(葬式アーティスト)フュネラルアーティスト

森本由美:欧米で葬儀装飾習得のフュネラル(葬式)アーティスト第一人者。アート葬式はサンケイ大阪賞受賞・商標登録済。

シェイクスピア時代の衣装が見物

2005-08-16 | アート
恋に落ちたシェイクスピア コレクターズ・エディション

ソニー・ピクチャーズエンタテインメント

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前回でご紹介したシェイクスピアのグローブ座の事や、中世の時代、シェイクスピア時代の事を紹介した映画です。グウイネス・パルトロウがとても美しい。

中世時代の衣装も豪華。中世時代のフュネラル(葬儀・葬式)ってどんなのであったのだろう、、と職業柄、想像してしまいます。中世時代の貴族達はきっと、豪華なフュネラルアートしていたのでしょう、、、。
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シェイクスピアの金箔の劇場

2005-08-16 | アート
ロンドンにある、シェイクスピア・グローブ座のシアターである。
シェイクスピアが生きていた時代その物に再現された、舞台である。中世時代の劇場は天井が無く、吹き抜けで雨が降ってもそのまま劇が続けられていた。

俳優でもあるシエイクスピアがこの舞台を使い、様々な芝居を生み出したのである。シェイクスピアの弟のエドマンドが27歳の若さでロンドンで死に、大晦日の午前中に大金を払って埋葬されたと言う。

午前中であれば、彼の仲間である俳優達がフュネラル(葬儀・葬式)に列席できるからである。と言うのも、俳優達は大晦日の午後からこのグローブ座で年末の芝居をしなくてはならないからであったと言われる。

こう言った大衆達が集まる劇場はこの時代、しばし、流行るペストの病気との戦いでもあり、群集が集まる所には必ずと言って良いほどこの時代には、はやり病が流行した。
その中世時代の劇場をそのままの創りで再現するロンドナーの感性には、脱帽する。この劇場も金箔を施したそれは、美しい創りである。中世時代のフュネラルがどう言ったものであったかは、はっきりしないが、きっとその頃から『故人の個性』を重んじたのであろう。
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西洋の1800年代のウエディング写真

2005-08-15 | アート
1800年代の西洋のウエディングの風景である。

女性達がまだ中世時代のような羽根飾りの付いた帽子を被っている。この頃の花嫁が持つブーケや、フラワーガールの持つブーケも花の種類は今では変化して来ているが、フュネラル(葬儀・葬式)に贈る花のブーケ達(イギリスでは葬儀にも花束を故人に贈る)と、色や、ブーケの形などもあまり変わらない。

イギリスではウェディングもフュネラルも贈る花はどちらも区別が無く、華やかで、
お葬式だから、、とか結婚式だから、、、と特別花の種類や、色に規制が無い。強いて言えば、『故人』あるいは、『花嫁』が好きな花を使う、、と言う事だろうか、、。

花の種類は流行によって変動しているが(例えばオセアニア地区からの輸入花が近年多くなったりしているが)ウェディングのフラワーガールにも、フュネラルアート(葬儀・葬式の装飾)にもイギリス人の大好きな真っ赤な薔薇を使ったり、ピンクの薔薇を使ったりしている。
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Angels (天使達)

2005-08-14 | アート
エンジェルス
ロビー・ウィリアムス
東芝EMI

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イギリスでフュネラル(葬儀・お葬式)にバックミュージックとして、流したい曲のランキングの第1位になった、ロビー・ウイリアムスの『Angels』と言う曲です。

以前にもご紹介しましたが、ロンドンではお葬式の曲は遺族や、故人の友人達が自由に選択できます。故人が好きだった曲が1番良いですが、この『エンジェルス』はイギリス人にとても人気のフュネラル(お葬式)に流したい曲です。

オーソドックスな宗教音楽ではなく、こう言った一般の人々に人気のある曲がフュネラルに、バックミュージックとして選ばれています。
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装飾美術館のピンクの衣装

2005-08-13 | アート
ロンドンにあるヴィクトリア・アルバート美術館が所有する中世時代の女性の衣装である。この時代の服はとても細かな細工の刺繍や、ビーズを施した飾りが多くそれは美しい。

この時代の女性にもやはりピンクは人気があるらしく、何枚かのピンクの衣装が現存している。
ロンドンでフュネラルアート(葬儀・葬式の装飾)の研究の為、長期滞在する時は必ず赴くこのヴィクトリア・アルバート装飾美術館には、『装飾』のすべてが結集している。

ここに来れば、フュネラルアートの感性を刺激する事が山程あるし、私は1日中でも美術館のジュエリー装飾や、食器装飾、衣装の装飾、彫刻、布の装飾、そして、ファッションまでありとあらゆる『装飾』と言うカテゴリーを楽しむ事が出来る。

フュネラルアートと言う『故人』をその生前の個性をもっとも重視しながら、美しく『人生のフィナーレ』を装飾するアートを考案していると、やはり、生前によく故人が身に付けていた衣服が参考になる。その故人がどんな種類で、どんな色の衣服が好きだったかと言う事から亡くなったご本人から聞けない趣味や、嗜好が推測しやすいからである。

