⑦パパ編、思い出に残るカープ名選手vol.１２「紀藤真琴」

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２回目の背番号１１の登場ですが、比較的新しい選手なので皆さん覚えて
いますよね？紀藤真琴投手。そう云えば前回書いた背番号11の良い人池谷も
そうですが、今回の紀藤も高校時代控えです。エースは阪急1位指名の野中で
したが、プロでは逆転して高校時代のエースより活躍しました。

入った球団が悪かったと云うか、紀藤選手２軍では抜群の成績を上げながら
なかなか１軍に呼ばれません。連続完投しても完封してもなかなか呼んでも
らえない。監督に嫌われていたわけじゃないんです、なんしか当時の広島は
投手王国と云われてた時期なんです。入団１年目の94年は山根、北別府、大
野、小林誠が10勝以上で他の投手も川口、新見、津田、古沢、川端でセリー
グ優勝ですよ。それからも2位、1位と凄く強い時代時代で出る幕が無かった。

やっと4年目からぼつぼつ試合に出始めましたが、それでも北別府、大野、川
口、長富、佐々岡とキラ星のごとく並んだスター軍団でしたから。それでも
腐らず、11年目、三村監督の1年目に16勝し勝率1位のタイトルも獲得しエー
スになりました。



11年目29歳で初めての2桁勝利だったのですが、私は知っています。その奮起の
真相をｗそれはですね、1993年7月某総合病院で長女ナナちゃんが生まれてい
るのです。

なぜ知っているか？同じ病院でほぼ同じ頃、うちの奈々も産まれたのです。部
屋は違ってたしお会いしたことはないのですが、1ヶ月検診の時（当時から親馬
鹿なパパは同行）順番に点呼を取られるのですが、9割がナナちゃんｗ

「○○菜々美ちゃん」「○○奈々ちゃん」「○○奈々子ちゃん」と呼ばれる殆ど
が奈々ちゃんで、その中に「紀藤ななちゃん」もいたんです。それから私は、
紀藤選手の大ファンになりました。

94年から3年連続で2桁勝ったのですが、以後ぱっとせず中日そして最後は
楽天に移っちゃいました。しかし、あの3年間は素晴らしかった！