３分の１で割る

算数の問題。
３分の２÷３分の１は？

２/３÷１/３
＝２/３×３
＝２
答えは２である。

こんなのは、やり方がわかってりゃ
誰でもできるのだが、

そもそも、
この問題の状況がわからん。

３分の２は、イメージできる。

それを３分の１で割るって
のがイメージできない。

学校の先生どうやって説明してんだろ？

ただ、計算手法を覚えなさい！
かな～。

習っただろうけど忘れたなぁ～。

子供に教えてって言われたら
どう言おうかね。


実社会で、分数で割るってことあるのかな？

お父さん「お～い、息子ー！」
息子「なにー」
お父さん「そこに、たくさんあるミカンを
３分の２個あげるよ～」
息子「ありがとう」
お父さん「その代わり今度３分の１で割った分返して～」

？？？？
ん～ありえんな、例題も思いつかんわ・・・
【ヒゲ親父】

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親父と盆栽

オイラの親父のことである。

親父は、若い頃から盆栽が好きであった。


それはそれでかまわないのだが、
オイラが小学生の頃、同級生に
「○○の家におじいちゃんいるの？」
と聞かれて
はずかしい思いをしたことがある。

親父は、おそらく30代から
盆栽を育てはじめていた。

盆栽の何がいいのか、
この歳になった今でもオイラにはわからない。

あの小さな植物に何を感じるのか？

木の根のたくましさ、幹の伸びる自由さ、
ミニチュアではあるが
自然の美を感じないわけではない。

毎日朝夕の水やり、夕方になって植木バサミで剪定
土の入れ替えやら、
夏の日差しや雪に対しての防備対策など

子供ながらに、並大抵では無いと感じていた。

なぜそこまで情熱を注げるのか？

なぜ、若いときから盆栽なのか？



親父は若い頃から体が弱かった。

若い頃に大きな手術をした親父は
長生きはできないと考えていた。

それに伴って、転職もしたので、
オイラと妹２人、３人も子供がいて
悩みも相当大きかったに違いない。
（当時オイラは親父が苦労してるなんて
わからなかった。）

以前オイラが投稿した記事で
「剣道トホホ」というのがある。
＜オイラが剣道を習わされて、つらかったという内容＞
これは、親父が体の強い人間になってほしいという
切実な思いからのものである。

そんな親父は、
薄給の中でも何か生きがいを持てるものが
必要だったに違いない。

親父にとって盆栽とは、
日ごろの悩みから
一時でも開放してくれる
そんな存在であったに違いない。


今、親父は67歳になり、実家で夫婦ともに健在である。

仕事は、午前だけのパート勤務をし、
年金ももらえて、自由時間も多くあるから
今がほんとに平穏で幸せを感じてるのかもしれない。


実家の小さな庭で、苦労の結晶である盆栽を
今日も世話しただろう。

以前、親父はこう言ったことがある。
「ワシが死んだら、この盆栽は処分すればいいから」と

確かに世話は大変で正直自信はないけど、

実際、そうもいかんだろう・・・
【ヒゲ親父】

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