ピンクは中世時代のご婦人も好きな色であった。ピンクのお葬式があっても当然であるし、今まで無かった事が不思議である。
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モダンアートな装飾

2005-08-12 | アート
モダンアートは私がフュネラルアート(葬儀・葬式の装飾)によく登場させるアイテムである。

このモダンアート絵画はロンドンのギャラリーでも評価された絵画の内の1つで、幾度となく出番の多い、私の作品の幻想的な雰囲気を出すには欠かせないアイテムである。

ロンドンのフュネラルでは色華やかな花々や、神々しい品のある飾りやその空間全体の演出(例えば、ライヴの音楽演奏など)などがその故人らしく、個性を出せるのであれば、色や、形や、演出方法に規制が殆ど無く、『人生のフィナーレ』を幻想的な世界への旅立ちと考え、芸術的に送り出してあげるのも良い。

その演出が『故人』らしいのであれば、、、。
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イギリスの美しい装飾文字

2005-08-11 | アート
イギリスの墓標に刻まれる文字の種類である。

この様に文字は遺族や、故人が(故人の場合、生前に選ぶ)好きな物を選べるのだ。

上から、普通のアルファベット字、オールドイングリッシュ字、スクリプト文字、ローマン文字、そして、ブロック体。

文字の色は墓石に文字を彫っただけの無色の物、ブロンズ色、銀色、白、そして金色などが有る。特に、オールド・イングリッシュ文字や、スクリプト文字を金や、銀色で彫刻するととても雰囲気が出で、美しい装飾になる。

この様にロンドンのフュネラルアート(葬儀・葬式の装飾)は墓石の文字選びまで、美しい。文字の種類で故人らしさを表現・演出する事も出来る。
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イギリスのアンティークジュエリー

2005-08-10 | アート
ロンドンの街はアンティークの市がいたる所で開かれる事で有名であるが、その中でヴィンテージのジュエリー(アクセサリー)達が所狭しと並べられてあるブースが一際多く、シルバーやら、宝石の入った物、ペンダント、ブローチ、指輪など、色々な種類のアンティーク・アクセサリーが手に入る。

その中にはロケットと呼ばれる、蓋が付いたペンダントがあり、良く大切な人の写真などをいれたりするが、イギリスでは時には、故人の遺髪などを入れて故人の形見として、保管する人もいる。

ロンドンのフュネラル(葬儀・葬式)では、こうして、アクセサリーに故人の思い出と供に、遺髪を入れたりする物が多く見られる。

例えば、私がロンドンのアンティーク市で見つけた指輪の石の部分がロケットと同じように蓋が付いていて、遺髪や、写真を入れれるアクセサリーや、これと同じく、蓋が付いたブローチなどもある。

イギリスのフュネラルアート(葬儀・葬式の装飾)は故人が亡くなってからも美しくその『思い出』を残すのである。
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ロンドンの薔薇の彫刻

2005-08-09 | アート
ロンドンの墓標である。

イギリス人の大好きな薔薇の彫刻が施されてある。日本の墓標に比べて、可愛いデザインが多いし、真っ赤な花や、ピンクの花が墓標に飾られてある。

イギリスのフュネラルアート(葬儀・葬式の装飾)は墓石まで、美しく飾られる。
特に、この様な花々の彫刻が多く見られ、暗い感じは受けない。

以前にもご紹介しているが、70%火葬のイギリスでは、このような可愛いデザインの墓標を、故人の遺灰を埋めた土地の上に立てたり、薔薇の苗を植えたり、、と遺族や、故人の遺志によって、選ぶ事が出来る。
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ローマン・バス(スパ)

2005-08-08 | アート
イギリスのバース地方に温泉の発端の地とされている場所がある。

古代時代にケルト人と融合したローマ人が築いたのが温泉地バースである。
今でも摂氏46度の湯が流れ込んでおり、この温泉の涌き出る場所その物を博物館にしている。この浴場後はヨーロッパでも有数の古代遺跡である。

そこには、浴場と供にローマ式の神殿のような柱を施した温泉プールや、パンプ・ルームと呼ばれる社交の場所などが設けられている。そのパンプルームでは現在、カフェや、レストランになっており、生演奏が聞けるお洒落な空間になっており、観光客などが、ローマ式のバス(スパ)を楽しみながら、食事も楽しめるようになっている。

ロンドンでフュネラルアート(葬儀・葬式の装飾)を研究しながら、週末には良くこのバース地方でのんびりと過ごしたものだ。

所で、湯灌(ユカン)と言う故人をお風呂に入れさせてあげるサービスがあるのをご存知だろうか?お風呂好きだった故人ならば、最後にやはりお湯でさっぱりとさせてあげたいと思う遺族もいるだろう。このサービスは日本で通常的に行われている。
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中世時代の女性の黒いドレス

