(葬式アーティスト)フュネラルアーティスト

森本由美:欧米で葬儀装飾習得のフュネラル(葬式)アーティスト第一人者。アート葬式はサンケイ大阪賞受賞・商標登録済。

ロンドンのウサギちゃんの装飾

2006-01-13 | アート
イギリスの子供用のウサギちゃんが付いた可愛い墓標である。

向かって右側に付いている穴に水を入れ、お子さんの好きだった可愛いピンクの薔薇や、オレンジの花や、真っ赤な可愛い花等を飾る様になっている。

お子さんのその早過ぎる『死』を悼み、せめて可愛いウサギちゃんや、クマちゃんの付いた墓石を立てて、メモリアル・ガーデンの土に返してあげる。

イギリスのフュネラルアート(葬儀・葬式の装飾)には、この様な可愛い墓石が沢山あり、御花畑のようなメモリアル・ガーデンには、この様な墓標の代わりに遺灰を土に返したその地に薔薇の苗を植えたりする事が多く、とてもカラフルで美しい墓地である。

日本の墓地と言うと、怖い感じの物が一般的であるが(この頃は西洋風の墓地も登場して来ているが)若い遺族でも行き安いような美しいガーデン風の墓地がもっとあれば、お墓参りに可愛い花束を持って赴きやすいのではないだろうか?

日本とイギリス墓地の大きな違いは、日本は先祖代々と供に葬られ、イギリスは個人で別々に葬られる事である。

だが、日本でも昨今は個人のお墓に入る事をご希望される方が多くなってきている。
そして、日本とイギリスの葬儀は殆どが『クレメーション』(火葬)である(イギリスは約70%)と言う点では日本とイギリスは本当に似ているのである。

毎回言及しているが、(初めて私のブログをご覧になる方の為に毎回言及している)イギリスも日本も島国で土地が少なく、費用が高いのである。

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