ネットの記事で途方もないって思ったのが
今、世界で最も正確な次世代時計「光格子(ひかりこうし)時計」が
初めて実用化され販売されるっていう話
これは2001年に東大の香取秀俊教授が原理を考案し
1秒の長さを定義している現行のセシウム原子時計より
100倍以上精度が高いそうで
100億年で1秒しか誤差が起こらず
香取教授はノーベル賞の有力候補なんだそう
そんな光格子時計を島津製作所が共同開発し
サイズが幅114cm、高さ109cm、奥行き65cmで、重さが200kg!
これでもかなり小型化できたそうだけど
でかい、でかすぎる・・・
これは特殊なレーザー光で作った格子状の空間にストロンチウム原子を閉じ込め
原子の振動回数を測定して時間を刻むもので
うるう秒などの補正も必要ないんだとか
で、こんなすごい時計を何に使うかというと
わずかな標高差なども正確に測定でき
火山や地殻変動の観測など幅広く応用ができるとか・・・
時計は正確すぎるともう時計じゃなくなっていくんですね💦
まあこの理屈は一般相対性理論の
「重力を強く受ける場所ほど時間がゆっくり流れる」というのが基本になっていて
地球上では標高が低いほど重力は強くなり、標高が高いほど弱くなるため
標高の異なる2地点に精度の高い時計を置けば
時間の進み方の違いから標高差を測れる、ということなんだそう
ま、おばさんには何が何やらですが・・・💦
ともかく、ものすごい正確な時計が発売されたってことで
みなさん、欲しいですか~?
してそのお値段は
5億円!
まあそれくらいするでしょうね
もちろん1つ買えば一生もの!でしょうし
100億年先に誤差が本当に出るのかどうか
いったい何世代人類が続けば、それを確認できるんでしょうか
あ、もちろんメンテナンスは必要でしょうし
機械自体は100億年もずっと動くってことはないと思いますが・・・
100億年先、地球はどうなってるんでしょうね
あまりに遠い先の話に
なんだかちょっとめまいがしてきた
わたしなのでした~
遊びに来てくださって、ありがとうございました