三菱製タイムスイッチ（タイマー）の停電補償用バッテリー修理（TSQ-50D）

会社の停電作業(自家用電気工作物の年次点検)の度に古いクォーツ式のタイムスイッチ（タイマー）
の時間調整をしなければなりません。（夜間照明用に使用）

停電作業前に、上水ポンプ類、工水ポンプ、恒温恒湿室等の空調部屋（何か所もあり）を
１時間半程で対応。

停電作業後に、停止させたユーティの復旧に2時間程かかる際にタイムスイッチの時間調整が
結構手間（億劫）になります。
（他のところ（6箇所程あり）にもあるタイムスイッチは過去に故障したりで、電子式に
変更しているので停電後の調整は不要。）

このタイムスイッチの設置当時は、補償用バッテリーで停電時も動いていたので
当時は復電後も時間調整の必要がなかったと思います。

現場設置盤の横にコンタクタがあり型番のシールが見えないのですが
恐らく三菱電機のTSQ-50Dだと思われます。
このタイマーは建屋の竣工当時（1989年）から使っているかも？
（1985年にGood　Design　Ａwardを取ったらしい）

まだクオーツ部、および接点は問題ありませんので停電補償用のバッテリーを
何とかしようと思います。

この頃のモデルはバックアップの電池が交換できるようになっているので親切ですね。。。
この電池が2007年9月と交換と思われる記載があり、以後15年経過しています…
（ちなみに私が設備担当になってから2年程）

もう交換用バッテリーは売っていないと思いますので何とかしてみます。

バッテリーを本体より外してケースを分解すると単5サイズのニッカド(1.2V)が入っていました。

今後の電池交換を楽にできるようにケース外に電池を設置しようと思います。
(同じように修理するのが面倒ということもあり)

ニッカドにつながっているリード線をハンダ付けのところから外します。
ケースのリード線に延長用リード線を接続。
ケースの頭の部分に穴を開けて延長用リード線を通し、透明のカバーに穴をあけ
たところも通した後に電池BOXをつけます。

電池BOXは汎用性考えて単3用にしました。
(単4なら変換スペーサー使えば使えるし)

室内の盤内だし、これで全然問題無いと思います。
電池はエネループ（ニッケル水素、1.2V）にしました。

多分これで当分大丈夫と思いますがタイマー自体が壊れた際は、これよりは新しい
ストック品（クオーツ式）に交換しようと思います。
（修理品のストックがなくなったら今時の電子式にしようかと思います。）

余ったリード線の処理が適当過ぎる…Orz

以上になります。