⑦パパの「頭の中は575」

元は「子育て日記」だったが、子供達も全員大人になっており、最近「俳句」の記事が増えたのでタイトルを変更しました。

上には上、天才の話

2013-04-14 10:10:56 | 教育・教養(知ったげな話)
「天才」と呼ばれた人が、本物の「天才」にであったとき。
ちょっと気になるタイトルですよね。

広島ブログ
広島ブログランキングに参加しています。あなたのポッチンで私は幸せになれます。

週刊現代の4月20日号にあった記事です。悪代官が威張り腐っているところに、もっと
位の上の水戸黄門が現れたようなもんかな?ととても興味をそそられて読んでみました。

面白かった~悪代官は出てきません。みんな素敵な人達でした。中で最もすごい天才だと
私が思ったのは、センディル・ムッラナタンさんと、児玉大樹東大准教授ですかね。

まず、センディム・ムッラナタンさんに出会って度肝を抜かれた天才は、小幡積慶応大学
准教授。この小幡先生45歳、学芸大付属から東大経済学部へ進み、同学部を主席で卒業
大蔵省に進み、その後99年に退官し、経済学博士号を取得すべくハーバード大学大学院
に入学された方なのです。

まあ、これくらいの学歴の人はまあそこそこいますよね。何故小幡先生が天才と呼ばれた
かと言うと「試験のための勉強をしたことがない」し「勉強で誰かと競った覚えも無い」
と、ライバルに出会わないまま大蔵省まで進んだんですってw

そんな小幡先生がハーバード大大学院でも「学者を目指すコースだからレベルが高かった」
そうなのですが、ある日、ゲーム理論に関する課題が出され、クラスメイト3人で取り組ん
だが、まる2日かけても全く解けない。小幡先生は自分が全力で取り組んでまったく解らな
いということ事態が初めての経験だったんですって。

そこに学内で天才と噂の年下のインド人がふらりとやってきたので、試しに相談してみると
悩むそぶりなく数秒で解いてしまい、おまけに解りやすく解説もしてくれたそうなんです。
で、小幡先生、アメリカで一流の学者になることは不可能だと悟ったそうです。このムッラ
イナタンさんは、ハーバード卒業後マサチューセッツ工科大で教授になり、今はハーバード
大教授でノーベル賞も噂される若き学者さんらしい。
まさに上には上、ですよね。

もう1人の児玉大樹先生に出合って敗北を味わった天才は、現在カルロスゴーンの母校でも
あるフランスのエコール・ポリテクニーク大(フランスの理系大学のTPOらしい)で38
歳で助教授をしている郡山幸雄先生。

郡山先生は、あの灘高で数学に関しては「次元が違っていた」ようです。その天才郡山くん
が初めて敗北を認めたのは、16歳(高1)の時に数学オリンピックの代表を選ぶ合宿で出
会った筑波大付属駒場の同じ高1の児玉大樹君ですって。
当たり前に進学した東大数学科で再会した児玉君は、成績がオール優でそれは普通に勉強す
るだけでは不可能な領域で、2度目の敗北を味わったそうです。

その児玉大樹君は小学校1年生で担任より算数が出来たそうでw「算数数学は与えられるも
のではなく内側から湧き出すもの」らしいです。良くわからない?例えばこう云うことなん
です。普通の人にとって二次方程式の解の公式や積分の式は教科書に書いてあることで、学
校など他人から習うこと」ですよね。児玉大樹君にとっては「小中学生の頃に自分で考えて
発見したものであり、教科書にも自分の考えと同じことが書いてあるな」と言う認識だって。
そりゃ灘のTOPも敵わないはずです。

因みに児玉大樹君、インフルエンザと花粉症のダブルパンチで東大受験日を迎えたが「徹夜
明けで東大模試を受けたりして、絶不調でも合格できるシュミレーションはできていたので
不安はなかった」そうです。

ふ~んって感じですよね。持ってるものが違い過ぎるw まさに上には上のお話でした。



広島ブログ

you tobe ⇒ ぐるぐるマリンバ

 ←4月28日はファミリアの定期演奏会です。

コメント (4)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 緊急地震速報 | トップ | 次の記事へ »

4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (元安川)
2013-04-14 17:35:20
私の友人の息子さんで、
数学の得点だけで東大に入ったような子が、
親に数学の家庭教師でもやれといわれて、
「そんなことでない。
俺はひらめきで、問題を解いているので、
公式を全く知らないので、人に教えることは出来ない」といっていたそうです。
どうなっているんでしょうね。
返信する
元安川さん (⑦パパ)
2013-04-15 09:50:00
たぶん、たぶんですよ、宇宙人なんではないかと思います。
返信する
Unknown (nancy)
2013-04-15 20:53:41
100人に一人の天才、
1000人に一人の天才、
10000人に一人の天才、
それぞれ上には上があるらしいです。
そして世界は解けない謎でいっぱい。

私は凡人でよかったと思います。
返信する
nancyさん (⑦パパ)
2013-04-16 13:42:00
いえいえ、nancyさんは天才ですよ。
なんでもできるもん。

パパは天災><; 周りに迷惑ばっかかけてますから
返信する

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

教育・教養(知ったげな話)」カテゴリの最新記事