1階のお宅の エンゼルピラミッドの花が 満開です。
また、アジサイの花が 沢山咲き始めました。
四・五年前 和歌山県の 紀三井寺に日帰りツアーで行ったことがあります。
和歌山・紀三井寺は、滋賀・紀三井寺と同じ 宗派と思っていましたが
違っていました。
滋賀県の三井寺は、天台寺門宗の総本山。
和歌山の紀三井寺は、昭和26年までは、真言宗山階派でしたが
今は、救世観音宗の総本山となっています。
前回に書きましたが、人通りがなく 寂しい通り道です。
お寺までは、三井寺駅から 6・7分で行けます。
三井寺という お寺そのものはありません。
この 広大な土地 全体を三井寺というのだそうです。
私は、このお寺で 見てみたいモノが 一つだけありました。
それは、重要文化財に指定されています「三井の晩鐘」であります。
この「鐘」は
慶長7年(1602)の再建で、近江八景「三井の晩鐘」で
有名であります。
宇治の平等院、高雄の神護寺と共に日本の三銘鐘に数えられて
います。また、荘厳な音色は有名で、「日本の残したい音風景
百選」にも選ばれています。
立派な大きな 釣鐘です。
この鐘の真下に 行くには 小さなくぐり戸を 抜けます。
鐘を突いてみたい気持ちでしたが、堪えました。
先ほど書きました日本の三銘鐘
宇治の平等院
高雄の神護寺 そして、
この滋賀県 三井の晩鐘
前の2か所の鐘は 過去に 拝むことが出来ていましたので
今回 最後の 鐘を 見、拝むことが出来ました。
そして、もう一つ これは知りませんでしたが、
「閼伽井屋」と称される 建物があります。
ここに、左甚五郎の作といわれる「龍」の彫刻が ありました。
左甚五郎と言えば、思い出します。
もう、60年ほど昔、日光東照宮の 「忘れ傘」です。
古い話です。まだ独身で20歳になったばかりに、勤め先の
後輩と二人で 先輩を訪ねて、日光見物に出かけたことを
思い出していました。
その他、国宝や重要文化財が多くあります。
全部の モノを見ることには 時間がかかります、そして
何より、年老いた 夫婦です。
そこそこにしてーーーです。
※ 一口メモ ※
< 名 歌 >
『 ことしより春知りそむる櫻花
ちるといふ事はならはざらなん 』
( 紀 貫之 古今和歌集 )
さてーーー―――閑題ーーーです。
今日の漢字は、次の一文字漢字を「訓読み」で読んでください。
① 囮 ② 虜 ③ 膾 ➃ 糀 ⑤ 椛
⑥ 甃 ⑦ 鏃 ⑧ 鶫 ⑨ 涯 ⑩ 夥
以上です。
次は、前回の漢字の読み方です。
① 所以ーゆえん ② 及至ーないし ③ 為来ーしきた
➃ 而してーしこうして ⑤ 剰えーあまつさえ ⑥ 拘らずーかかわらず
⑦ 具にーつぶさに ⑧ 頓にーとみに ⑨ 暫しーしばし
⑩ 夙にーつとに
以上でした。
お読みいただきありがとうございました。
ではまた!!
三井寺と言えば
天智天皇・天武天皇・持統天皇の産湯に使われた「閼伽井屋」
そして「一切経蔵・回転式の八角輪蔵 (重要文化財)」に
弁慶の「霊鍾の引き摺り鐘と、大鍋の汁鍋」が
思い出されます。
広くて全部は行けませんでしたが
機会があれば、また行きたい三井寺です。
いつもは読み逃げしていますが
懐かしくなりコメントさせて頂きました。