kisetsunokazeni

ときには空を見上げて深呼吸。無駄と思える時間も必要な時がある。

若手の育成

2015-02-23 23:17:09 | 仕事
若手を育てることの目標は

自分で情報収集し、それを分析してプランを立て行動する

そういうことのできる自立した人を育てる

ということだと思います。

決して

自分と同じ人間を作るということではありません。

その指導者がどれほど素晴らしい人であっても・・・


仕事では

大概の場合、2人以上のチームで任務にあたります。

チームのいいところは

皆が違う視点に立って対象を観察し、情報を集め、

さまざまな方向から分析・検討することによって

よりよい計画・製品が出来上がることです。

つまり自分と同じものの見方・考え方の人がどんなにたくさん集まっても

自分の中にあるもの以上のものはできません。

よい物を作ろうと思ったら

できるだけ多くの見方・考え方を集めて

それを+-×÷して

一番いいところを目指していくのがいいのではないでしょうか?


だから人を育てるときは

その人のいいところを伸ばしながら

足りないところを修正するよう促していくのが

いいのではないかと思います。


若手の育成は・・・忍耐ですね。

自分がどこまで許容できるかだけではなく

自分がどこまであきらめないでできるか・・・

人はみんな違うから

同じように育てようと思っても

全くその通りになりません。

なぜこの言葉が理解できないのか

ながいこと悩まされたりします。

でもあきらめないで指導すると

あるときびっくりするような成長を見せてくれることがあります。

そのときの感動といったら、もう言葉にならないくらいうれしい・・・

若手の指導の醍醐味ですね。

指導されているほうも

うまくいかないときは苦しいのです。

苦しさを分かち合うことはその時はできないけど

相手を信じて一緒に歩んでいけば

いつかはきっと・・・・


わたしも1年目だったころは新人類といわれました。

先輩や上司は

理解しがたいピヨピヨさんたちに

どれほど苦労したことでしょうね。

相手の立場に立って

その大変さが

はじめてわかりました。

何とかひとり立ちできるようにしてくださって

感謝にたえません。


みんなこんな風にして

育てられ、そして育てていくのですね。

ながいながいリレーのように・・・
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする