Youth worker Support【未来を創る若者たちへ】

「はたらいて幸せになろう!」仕事は自分を成長させ、人を幸せにします。そんな仕事を楽しむための情報をお届けします。

公務員を目指す方へ

2016-07-11 | 仕事

商品リンク

毎年この時期になると、公務員の選考を控えた学生が沢山訪れます。

筆記試験を見事にパスして、大変だった試験勉強から解放されたと思ったら、次はグループディスカッションやら個人面接やらが続き、公務員になるのも骨が折れます。(民間も同じでしょうけど)

今回は、公務員を目指している方に向けた、面接時のアドバイスと、個人的なメッセージを書きます。

まずはアドバイスですが、公務員面接の最大の特徴は「面接カード(シート)」を使うという点です。

つまり、この面接カードに何を書いて提出するかが、第一の壁であり、作戦の第一歩となります。

一般的に、履歴書やエントリーシートと異なり、面接カードそのものは選考対象になりません。但し、あまりにも乱暴な表現や読めないくらいの汚い文字は問題外なので、やはり丁寧さは必須です。

では内容はと言うと、あくまでも面接に使うためのアイテムなので、自分がして欲しい質問を導くように書くのが得策という訳です。

言い換えると、つっこまれても答えに苦労しないこと、普段から考えていること、いつもしていること、楽しいと思えること、よく話しているネタ、本当に頑張ったこと、本当に悲しかったこと、心の底から笑った思い出、友人とのたわいもない会話、本当に感動して涙がで出たような出来事、よく人から言われること、よく人に言うこと、つい熱くなるもの、集めて来たもの、よく見るテレビ番組、最近出かけた場所、今はまっていること、これからしようとすること、漠然とした夢、自慢できる実績、褒められてうれしいと思った出来事・・・・

実は他にも沢山あるのですが、これくらいにしておきます。

ここに挙げた例は抽象的かもしれませんが、何が言いたいのかというと、普段の自分を飾らず素直に話すことが一番の対策だという事です。

公務員面接では、どうしても優等生をイメージしているのか、固いイメージの人が多いので、面接官には皆同じように映ります。

どんな質問をしても、どこかで誰かが言っていたようなセリフが繰り返されるので、面接官も大変です。

ひとつ分かっておいて欲しいのは、素晴らしい話を期待している面接官などいません。

敢えて言うなら、面接官は一緒に働きたいと思える人を探しています。

特に、一般職の公務員は、人との関わりもそうですが、多種多様な仕事をして行くので、順応性や対人能力を人一倍求められます。

数年単位で違う部門に配属になるのが一般的なので、何か一つの事を極めるというよりも、脈々と受け継がれて来た仕事を粛々とこなす能力を重視します。(専門職は少し異なるようですが、やはり移動はあります)

そういった能力を見極めるために行うのが面接選考なので、なるべく普段通りの自分を見せる方が、入職したことを考えると得策という訳です。

また、面接カードには、話したいエピソードに必要な説明は書いておきましょう。

面接という貴重な時間を有効に使うには、余計な質問、余計な説明をする時間をなるべく省くことが大切です。

例えばこんな感じです。

「私は大学1年から同じ飲食店でアルバイトを続けているため継続力もあり、お客様の立場に立った考え方や気配りなどは自身があります。店長や先輩方の指導のもと、与えられた仕事だけでなく、自ら進んで仕事を覚えるよう心掛けて来ました。今ではアルバイトリーダーも任されるようになり、成長できたと思っています。」

貴方がこれを面接カードに書いていた場合、面接官はこの問いに対していくつか質問しなければ、貴方がどんな人なのかが分かりません。

継続力もあり、相手の立場になれて、気配りも出来て主体性もある。と言いたいのでしょうが、そんなことは当たり前にしてもらわないといけないことなので、できるかどうかは選考基準になりません。

こういう「あれも出来る、これも出来る」パターンでは、実は伝わり難いので、どんな店でアルバイトしたのか?そこでどんな仕事を担当したのか?その仕事は楽しくできていたのか?その経験で何を得たのか?どのように活かせるのか?・・・と、結局色々質問することになり、数分のやり取りになります。

それでも、その質疑応答で自分らしく生き生きと話せて、面接官に貴方のアルバイトぶりが想像させられるならOKです。しかし、余程の話し上手でなければ、そうは行きません。

では少しニュアンスを変えて書くとどうなるでしょうか。

「私は、大学1年から近所の居酒屋でホール担当のアルバイトを継続して来ました。当初は大きな声を出すのが恥ずかしいと思っていましたが、店長にお客さんの気持ちになってみろ!と活を入れられて変わりました。今ではそれを後輩に言う立場になっていますが、初心を忘れず楽しく働いています。」

これならどうでしょうか?あれも出来る、これも出来るといった内容ではありませんが、貴方の仕事に対する姿勢は伝わりやすくなっていると思います。

この内容なら、質問の仕方も変わってきます。例えば「楽しそうな仕事をされていたんですね?」「どんなところが楽しと思えたのですか?」といった感じでしょうか。

つまり、面接官は貴方の「人となり」を知りたいのです。

この人は、どんな働き方をするのか、どんなふうに組織に溶け込むのか、どんな気質を持っているのかなどが知りたいのです。

もちろん、できる事をアピールすることは大切です。しかし、その場合はどこでその能力を発揮したいと思っているのかまで伝えた方が、イメージしやすくなります。

少し長くなりましたが、もうすぐ面接本番を控えている方は、どうか飾らず素直に自分を表現してみて下さい。

そして面接カードを上手く使って面接官に自分を知ってもらいましょう。

市民の為に汗をかくことを惜しまない、立派な公務員になって下さい。

商品リンク