みどりのおばさん

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家を早く出て、西条で散歩をするようにしているのですが、ある日、正式名称

は学童擁護員と云うらしい、所謂みどりのおばさんに叱られました。

 

黒の矢印が私で、矢印の方向に進んで、わき道を横切ろうとすると、そこにい

たみどりのおばさんに「危ないけえ、停まりんさい」と、強く言われました。

振り向くと、３ｍくらい後方に左折のウインカーを出した車がいました。まず

歩行者優先でしょ。また直進の方が左折よりも優先しますよね。そして後ろに

は目は付いていないので「なんで停まらにゃあいけんのんね」と文句を言おう

かと思ったが、それを呑みこんで、散歩しながら考えてみた。

高齢者のアクセルの踏み間違いとか、対向車に追突されて横断歩道の手前で待

っていた散歩中の園児の中に車が突っ込んだりと、ルールを守っていても被害

に合うことが多いので、ルール―じゃなく、車を先に通してしまった方が安全

と考えての「停まりんさい」のような気もしてきた。それとも、交通ルールを

知らないだけの、おばさんなのだろうか？

 

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