座間洋らんセンター専務の小部屋

座間洋らんセンターの専務が洋らんやお花たちに囲まれて巻き起こる出来事を徒然なるままに書き綴ります。

蕾をとる

2019-03-31 18:59:34 | 日記


蘭の蕾を咲く前に摘花しました。

本来、咲かせたくないので抑制していたのですが、失敗しました。(笑)

未知の花の抑制は、難しいです。

花をとったので、次のシーズンに向けて、生長期の再スタートです!!


再スタートといえば、ついに3月31日今年度の最終日ですね。

明日から新年度のスタートです!


専務にはその年の最期の日が沢山あります。


12月31日の大晦日。

2月中旬の世界らん展の撤収日。

3月31日の年度末。

5月二週目の母の日終わり。

会計上の最終日、7月31日。


よく専務は、実年齢より老けて見られる事が多いですが、人よりも5倍の1年の終わりがある事が理由だと思います。


摘花は咲かせる必要ない花のパワーを貯めて、より美しい花を咲かせる技術!

今年度の専務は、色々な面でとっても控えめでした。

パワーも体重もたっぷり溜まったので、31年度は最高の1年にする為に頑張るぞ!!

と胸に誓う専務でした。

6株しかありません

2019-03-31 05:26:46 | 日記


新品種が続々と咲いた、この春。

写真は6株のみ日本に存在する貴重な新品種の胡蝶蘭。

沢山咲いた、ファーストメリクロンの新品種達。

いくつかのポイントで、品種を評価して再生産して正式な新品種にするのかどうか判断します。


・花は美しいか?

・花付きは良いか?

・花持ちは大丈夫か?

・葉姿はしっかりしているか?

・病気に弱くないか?

・お客さんが喜んでくれる花か?

・再生産価格で販売出来るか?

などなど。


品種改良をする上で、一つの品種がセレクションに合格することはとても難しい事です。

選ぶ人間側も、判断が経営を左右する為、とても重要な難しい問題です。

量産の判断をした新品種が、もしもマーケットに受け入れてもらえなかったら??

会社の経営が悪化します。


年々、日本での胡蝶蘭の育種家は少なくなっています。

出来る限り、新品種への挑戦を続けたい。と思う専務でした。