kisetsunokazeni

ときには空を見上げて深呼吸。無駄と思える時間も必要な時がある。

車内閉じ込め

2016-07-19 12:57:18 | 
電気屋さんにお買い物に行った時のこと

駐車場に車を止めて外に出ると

隣の車の中に

1匹のわんこ

わたしを見ると

窓に前足をついて

ちょっとはぁはぁしてる

気温は午前中から30度を超えてる

窓はちょっと開いてたけど

わんこにとっては結構暑いだろう

見た感じうちのわんこと同じ犬種だけど

体格はかなり小さい

子供のようには見えなかったけど

体力はそれほどなさそうだ

わたしはもうそういうことはしないけど

飼い主さんも分かってやってるんだから

すぐ戻ってくるだろうと思って

わたしはそのまま店内へ

店員さんにいろいろ説明受けて

あれこれみて

30分くらいで出てくると

なんとまだ

隣の車がそこに

わんこを見てみると

もう立ち上がる元気はないらしく

助手席に伏せてはぁはぁしてる

空耳だろうが

そのわんこが”タスケテ・・・”といってる気がする

辺りを見回しても

飼い主らしい人影もない

なんだかうちのわんことダブって

そのままにしておけなかった

それで

店内に戻って

店員さんに状況を伝えたけど

なんとなく、”どうしよう”って雰囲気

なかなか動き出す様子もなく

仕方なく戻って

車のナンバーを確認して

店員さんに伝えた

後はもうお願いするしかなく

わたしは車に戻る

確かにお店側にしたら

気持ちよくお買い物してるお客さんに

わんこのところへ行ってくださいとは

言いにくいかもしれない

でも

閉じ込めで問題になるのは

人間の子供だけじゃない

このわんこにもしものことがあったら

飼い主さんだって

もうこのお店には来たくないだろう

いろいろ考えていたが

わたしにはもうすべがない

だからと言って立ち去ることもできず

自分の車に乗って

じっとわんこを見つめてた

ごめんね、助けられなくて・・・

すると

ひとりの女性がこっちへ向かってきた

もう目の前まで来て

間違いない、と思った時点で

わたしは車を発進させた

よかった

間に合って・・・


わたしも

以前わんこを車内に閉じ込めて

つらい思いをさせたことがある

特に熱中症にもならなかったけど

体の小さいわんこは

わたしたちよりずっと体力もなく

具合が悪くなりやすい

もしあと5分放置してたら

大変なことになったかもしれない


わんこは言葉で伝えられないから

その分こっちが気をつけないと

簡単に命を落としてしまう

最近は

大変な目にあってるのは保護犬ばかりのように感じるけど

家族の一員のわんこたちだって

命の危険はいつどこにでもある

改めて

わたしも気をつけよう

そう思わされた

できごとでした
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする