの広報の人が、
「西側一極世界の考えを破壊するため」にロシア、中国と協力していると

発表したらしいです。

イエメンはやはり、ロシアと中国と連携しているのですね、、。

この頃はホルムズ海峡のみならず、インド洋にも出て、攻撃を与えてるようです

日本語はブレインデッドさんから借用


フーシ派は一極世界の考えを破壊するためにロシア、中国と協力していると政治局は述べる

フーシ派の代表者によると、世界の力のバランスにおける多極化への移行は、ロシアのウクライナでの特別軍事作戦の開始後に起こり、現在のパレスチナ・イスラエル紛争の激化の中で加速したという。
フーシ派政治局員のアリ・アルカフーム氏は、イエメンのフーシ派反政府勢力は西側諸国を弱体化させ、一極世界概念を破壊するためにロシアや中国と協力していると述べた。
「イエメン、ロシア、中国、BRICS諸国の間には、関係の継続的な協力と発展があり、また、さまざまな分野での知識と経験の交換が行われている。これは、米国、そして西側諸国を泥沼に沈めるために必要である。危機が紅海周辺で発生し、泥沼にはまり、弱体化することにより一極性を維持できなくなるだろう」と彼は X で述べた。
フーシ派代表によると、世界の力のバランスにおける多極化への移行は、ロシアのウクライナでの特別軍事作戦の開始後に起こり、「植民地計画の崩壊」を脅かす現在のパレスチナ・イスラエル紛争の激化の中で加速したという。
「特に、西側諸国をウクライナの泥沼に沈め、中国との同盟を弱体化させたロシアに対する西側諸国の侵入を考慮すると、東側と西側の間の力のバランスという国際情勢に変化が生じている。他の東側諸国や BRICS 加盟国とも同様だ」と代表は信じている。


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兵器を使用するのか?緑のビームでスキャン

2024-03-19 | アート
米国で一般人の家などを飛行機から緑のビームでスキャンしているようです。

これはDEW指向性エネルギー兵器を使用する前の事象かと思います。

以前にハワイのマウイ島でも、DEWが使用される前、人々の家をスキャンしたらしく、これに驚いたハワイの人が政府に問い合わせると、人体には影響がない、、とか言われたらしい。

なので、この指向性エネルギー兵器を今後、この地域で使用される恐れがあると思います。

日本でも輪島でこの兵器が使われた可能性があるので、気を付けた方がいいと思います。
本当に恐ろしい、、。

宇宙から狙ってきますので。


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はしかは流行っていませんけど?

2024-03-15 | アート
またはしか、はしか、、って言っていますが、

実際にははしかは流行っていないようです。
はしかのお注射をさせたいのでしょうかね?

そうでしょうね。毒入りのお注射。




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911の次は食糧難!

2024-03-13 | アート
やはり、毒チンの後は飢饉の企画の様ですね~。

今、金沢に旅行の政府支援とか行って、旅行を企画している場合ではないと思いますよ。

食糧難がすぐそこまで来ていますね~。
まずヨーロッパから餌食にあり、それが波及するような感じですかね~。

日本語は独り言のブログさんから借用





WEFインサイダーが「新たな9/11」は「世界的な飢饉」になることを明かす

世界経済フォーラムのインサイダーによると、グローバル・エリートは9.11よりも深刻な偽旗を計画しており、壊滅的な 「世界的飢饉 」によって引き起こされる『システミック・ショック』によって、エリートは人類を専制的に支配するメカニズムを導入できると主張しています。

WEFが浸透した欧州連合(EU)の各国政府は、来るべき世界的な食糧危機をシミュレートするウォーゲームに従事するよう命じられており、偽旗作戦は2024年後半に発生し、発生すれば大打撃を受けるだろうと警告する内部関係者は語る。

エリートの偽旗と権力掌握の準備が進行中であり、もしあなたが注意を払っているならば、すでに至る所で欺瞞の証拠を見ることができます。マーク・ザッカーバーグを始めとするグローバリストの億万長者たちは、地下壕の建設に追われており、イーロン・マスクは何か大きなことが起きると警告しています。彼が事態の深刻さを理解しているかどうかは未知数です。

ロシアとウクライナの戦争と肥料や穀物の供給への影響、そしてスーパーマーケットのサプライチェーンを混乱させたヨーロッパでの反WEF農民の抗議は、エリートたちが世界的な地政学的緊張の完璧な嵐を利用するための土台を築きました。

例によって、エリートたちは人類に地獄を見せつけるために、時間を無駄にすることなく組織化を進めています。

先月ブリュッセルで開催されたウォーゲーム(戦争ゲーム)の準備演習では、偶然にも2024年から2025年にかけてヨーロッパで食料が不足し、世界的な大飢饉が発生することが想定されていました。

ブルームバーグの報道: 「先月、ブリュッセルの中心部で2日間にわたり、欧州連合(EU)や政府関係者、食料安全保障の専門家、業界関係者、そして数人のジャーナリストが約60人集まり、数年前にはほとんどレーダーに映っていなかった、本格的な食料危機の可能性に立ち向かいました」。

EU会議のウォーゲームをまとめる手助けをしたシステム・モデラーでゲーム・デザイナーのピョートル・マグヌシェフスキ氏は、参加者に「ある程度の混乱は予想しておくように」と語り、「時には混乱するかもしれないし、十分な情報が得られないかもしれない」と警告しました。

エリートたちは、9.11とCOVIDのプランデミックから教訓を学び、独立メディアが自分たちの意図を暴露することや、一般人がソーシャルメディア上で自分の考えを発言することを、二度と許さないことを目論んでいます。

ビル・ゲイツによると、「教訓」はいわゆる「誤った情報」に対して、COVIDパンデミックの時よりもはるかに強い姿勢で臨むことに強く傾いているのだといいます。

これは、現実の世界ではどう展開するのでしょうか?次の偽旗が展開されるときには、検閲と言論の自由の弾圧がさらに強まるということを意味します。

彼らは、私たち国民が彼らの嘘と欺瞞を見抜き、彼らに反旗を翻していることを十分に理解しています。

彼らはまた、ウォーゲームや準備演習が、来るべき偽旗や人類に対するディストピア計画のための完全なリハーサルであることを、私たちが理解していることも十分に承知しています。

なぜそんなことがわかるのでしょうか?2019年10月、世界経済フォーラムとビル&メリンダ・ゲイツ財団の監視の下、世界保健機関(WHO)、中国CDC、アンソニー・ファウチなどお決まりの面々が参加して行われたコロナウイルスのパンデミックへの備え、「イベント201」を覚えていますか?

タイミングは絶妙で、COVID-19のパンデミックは演習から数週間以内に始まり、彼らの予測通りに進行しました。グローバリストのエリートたちは大喜びでした。世界経済フォーラムは、「残酷なまでに効率的な」ロックダウンを称賛し、この状況をほくそ笑まずにはいられませんでした。

一般大衆は、恥ずかしげもなくエリートの手先となった主流メディアによって、恐怖におののき、服従させられました。私たちは監禁され、罰せられ、病気にさせられ、注射を打たれ、困窮させられました。日常生活への経済的影響は悲惨なものであり、現在も続いています。

エリートたちがこれに満足しているかどうか、CNNの司会者ファリード・ザカリアが景気回復には長い時間がかかると言ったときのビル・ゲイツのサイコパス的笑顔の大きさを見てください。

もちろん、金持ちはさらに金持ちになりました。エリートたちは、かつてないほどエリートになりました。
そしてもちろん、エリートたちはロックダウンという罰則を受ける必要はありませんでした。世界保健機関(WHO)も世界経済フォーラム(WEF)もスイスに本拠地を置いていますが、スイスはロックダウンやマスク命令を実施しなかった数少ない国のひとつです。

それはあなたにとってのルールであり、私にとっては別のルールです。

これが私たちが知っていることです。
エリートたちは、歴史的に世界で最も栄養豊富な地域の一つであるヨーロッパで食糧不足を引き起こそうと計画しています。ドミノ倒しが始まり、世界の他の地域にも影響が及ぶと、地球は9.11やCOVIDのパンデミックが子供の遊びに見えるような壊滅的な飢饉に陥るでしょう。

エリートたちは、COVIDパンデミックの瀕死の状態から、この瞬間に向けて準備を進めてきました。ビル・ゲイツは突然農業に進出し、瞬く間にアメリカ最大の土地所有者になりました。そして私たちは、米国とヨーロッパで相次ぐ食料生産火災に対処し、サプライチェーンにストレスを与えています。

