kisetsunokazeni

ときには空を見上げて深呼吸。無駄と思える時間も必要な時がある。

むしろ運がよかった

2021-08-06 19:13:43 | 

一昨日がおにいちゃん犬の命日だったせいか

最近うちのおふたりのことをよく思い出す

そして

いろいろありながらもなんとかおふたりと十数年暮らせたのは

一番にはおふたりの生命力だと思うけど  そして二番はいい治療をしてくれたお医者さんたちのおかげだと思う・・・

おにいちゃん犬がうちに来て間もなくパルボウイルスにかかっていることが判明し

一時生命の危機に瀕したことが

わたしの中ではすごく大きかったと思う

というのは

おにいちゃん犬は臭くて汚い、管理が全くなってないペットショップにいて

ほかのわんこ達はどう見ても何かしらの病気を持ってる感じで

そんなところからこの子を救いたいと思って連れてきたんだけど  これはほかの方にはお勧めしませんし、むしろそんなことをしてはいけません

うちに来た翌日に高熱・嘔吐・下痢で緊急入院となり

一時は命すら危うかった

わたしは偉そうにおにいちゃん犬を救うくらいの気持ちでいたくせに

具合が悪くなるともうおろおろするばかりで

毎日お見舞いに行っては泣き

もうお世話なんてできないくらいの気持ちだったけど

かかりつけ医から状態や今後のことを聞いたり

おにいちゃん犬がクベースの中で必死で命の灯をともし

まだ会ってから数日しかたってないのに

わたしを見て必死で鳴いてきたりするのを見て

わんこと暮らすことがどういうことかよくわかったし

この先の覚悟ができた

だから

おにいちゃん犬が退院して元気になってからも

わんこのことに関してはすごく慎重になった  まあうっかりはいっぱいありましたけどね・・・

それでいつもと違う様子を発見できたこともあったし

その時々の状態が正常か異常かよく考えるようになり

かかりつけ医にもよく相談するようになった

だからね

おにいちゃん犬がその時具合悪くなったことは

わたしにとってはむしろ運がよかった気がする

もちろん生後2か月で1000gにも満たない命がそんな危険な状況になっていいわけはないし

本人の生命力とかかりつけ医の治療のおかげでよくなったわけで

わたしは何も貢献してないんだから

そんなこと言える立場じゃないんだけど・・・

でも

それがあったから当たり前の元気な状態にも感謝できたし

わんこのお世話をさせてもらえることもありがたいと思えた

だから

その病気も含めて

うちのおふたりには感謝しかない

もちろんおとうと犬も目のこととかいろいろあったしね

ってことで

人だけじゃなくペットと暮らしてたら

いいことばかりじゃなくつらいことも大変なこともいっぱいあるけれど

振り返ると

どれも感謝したくなるし

大変なことこそ「運がよかった」って気がする

最近はそんなこと

思っています

 

遊びに来てくださって、ありがとうございました

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

マイノリティー?

2021-04-17 15:33:56 | 

昨日テレビ番組で

犬の嫌いな言葉ランキングの話をしてて

ちょっと興味があって見てたら

1位:お風呂

2位:病院・先生・お医者さん

3位:お散歩/ハウス・ケージ

とのことだったけど

あれっ、うちのおふたり

どれも大好きだったんですけど~

ハウスやケージはほとんど使わなかったので

これはあったら嫌いだったかもしれないけど

お風呂はおにいちゃん犬はもともとは嫌いだったけど

おとうと犬が皮膚の問題で週2回入るようになってからは

なんだか「俺も!」って感じになってたし

病院はおにいちゃん犬が幼いころ命を助けてもらったせいか

もう「病院」というだけで大興奮して車の中でも大騒ぎするくらい好きだったし

お散歩は言わずもがな

おにいちゃん犬は2時間でもお散歩できる子だったから

朝晩のお散歩はとにかく新しい道を探してずんずん行き

もうこっちがへとへと状態

で、おとうと犬はおにいちゃんラブだったので

おにいちゃん犬が好きなことは自分も一緒に楽しんでた

ってことで

上位3つは大好きだったおふたりは

わんこの世界ではマイノリティーなのかも

まあそれが個性だから、わたしはむしろいいと思ってるけど・・・

でも

そのランキングの中には

5位:歯磨き

7位:お留守番

8位:爪切り

9位:耳掃除/行ってくるね

というのもあり

確かにこれはおふたりとも大嫌いだった

おにいちゃん犬はとにかく一人ぼっちがだめで

お留守番のストレスで鬱になっちゃったし

歯磨きも爪切りも苦労したっけ・・・

そんなこんなで久しぶりにおふたりのあれこれをしみじみ思いだした

嫌いな言葉ランキング

こういった言葉でもおふたりのことまたたくさん思い出せて

楽しい時間になりました

 

