福島の4号機が倒壊する可能性があることは、少し前にこのブログでもご紹介しました。
日本のメディアはぜんぜん報道しないけど、アメリカやイギリス、ロシアのメディアや放射能の専門家たちは、ずいぶんと前からこの4号機の危機を報じています。
私がよく参考にしている国際的な活躍をされているブロガーさんたちも、4号機の倒壊が日本の命運の鍵を担うと発信されています。
その中で、特に元国連社員の松村昭雄さんという方が日本政府に再三、4号機が倒壊し、その中のプールにある使用済み燃料が地面に落ちたりすると、甚大な被害になる、東北はもちろん、関東が終わる、、と助言なさっているようです。
松村氏の記事→ http://akiomatsumura.com/2011/09/the-fourth-reactor-and-the-destiny-of-japan.html
以下に松村さんの4号機に対する記事を転載いたします。
この記事は私がよく見るブロガーさんが重要な部分だけを抜粋されたものです。
**世界中の440の原子力発電所のうち、いずれか一つの原子力発電所で、たったひとつの失敗が起きても、長い間、人体や環境にとてつもない影響を引き起こす深刻な損害を引き起こすのです。
自然の力の前には、人間の技術が、いかに無力であるかを思い起こさなければなりませかん。
特に、原子力事故が起こった後では、政府と原子力産業の透明性は重大なことです。
大衆の緊張感を和らげるために、政府は常に最悪のシナリオを用意すべきなのです。
大衆は、そうしたことに、しっかり準備を整え、実際的に反応し、危険な状態に順応していくものです。
不幸なことに、日本は、これをやっていません。
過去数週間、私は、この緊急の問題について、日本政府および党首脳陣と絶えず話しをしてきています。
驚いたことに、彼らのうちの殆どが、この危機的状況に、まだ気がついていないのです。
私は、多くの卓越した科学者たちと共に、4号機原子炉が不安定な状態にあることを強く訴えてきました。
プールの中には、1535本もの核燃料棒が収められており、格納容器の外の二階でバランスが保たれています。
もし、この燃料棒が地上に零れ落ちるようなことが起これば、再び災害が起こり、東京と横浜は閉鎖され、広大な避難地域となってしまうでしょう。
私がお話をしてきた科学者のすべての人たちは、もし(4号機建屋なり、使用済み燃料プールなり)構造物が崩壊するようなことになれば、科学が到達し得た、さらに向こう側に行くだろう、と言っています。
つまり、「さらに向こう側」とは、人類が見たことのない世界のことです。
そのとき、日本の運命は変更され、この災害は、人間の健康、移住、地政学の見地から、近隣諸国や、その他の国々を実際に危険に晒すことになるでしょう。
日本の政府は、ただちに安全性について独立した評価を行うチームをつくり、使用済み燃料プールと、それを保持している構造物の確実な安全性確保と、補強に乗り出す決意を示すべきです。
このことは、最高の重要事項です。
(使用済み燃料プールの)構造上の安全性は、日本の将来の明暗を分けるでしょう。
3月11日以前、私は、日本やその他の国の運命が、こんなに急激に、それも根本から変えられてしまうとは想像だにしませんでした。
原子力発電所は、人間に多くの新しい挑戦をつきつけ、今までに直面したことのない結果をもたらすのです。
私たちは、将来の世代に、ネガティブな結果を残すかもしれないということを、実際的に、倫理や道徳という目を通して再考する必要があるのです。
著名な英国の核物理学者、ブライアン・フラワーズ卿は、「もし、核プラントが、第二次世界大戦前に建設され、ヨーロッパで発展していったとしたら、そうした核施設に向けられた、つまらない争いや日常的なサボタージュのために、今日、ヨーロッパの大部分が人の住めない土地になっていただろう」と指摘しています。
つまり、核プラントに供給されるべき電力が不足することによって、同じ結末を迎えることになるのです。***
もし、今度大きな地震があれば、4号機は倒壊した、、と思って自分で身を守らなければいけないと思います。
政府も東電も、御用学者もマスコミも、また日本国民には事実を教えてくれないかも知れないです。
原発のことはなかったことにしよう、、としている日本政府、自分のお金だけを考えている学者や東電、
4号機が倒壊し、燃料がばら撒かれた、、なんて、絶対言わないのではないでしょうか?
秘密がばれたら賠償金が高くつきますものね。。。。。
4号機のことには注意を払ったほうがいいと思います。