以下は、先月EUの中心部で開催されたイベント「ウォーゲーム」で、グローバル・エリートたちが詳細に概説した最も不穏な未来の5つの出来事です。

まず、彼らは収穫の失敗の設計を計画しています

「そして2025年になり、収穫の不作がさらに増える」と報告書は述べています。「家畜飼料の価格に影響し、家畜や魚の生産が抑制されます。農作物を運ぶ船のなかには、より高値で取り引きするためにヨーロッパを離れるものもあります」。

ヨーロッパの農民の抗議に耳を傾けている人なら、来るべき飢饉がエリートたちによって仕組まれたものであることを理解しているはずです。EU諸国が採用したWEFのグリーン・アジェンダ政策は、農家を廃業に追い込んでいます。

第二に、彼らはパーム油の輸出を削減し、その影響を陰謀論者のせいにすることを計画しています

「アジアのパーム油輸出制限により、マーガリンからパンまで、毎日の主食の供給が減少しています。企業の貪欲さ、偽情報、陰謀論の疑惑が広がっています。」

もちろん、エリートたちはすでに、世界的な食糧不足をいわゆる陰謀論者や偽情報のせいにしようと画策しています。

第三に、彼らは肥料不足をさらに悪化させ、食料品の価格を高騰させようと計画しています

「ロシアのウクライナ侵攻を受け、作物を育て、温室を稼働させるために必要な肥料とエネルギーのコストが高騰しました」。

世界的な飢饉をいわゆる陰謀論者のせいにしていないときは、彼らのお気に入りのブギーマンであるプーチンのせいにしようとしています。

第四に、彼らは街頭で広範囲に混乱を引き起こすことを計画しています

「2025年の後半には、事態はさらに混乱する」と報告書は警告しています。「泥棒がスーパーマーケットを略奪します。警察は都市で広がる暴動を抑えるのに必死です。ドイツの人々は食料品店で魚や肉を見つけることができません。畜産農家は倒産しています。」

グローバル・エリートは、庶民が飢え死にし、野放しの牢獄生活を強いる者たちに怒りをぶつけ、ヨーロッパの社会が完全に崩壊する2025年を想定しています。

第五に、彼らはエリートたちに向けられた広範な怒りに対処する準備をしています

「一方、大衆の関心は商品取引業者による利潤追求へと移り、小規模農場はドミノ倒しのように倒れ、移民への攻撃は広まり始めました。EUは沈みゆく船なのか?」と、誰かがビデオの中で問いかけています。

シュワブによると、適切な行動には、世界の大部分の人口削減が含まれるとのことであり、シュワブの弟子たちによると、最大94%の人類が殺されなければならないという。

しかし大規模な淘汰の前に、エリートたちのウォーゲーム参加者は全員、人類から肉を引き離し、虫やビル・ゲイツの発がん性合成偽牛肉を食べさせなければならないということに同意しました。

なぜエリートたちは、食料を提供する人々に戦争を仕掛けるのでしょうか?