遊びに来てくださって、ありがとうございました

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

今でも。

2021-01-30 16:07:34 | 

街中を歩いてたら

白いチワワがお散歩してたんだけど

その子は年齢のせいか後ろ足が悪いようで

ちょっとかばうような歩き方をしてた

その子の飼い主さんはその前を歩いてて

リードも適度にたるみがあって、その子に負担にならないくらいのスピードで歩いてたから

たぶん問題は何もない

でも

それを見てふと思い出すのは

わたしも似たような歩き方何度もしてたし

でも

今思えば何でわんこを前にして歩かなかったかな、って・・・

もちろんうちのおふたりだっていやいやながら歩いてたわけじゃないし

わたしもぐいぐい引っ張るようにはしてなかった

たぶんその頃はわたしの仕事が忙しくて

お散歩もできるだけ早く終わりたかったって事情もあった

でも

わんこを前にしてたらずっとおふたりの姿を見ていられたわけで

そういうひとつひとつが

今のわたしにはすごく大切だったんだなって・・・

こういうことはちょくちょくあって

わんこを見るごとにあれこれ思い出すことがあり

そして反省する

だから

おふたりはもういないけど

いまだにいっぱい教えてくれる

それが本当にありがたいし

それでまた勝手にじんときたりして

ついつい思い出に浸っちゃったりする

そう考えると

ペットってすごいですよね

一緒に暮らした時間を超えて

ずっとそばにいてくれて

教えてくれたり慰めてくれたり励ましてくれたり

人生を支えてくれたりする

だから

今さらながらにおふたりに出会えて本当に良かったなって

心から思います

ありがとう

 

遊びに来てくださって、ありがとうございました

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

マスクにご注意!

2020-12-05 16:05:04 | 

これはね

言われてみれば本当に危ないってわかるんだけど

外でマスク着けようとしてうっかり落としたり飛ばされたりしたこと

ないですか?

で、それはどうするかって言うと

多分相当高価なものでない限り

放置する人が大多数でしょう

すると

お散歩中のわんこがそれをおもちゃと思って噛んだりしてるうちに飲み込み

マスクは消化しないから

腸で詰まって命の危機になることがあるのです

わんこはマスクが何かはわからないし

素材がおもちゃに似てるから

つい口に入れちゃうわんこ、多いらしいですよ

だから

地面に落ちてもう使わないと思っても

ちゃんと回収して、おうちのごみ箱に捨ててくださいね

って、こんな風に書くと

まるで外だけが危険な感じになっちゃうけど

みなさんおうちではマスクどこに置いていますか?

実は家の中でもわんこはマスク食べちゃってます

特に飼い主さんのにおいがついたものなんて

ある意味わんこの好物ですから

それはもううれしいおもちゃになっちゃうわけ

例えばバッグの中に入れていても

それがわんこの届くところにあれば

もちろんバッグの中をガサゴソして

「いいものみっけ!」って感じで取り出して

噛みかみしてるうちに食べちゃって、やっぱり腸に詰まる

それで手術で取り出したわんこ、世界中でけっこういるらしいです

コロナはまだまだ収まりそうもないし

ここから先1年くらいはマスクのお世話になるかもしれない

だから

ペットと共に暮らしている皆さんは

マスクには重々お気を付け下さい

ちょっとうっかりが、かわいいペットの命を奪います

マスクはペットが絶対手の届かないところに保管してくださいね

 

遊びに来てくださって、ありがとうございました

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

また1匹・・・

2020-11-04 16:30:30 | 

おとうと犬が旅立ってから半年以上経つと

だんだんわんこのお散歩道を歩くこともなくなって

用事やお買い物に使う道しか使わなくなってた

今日それにふと気づいて

誰かに会えるとは思わなかったけど

久しぶりにお散歩道を辿ると

そこであった人やわんこたちのことが

昨日のことのように思い出される

すると

おとうと犬と同年代の黒ラブのお父さんがたまたま家から出てきたので

「お久しぶりです。〇〇ちゃんはお元気ですか?」と聞くと

「1週間前に旅立った」とおっしゃる

確かに1年前くらいから腰の具合が悪くなってて

立ち上がりや歩行が結構難しくなってたけど

その子は食べることが大好きで

おやつにつられて近所を必死でお散歩してた  自己主張のしっかりできるすてきな姐さんでした

だから

むしろここまで頑張れたのは奇跡に近いものだったのかも

もちろん最後の頃は全く歩けなくなっていて

わたしよりずいぶん年上のお父さん、お母さんは

介護も大変だったことだろう

享年16歳とのことで

黒ラブくらいの大型犬にとっては大往生と言えるし

親孝行な子だったんじゃないかって思う

けど

あの子も旅立ってしまったかと思うと

本当に寂しい気持ちになる

おとうと犬とはそれほど仲が良かったわけじゃないけど

ちゃんとご挨拶する間柄だったし

同年代だから、お互いがんばろうって励ましあう仲間で

そういう子たちが1匹、2匹といなくなるにつれ

寂しさが募る・・・

まあ、だから

虹の橋のたもとは今頃けっこうにぎやかになってるでしょうけど・・・

限りあるいのちのことだから仕方ないけど

深まる秋の日暮のように

何となく心も暮れていくわたしなのでした~

 

遊びに来てくださって、ありがとうございました

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする