アップル？アップルだ！

何年も前の古い話を今頃思い出した。そこそこ面白い話なので書いてみますね。


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息子が大学２年生の頃、弓道部の女性の先輩が「みんなでうちにおいで、ご馳走するから」

と、１年生２年生に声をかけてくださった。

「こんなに行ってもいいのだろうか？」と一瞬思ったが、遠慮なく２０人前後で行ったらしい。

その家は、貧乏人の子の長男にとって、初めて見る富裕層の豪邸だったらしいｗ

部屋には、生まれて初めて見る暖炉があり、２０人なんて余裕で座れる長いテーブルもあった。

その日は、庭で豪快に焼かれた高級な肉がドンドン運ばれ「ビーフになさいます？」「ポーク？」

と食べ盛りの運動部員が全員腹いっぱいになるくらいご馳走になった後、お母様が

「みなさん、アップルはいかが？」と仰ったらしい。

「いただきます」と言ったあと、隣のやはり非富裕層の友達と「アップルだって、りんごじゃろ！」

と肩をすぼめてヒソヒソ話をしたらしい。

そして運ばれてきたものを見て「あ、りんごじゃない。これはアップルじゃ」と納得したらしい。



こんな感じだって



あ、これはアップルじゃわ！

お皿に１人分づつ、りんごのコンポートに生クリームが添えられたデザート。



　←4月28日はファミリアの定期演奏会です。

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