座間洋らんセンター専務の小部屋

座間洋らんセンターの専務が洋らんやお花たちに囲まれて巻き起こる出来事を徒然なるままに書き綴ります。

Gram. scriptum var. 'Hihimanu'

2015-06-18 15:20:55 | 日記


「夏の恋人」

というキャツチコピーで定着した、夏限定の洋らん、グラマトフィラム。

6~8月にしか出回らない、まさに夏の蘭!

花の楽しめる期間も、1~2カ月と胡蝶蘭と同等です。

1花茎に100輪以上が花咲くボリュームは、数ある洋らんのなかでもトップクラス‼

法人、個人問わずに、夏の贈り物にオススメです!

爽やかな香りも素敵だな、と思う専務でした。



新品種胡蝶蘭 期待のピンク

2015-06-17 17:29:29 | 日記


スマートフォンの修理が完了しました!

ブログの更新が出来ずに、皆さんの期待に応えられず、失礼しましたm(_ _)m

少しずつですが、頑張って更新していきますので、お付き合いください。


そんな中、次シーズンを前に試作の新品種胡蝶蘭が咲いてきました!

名前はまだありません。

13年がかりで量産にこぎつけそうな、専務 期待の子です。

大輪よりコンパクトだけれども、中輪より豪華な次世代サイズ!

お色もハッキリ & キレイ & 上品 & 可愛い 等々 、専務ベタ誉めの我が子です。

交配親にも花粉を使っていているくらい、期待してます!

ショッピングでご紹介出来るようになりましたら、一押しでオススメします! もう少しお待ちください。

これからが楽しみな専務でした。

日本に1鉢しかないスッゴい胡蝶蘭

2015-06-06 11:44:49 | 日記


日本に1鉢しか咲いていない、スッゴい胡蝶蘭。

珍しい蘭達が揃う座間洋らんセンターの中でも、とびきりスッゴい胡蝶蘭。


この片親はPhal.Taisco Mickey

でもミッキーはメリクロンかけられた個体では3倍体なので交配親には使えません。

再実生をして、特別に2Nの個体を交配のために選抜して産み出された、本当に特別な交配であり、奇跡の胡蝶蘭です。

最も美しい2個体を、ステムカルチャーのフラスコ内株分けで増やした40株ずつが、座間洋らんセンターにあります。

写真はNo.1


ゾクゾクするほど美しい胡蝶蘭だと思う専務でした。


ペタロイド

2015-06-04 17:00:09 | 日記


ペタロイド

専務が新しく覚えた言葉です。

意味は、蘭の花のリップがペタル化した花の事。

似た表現で、トリラベロ、蘭のペタルがリップ化した花。

同じようだけど、全然違うんです。


胡蝶蘭の世界で新しい流れのビックリップ。

専門的には、このペタロイドの流れに近い進化何だと思います。(→違ったら教えて下さい!)

ついにその流れがアルバに!!

難しい言葉が続いてスイマセンm(_ _)m

アルバ= 白

ピックリップの遺伝子は、ハワイで生まれた Phal.World Class が紀元。

このワールドクラスがピンク色なので、白と掛け合わせても、ほとんどがピンクになります。

(Phal.World Class × Sogo Yukidian V3)=Phal.Yupin FireWork がAa で(Aピンクaアルバ)だろう事が予想され、そこにaaのアルバをもう一回かければ25%×75%=約18%で ビックリップが発現します。

(企業秘密ですが、ファイアーワークとノーマルリップではAa×aaでビックリップの発現率は75%が一般的)

そんなややこしい事を考えながら育種された個体がこの写真‼


凄い!


品種改良って確率を考えるけれども、直感勝負!が最重要だし、感だけではないし、とっても大変です。

そんな事をいつも考えている専務でした。