筑紫文化財研究所

筑紫における歴史的文化の探求と漫遊

太宰府天満宮の御神幸祭(お上り)

2011-09-23 23:25:01 | 日記

今日9月23日は菅公のお旅所である榎社で一夜を過ごした神輿が、
ふたたび天満宮に還御する「お上り」が執り行われました。



出立前は供奉の従者になった学生たちの家族が
想い想いに写真を撮る姿があちらこちらで見られました。


3時過ぎに神輿が社殿から引き出されて
頂部に鳳凰が取り付けられ準備は完了です。


3時半過ぎにいよいよ境内の南側にある鳥居口より出立です。
ここには大きなしめ縄が三重に渡されています。



太宰府天満宮の御神幸祭

2011-09-23 07:28:26 | 日記

9月22日は太宰府天満宮の秋大祭である御神幸の「お下り」の日。
消灯された神殿では夜陰のうちに厳かに御霊を遷す儀式が執り行われます。


宮司と権宮司のみが内陣の扉を開け中に・・・
この所作も几帳で覆われて見えないようになされます。
ここで一斉消灯されまったくの闇に。
「ギーィ」という扉がきしむ音が境内に低く響きます。
全員がこの間は平身低頭しています。
神主が「おぉーぉ」と低い声を発し邪を払います。


いよいよ神輿に御霊が遷されます。
依り代は御幣でしょうか?
解かれたお飾りを元の通りに整えます。


ヨチョウ(担ぎ手)が配置されます。


午後8時過ぎにおごそかに神輿が出立します。