ますます多くの人々が目を覚まし、グローバル・エリートたちが常にそうであったように、破壊と支配を意図する錯乱したサイコパスであることを見抜いています。

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文春が毒チン被害の真実を報道

2024-03-09 | アート
やっと、ついに、文春オンラインが毒チンの被害を報道しましたね~。

文春という事は米国側が、、という事でしょう。

これで大手マスコミが毒チンの真実を取り上げたら、、いいのですが、、。

それにしてももし、大手メディアが取り上げたら、1億もの毒チン接種者たちは狂うのでは?と感じます。

これ知ってもまだ、ニコニコ、お花畑なら、、もういう言葉もないです。



帯状疱疹、リウマチ、血管系障害、心筋炎……「コロナワクチン後遺症」驚愕の調査結果を京大名誉教授が発表




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人道援助に群がるガザ人をイスラエルが虐殺

2024-03-01 | アート
昨夜速報で、CNNでも報道していましたが、、、。

なんと。イスラエルがガザで、支援物資に群がる平民をドローンとかから銃撃して、殺害したらしいです。

恐ろしいですね~。
虫けらのように殺害されるなんて、本当に気の毒です。

イスラエルの政府や、軍隊は本当に悪魔ですね~。
正体を表したり、、。です。

もう隠さなくなっていますよね。

本当に恐ろしいです。

日本語はインディープさんから抜粋



2月29日、ガザ市で大量死傷事件が発生したとの報告があり、ハマスは少なくともパレスチナ人 104人が死亡し、数百人が負傷したと主張している(死傷者の数は直後に変動している)。
しかし、イスラエルは何が起こったのかについての現地の説明に異議を唱えており、支援トラックに殺到したパレスチナ人による大混雑で人々が死亡したと主張している。
何が起こったのかについてはいくつかの異なる主張があるが、食料を積んだ約 30台の人道援助トラックがイスラエルの保護下で路上に配置されたときに騒乱が引き起こされたという点ではすべての説明が一致している。ガザは飢餓の瀬戸際にあり、伝えられるところによれば、何百人もの人々が何らかの援助物資を手に入れようとトラックに殺到した。
英ガーディアン紙は以下のように報じている。
イスラエル情報筋は、イスラエル軍が 2月29日、脅威を感じたガザ地区で援助トラックを取り囲んだ群衆の中の「数名」に発砲したと述べた。
その直後、現場から凄惨な映像が流出する中、パレスチナ自治政府のマフムード・アッバス議長は声明を発表し、「今朝イスラエル占領軍によって行われた醜い虐殺」として非難した。
パレスチナ人たちは、イスラエル軍が群衆に向けて無差別に発砲し、一種の「待ち伏せ」で援助トラックを使用したと主張しているが、一方イスラエル軍は「援助を求めた群衆の押し寄せ」と「群衆の押しつぶし」で人々が死亡したと主張している。
中東カタールのアルジャジーラは以下のように報じている。
今朝のガザ市付近での攻撃中に何が起こったのかについて人々と話せば話すほど、これは罠であり、待ち伏せだったと人々が感じていることが明らかになっている。
人々は、食糧援助を積んだトラックに近づくとすぐに銃撃された。空には攻撃用ドローンが飛んでいた。付近では海軍や装甲車両からの砲撃もあった。
これらの軍隊は、飢え、トラウマを負い、避難民となった人々の集団に一斉に発砲した。家族を養い、生きていくために、何でも手に入れようとしていた人々に対してだ。
この攻撃による死者数は現在 104人に増加しており、残念なことに、まだ負傷者が路上に取り残されている。
救急隊員、民間防衛隊員、ボランティアらがこれらの人々を病院に搬送しようと努めているが、現場に行くのは非常に困難であることがわかっている。今後数時間以内に死傷者の数はさらに増えると予想される。
イスラエル軍は、死者の少なくとも一部がイスラエルの砲撃によるものであることを認めている。
「しかし、軍はまた、兵士を危険にさらしているとして軍がガザ人の数名に発砲したことも認めた」とイスラエルのタイムズ紙は報じている。
イスラエル国防軍は、死者の大部分は、「略奪」が勃発した後の人混みそのもの、またはトラックに轢かれた結果によるものだと主張している。
伝えられるところによると、騒乱のさなか、約 30台のトラックと数千人のパレスチナ人が救援物資にアクセスしようと検問所を急いで通過したという。
その後、イスラエルは上空からのドローン映像を公開し、同国の解釈を正当化するとしているが、そこには人々の足を撃ったことを認めた内容も含まれていた。
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日本は100%海上貿易らしい

2024-03-01 | アート
やっとヤフーでも報道されだしていますね~。

さらっと石油が来なくなると、マイカーとか、バスが動かなくなる、、と記事内で述べていますが、それ以前に物流が来なくなると思いますよ。

その方が恐ろしいです。


日本はほぼ100%が海上貿易。戦闘によって迂回ルートになり、物価高に直結!海上貿易の現状を知ろう【親子で語る国際問題】
2/28(水) 20:50配信








私たちの生活に直結する貿易について解説

海上貿易がほぼ100%の日本

いま知っておくべき国際問題を国際政治先生が分かりやすく解説してくれる「親子で語る国際問題」。今回は、私たちの生活に直結する貿易について、日本の海上輸送の現在の懸念も合わせて解説します。
船を利用する海上貿易がほぼ100%の日本 航空機での貿易はほとんどない
 皆さんが知っているように、日本は島国で、日本は貿易のほぼ100%を海に頼っています。日本は経済的に発展し、治安も良く、四季を味わえる非常に魅力的な国ですが、石油や天然ガスなど資源は乏しく、食物を含めその多くを外国からの輸入に頼っています。日本独自で自給自足を進めることはできません。 ■海上貿易のメリットは? 日本は石油や天然ガス、バナナやカカオ、牛肉や魚介類など多くの輸入し、車の製造に必要な部品を輸入し、完成した車を輸出していますが、それらはほぼ全てが船による輸送です。車など重いものは飛行機で運ぶことはできませんし、重量のあるものをたくさん輸入、輸出できること、これが海上貿易の大きな利点です。 飛行機による輸送は早いというメリットがありますが、離発着できる回数は限られ、船に比べて重量に限界があります。車100台を飛行機1機で運ぶのは難しいでしょう。 海上輸送がなければ、石油が日本へ運べず、皆さんのマイカーや日頃日常的に使うバスは走ることができず、日常生活を送ることができません。また、コーヒー豆が日本へ届かないとスターバックスやドトールコーヒーなどカフェも営業ができないか、値段が跳ね上がるでしょう。 それほど海上輸送は私たちの生活にとってとても重要なのです。
今日の海上貿易に影響を及ぼす可能性がある出来事とは?
一方、今日の世界情勢を見渡せば、私たちの生活に影響を及ぼしそうな出来事がいくつか見られます。 まず、中東地域ですが、昨年10月以降、イスラエル軍とイスラム主義組織ハマスとの間で戦闘が激しくなり、ハマスの本拠地であるパレスチナ自治区・ガザ地区では犠牲者数が2万5000人を超えていますが、イスラエルから南東に2000km離れたイエメンでは、ハマスの味方である「フーシ派」という武装組織が、イエメン沖の紅海を航行する船舶への攻撃を激化させています。イエメン沖の紅海はスエズ運河への入り口となり、世界中の船舶がここを通ります。日本と欧州を結ぶ船舶もここを通過します。 しかし、フーシ派が外国船舶への攻撃を続けるので、日本郵船や商船三井、川崎汽船の日本の大手海運3社は1月、それぞれの船舶が紅海~スエズ運河ルートを航行するのを停止しました。それによってアフリカ大陸の最南端、喜望峰を通るルートに変更となったのですが、日本と欧州を結ぶにしても日数が大幅に増え、輸送コストも跳ね上がるなどしており、同3社は大きな悩みに直面しています。たとえば、イタリアやフランス、スペインなどからはワインやチーズが日本へ運ばれますが、それらもスエズ運河や紅海を通ってきたので、今後値段が上がることなどが懸念されます。

台湾情勢も懸念されている
また、日本周辺ではやはり台湾情勢が心配されます。台湾では1月に次の指導者を選ぶ総統選挙が行われ、これまでと同じく米国との関係を重視し、中国の圧力には屈しない姿勢を堅持する候補者が勝利しました。今後も中国と台湾の関係は冷え込んだ状態が続くでしょう。しかし、すぐに台湾で戦争が始まるわけではありませんが、その前に中国の軍隊が台湾の東側の海や南側の海で軍事訓練を活発化させ、台湾周辺の海域が通れなくなる可能性が指摘されています。 実は、欧州や中東、東南アジアなどから日本へ向かう船舶は、台湾の南側と東側の海を航行するのですが、中国の軍隊がそこを陣取るようになると、インドネシアからフィリピンなどもっと東側のルートを航行することになるかもしれません。この際も、輸送コストは跳ね上がり、到着への日数も大幅に増えることになります。 私たちは普通にバナナやパイナップル、チョコレートを食べていますが、それらは全て海上輸送によって運ばれてきます。それを私たちは当たり前のように思っていますが、今日、その海上輸送を脅かす問題が浮上しているのです。
この記事のPOINT
①日本は島国で、ほぼ100%海上貿易。 ②世界の情勢により、航路が変わることで、運輸コストや、輸送にかかる日数に影響が出る。 ③現在は、紅海~スエズ運河ルートでの輸送が難しいため、ヨーロッパとの貿易が南アフリカの喜望峰を通るルートに。 【記事執筆/国際政治先生】 国際政治学者として米中対立やグローバスサウスの研究に取り組む。大学で教鞭に立つ一方、民間シンクタンクの外部有識者、学術雑誌の査読委員、中央省庁向けの助言や講演などを行う。



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