さあー、「死」んだらどうなる?
このようなタイトルで本がたくさん出ています。
死んでからのあの世の事が、どうのこうのと書かれていますね。
私も、黄泉の国にはいろいろな階層があると思います。
今回は、あの世のことではなく、生ある人がどんな場所でどのような死に方をするのかについて、書いていきたいと思います。
今は、人と人とのつながりが希薄になり、死んでも死にきれないという思いの人がたくさんおられるのではないかと思います。
「畳の上で死にたい」今は特にそのような思いの人が沢山おられる。当然ですね。
私の妻も、16年前にがんで亡くなりました。ぎりぎりまで自分の家で過ごせることが出来ましたが、危ないと思った時点で病院へ入院しました。
そして、4日目に亡くなりました。4か所の病院や医院にかかりましたが、だめでした。
今は、ほとんどの方は、病院で亡くなられると思います。
そして、何らかの、病名を付けられて。 何々で、御臨終ということです。
そして、死ぬ場所は?、あるいは死に方は?
今の時代、病院において、私の妻のように短期間で亡くなれば、良い方ではないでしょうか。
交通事故、災害事故、殺人、通り魔事件、登山のような不慮の事故で亡くなる方もたくさんおられます。
そして、自ら命を絶たれるという不幸な方々。
また、「いじめ」やこの間の結愛ちゃんのような「虐待」等、いろいろな死に方があります。
死ぬ場所は、自宅や病気になり悪くとも病院での最期、という死に方をしたいものです。
話は変わりますが、深澤七郎の「楢山節考」という小説があります。
棄老伝説にもとづいた小説です。山梨県のある村の老婆から聞いた伝説を小説にしたものです。
私達が子供のころに、このような、姥捨て山があることは子供ながらに大人たちから聞き及んでいましたが、実際に事実かどうかという
記録はないそうです。
でも、遠い昔も話であり、貧しかった、山村、農村の人たちにとっては食べることがいかに大事であったか。 と、いうことの裏返しでもあるのではないでしょうか。
小説の内容は、主人公の「おりん」という老婆が60歳になり、楢山という神が住んでいると云われる山に口減らしのために、親孝行の息子
に捨てられていく、という物語であります。親子の情愛が見事に描かれております。
でも、この主人公のおりんは、早くからその覚悟もできており、いろいろな準備もしており、早く、楢山へ連れて行ってくれと催促します。
題材は暗いことですが、深沢七郎の筆致が素晴らしく、題材にの関わらず明るいくらいな内容になっています。
お読みになっておられない方は、是非読まれることおお勧めいたします。
宗教学者の山折哲雄によりますと、日本人の信仰の大枠は「山岳信仰」「浄土信仰」「遺骨信仰」であると述べています。
「楢山節考」もこの山岳信仰の一つにあげられるでありましょう。
タイトルの死に場所に戻りましょう。
いまは、普通の人の死に方は、病院というところが多いでしょうね。自宅で亡くなるーー幸せな方ですね。
あの世の居場所は「軽労働界」という霊界に行かれるのではないでしょうか。
でも、不慮の死に方をされた方は、どうでありましょうか?
例えば、交通事故。
不幸にも、交通事故に遭われた方の霊は成仏出来なく地縛霊となり90メートル~110メートル四方の中ににとどまり、そこから出られないのです。
長い長い間の霊の修行の始まりです。つらいつらい修行です。
では、この間の、両親の虐待により幼い5歳の結愛ちゃんはどうなんでしょう?
あの事件は、私も、「もうおねがい ゆるして ゆるしてください」の文章を読んで涙しました。
あの子も、地縛霊として成仏できないのでしょうか?
この世は、修行の場と言われますね。 長生きする人は、生かされていると同時に、修行をもしなければならないのですね。
このことからも分かっていただけると思いますが、結愛ちゃんのように10歳くらいまでの人間は、その時点で、この世での修行は終わります。
では、結愛ちゃんの魂はどこに行くのでしょう。
安心してください。神様は、よく見ていらっしゃいます。
結愛ちゃんの魂は高級霊として、高層界に行きます。 明るい、美しい霊層界に行けています。
人間、死に場所も、死に方も大事であります。
生きていることは修行であると言いました。ですので、陰徳を積むことです。
要は、良いことをしなさい、行いなさい。ということですね。
結愛ちゃんの両親のようになってはいけません。
長々と書きました。
では、---閑題----です。
今日の漢字は、「死」がテーマでしたので、宗教関係の漢字を問題とします。
① 水垢離 ② 施餓鬼 ③ 発心 ④ 御手洗 ⑤ 達磨 ⑥荼毘 ⑦ 帝釈天
宗教関係の漢字の中では比較的易しい漢字を書きました。次回には少し難しい漢字とします。
では、前回6月21日の「老いをみつめてーー人生百年?(NO28)」の漢字の読み方です。
① 蚯蚓ーーみみず ②螽斯ーーきりぎりす ③黄金虫ーーこがねむし ④ 蝸牛ーーかたつむり
⑤ 天道虫ーーてんとうむし ⑥ 蟋蟀ーーこおろぎ ⑦蜥蜴ーーとかげ
以上でした。読めましたか?
お読みいただきありがとうございました。
ではまた!!!