2005-08-07 | アート
中世時代の女性の黒いドレス姿の肖像画である。

これは、ロンドンにある、ウオレスコレクションと言う、かつての富豪貴族の持ち家だった館を今、美術館として一般に公開している館の所有する肖像画の女性像である。

この肖像画は喪服を着ている女性の物かどうかは、はっきりとはわからないが、きっとこんな感じのドレスに近かったと思われる。

このウオレスコレクションと言う美術館はこじんまりとしているが、中の調度品や、肖像画はとても豪華な物ばかりで、例えば、天井から壁からすべてゴールドで覆われた部屋などがあり、私がロンドンにフュネラルアート(葬儀・葬式の装飾)の研究で長期滞在する時はいつもこの美術館を訪れる。

中庭には、噴水をたたえたカフェがあり、柔らかい日差しをガラス越しに浴びながら、ゆっくりとそして、ひっそりと誰に気がねする事無く優雅なひとときを満喫する事が出来る。そして、イギリスのアフタヌーンティーも頂ける。
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ピンクのアールデコ調

2005-08-06 | アート
『ERTE』は私が好きなアールデコのアイテムの1つだ。私がプロデユースするロンドンの金箔アールデコ木版絵画にも、このERTEの絵画達が何枚かあり、人気である。

ロンドナー達にも人気で、インテリアショップや、デパートに、絵画や、ポストカードなどに描かれ、売られている。

『ERTE』の独特な,絵画と言うよりイラストレーションのようなファッション画は、気軽に楽しめ、特に女性にはこのピンクや、パステルカラーに包まれた女性像は手近に楽しめるアールデコである。

私が考案する新しいフュネラルアート(葬儀・葬式の装飾)にもこの『ERTE』の色使いが深く影響を与えている物もあり、私の空間デザインしたアールデコ調の葬儀装飾の作品も今までに発表している。

『ERTE』自身も金、銀箔などの光色をよく絵画に使う人で、色々な作品に金、銀が使われている。
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ロンドンで見つけた汽車の形の墓標

2005-08-05 | アート
ロンドンの墓標には色々な形がある。これは子供用の墓標で、汽車の形である。

以前ご紹介したのは、クマさんの形の墓標であったが、きっと汽車が好きだった男のお子さんの為の物であろう。70%火葬であるイギリスでは遺灰を墓地に埋め、その上にこの様な墓標を立てるか、あるいは今までにも言って来たが、薔薇などの花の苗を遺灰の上に植える。


汽車の前に見えるアルミ製の穴の空いた部分に御花を入れて、飾るのである。

最初、私はこの花を入れる穴がタバコの吸殻を入れる物にとても良く似ていると思ったものだ。

ロンドンのフュネラルアート(葬儀・葬式の装飾)には、こうした生活に密着した形の物が良く使われる。故人が好きだった物が一番多く使われる。
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思い出の本のミニチュア

2005-08-04 | アート
少し前にロンドンのクレメトリアム(火葬場兼墓地・メモリアムガーデン)のチャペルの中に、『思い出の本』と言うのが存在する、、とご紹介した。本に故人を偲ぶ詩を家紋のような花などの印と供に、永遠に記する物である。

この本はミニチュア版を作成する事が出来、遺族の家等に保管する事もできる。
チャペルから遠く離れた場所に住み頻繁にチャペルを訪れる事が出来ない遺族達や、、例えば外国などに住んでいる遺族や、故人の友人達の為にこの『思い出の本』のミニチュア版は作成され、故人の思い出と供に、皆に配られる。

また故人を偲んだ『思い出の本』の詩の部分だけをカードにして参列者などに、渡す事もあるらしい。美しい鳥や、薔薇の花や、エンブレムの家紋と供に、故人の人生を表したような『詩』を『思い出』として、故人にゆかりのあった人達に配るのである。

ロンドンのフュネラルアート(葬儀・葬式の装飾)はこんな細かい事まで、美しく演出するのである。

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ピンクの花飾り

2005-08-03 | アート
西洋では、フュネラル(葬儀・葬式)には、ひつぎの上に卓さんの花を飾るのが一般的である。日本はひつぎの廻りの背景に祭壇と言う『壇』を作り、そこに花を飾る事がほとんどであるが、、、。

この写真の様に、ロンドンでは、ひつぎからあふれんばかりに濃いピンクの薔薇や、薄いピンク、そして、真紅の花などを飾る。

ほとんどは故人が好きだった花を、好きだった色で、思いっきり飾ってあげるのがロンドン流である。花の種類や、色、アレンジの形にも規制が無い。

私が考案するフュネラルアート(葬儀・葬式の装飾)の作品にもピンクの花達は出番が多い。
ピンクは女性には年齢に関係無くとても人気の色であるし、またピンクと言っても淡いピンク、濃いピンク、大人っぽいピンク、子供っぽいピンク、、、と果てしなくアレンジは広がる。

葬儀装飾で、故人の個性を表現する時、色や花などの規制は要らないはずである。
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