。
このようなタイトルで本がたくさん出ています。
死んでからのあの世の事が、どうのこうのと書かれていますね。
私も、黄泉の国にはいろいろな階層があると思います。
今回は、あの世のことではなく、生ある人がどんな場所でどのような死に方をするのかについて、書いていきたいと思います。
今は、人と人とのつながりが希薄になり、死んでも死にきれないという思いの人がたくさんおられるのではないかと思います。
「畳の上で死にたい」今は特にそのような思いの人が沢山おられる。当然ですね。
私の妻も、16年前にがんで亡くなりました。ぎりぎりまで自分の家で過ごせることが出来ましたが、危ないと思った時点で病院へ入院しました。
そして、4日目に亡くなりました。4か所の病院や医院にかかりましたが、だめでした。
今は、ほとんどの方は、病院で亡くなられると思います。
そして、何らかの、病名を付けられて。 何々で、御臨終ということです。
そして、死ぬ場所は?、あるいは死に方は?
今の時代、病院において、私の妻のように短期間で亡くなれば、良い方ではないでしょうか。
交通事故、災害事故、殺人、通り魔事件、登山のような不慮の事故で亡くなる方もたくさんおられます。
そして、自ら命を絶たれるという不幸な方々。
また、「いじめ」やこの間の結愛ちゃんのような「虐待」等、いろいろな死に方があります。
死ぬ場所は、自宅や病気になり悪くとも病院での最期、という死に方をしたいものです。
話は変わりますが、深澤七郎の「楢山節考」という小説があります。
棄老伝説にもとづいた小説です。山梨県のある村の老婆から聞いた伝説を小説にしたものです。
私達が子供のころに、このような、姥捨て山があることは子供ながらに大人たちから聞き及んでいましたが、実際に事実かどうかという
記録はないそうです。
でも、遠い昔も話であり、貧しかった、山村、農村の人たちにとっては食べることがいかに大事であったか。 と、いうことの裏返しでもあるのではないでしょうか。
小説の内容は、主人公の「おりん」という老婆が60歳になり、楢山という神が住んでいると云われる山に口減らしのために、親孝行の息子
に捨てられていく、という物語であります。親子の情愛が見事に描かれております。
でも、この主人公のおりんは、早くからその覚悟もできており、いろいろな準備もしており、早く、楢山へ連れて行ってくれと催促します。
題材は暗いことですが、深沢七郎の筆致が素晴らしく、題材にの関わらず明るいくらいな内容になっています。
お読みになっておられない方は、是非読まれることおお勧めいたします。
宗教学者の山折哲雄によりますと、日本人の信仰の大枠は「山岳信仰」「浄土信仰」「遺骨信仰」であると述べています。
「楢山節考」もこの山岳信仰の一つにあげられるでありましょう。
タイトルの死に場所に戻りましょう。
いまは、普通の人の死に方は、病院というところが多いでしょうね。自宅で亡くなるーー幸せな方ですね。
あの世の居場所は「軽労働界」という霊界に行かれるのではないでしょうか。
でも、不慮の死に方をされた方は、どうでありましょうか?
例えば、交通事故。
不幸にも、交通事故に遭われた方の霊は成仏出来なく地縛霊となり90メートル~110メートル四方の中ににとどまり、そこから出られないのです。
長い長い間の霊の修行の始まりです。つらいつらい修行です。
では、この間の、両親の虐待により幼い5歳の結愛ちゃんはどうなんでしょう?
あの事件は、私も、「もうおねがい ゆるして ゆるしてください」の文章を読んで涙しました。
あの子も、地縛霊として成仏できないのでしょうか?
この世は、修行の場と言われますね。 長生きする人は、生かされていると同時に、修行をもしなければならないのですね。
このことからも分かっていただけると思いますが、結愛ちゃんのように10歳くらいまでの人間は、その時点で、この世での修行は終わります。
では、結愛ちゃんの魂はどこに行くのでしょう。
安心してください。神様は、よく見ていらっしゃいます。
結愛ちゃんの魂は高級霊として、高層界に行きます。 明るい、美しい霊層界に行けています。
人間、死に場所も、死に方も大事であります。
生きていることは修行であると言いました。ですので、陰徳を積むことです。
要は、良いことをしなさい、行いなさい。ということですね。
結愛ちゃんの両親のようになってはいけません。
長々と書きました。
では、---閑題----です。
今日の漢字は、「死」がテーマでしたので、宗教関係の漢字を問題とします。
① 水垢離 ② 施餓鬼 ③ 発心 ④ 御手洗 ⑤ 達磨 ⑥荼毘 ⑦ 帝釈天
宗教関係の漢字の中では比較的易しい漢字を書きました。次回には少し難しい漢字とします。
では、前回6月21日の「老いをみつめてーー人生百年?(NO28)」の漢字の読み方です。
① 蚯蚓ーーみみず ②螽斯ーーきりぎりす ③黄金虫ーーこがねむし ④ 蝸牛ーーかたつむり
⑤ 天道虫ーーてんとうむし ⑥ 蟋蟀ーーこおろぎ ⑦蜥蜴ーーとかげ
以上でした。読めましたか?
お読みいただきありがとうございました。
ではまた!!!
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