安倍総理の辞任発表から 8日経ちました。
舞台裏では、ものすごい権力闘争があるのでしょうね。
誰が、総理総裁になるのでしょうか。
誰がなろうとも、問題山積。
国民を、日本を正しい針路に導いてくれる人でなくてはなりません。
さて、「大和魂のゆくえ」の事も4回目になりました。
この本は、小説を読むようには簡単に読めません。
じっくりと、頭の中で整理しながら読んでいます。
ベランダのキュウリは小さな実はつけてくれていますが、
全く大きくなってくれません。
もうだめですね。
来年は、キュウリはやめて他の野菜の種を蒔きます。
さてと、
この「魂」や「霊」とは?
私の中にあるのは、「魂」は肉体の最奥に
存在していると、捉えています。
ただ、「霊」については「怨霊」すなわち「死霊」や「生き霊」といった
ものも存在すのですね。
日本でも古来、神道と呼ばれ、八百神が宿るとされ る神々を祀っている。
また、仏教に代表される宗教も多々存在している。
この「神」や「仏」がまじりあって多神教として存在している
と、解します。
この本を読み進める中で、やはり「魂」や「霊」とつながっていくのは
「神」の存在であり「古事記」や「日本書紀」に表されている神話の
世界から、後世この神話の世界が神道の宗教へと展開していくのは
当然であろうかと思います。
この本には、
本居宣長や平田篤胤といった国学者の主張まで幅広く解説されており、
「大和魂」という事柄をとらえる流れを知ることにはよいと思います。
そして、本居宣長や平田篤胤の一面を知るためにも良いと思います。
この二人のことについて、10ページほどのスペースを割いており、
今日の日本人へも影響を与えているかもしれぬ人物像や功績を
述べています。
自分が若い高校生時代に教わった日本の歴史上に名を残した2人を改めて
知ることが出来ました。
著者 島田氏は
『宣長から篤胤へと受け継がれた国学は、反知性主義の傾向を持ち
神国や皇国の自覚を呼び覚ますことで、庶民に自信を与えていった。
その際に、大和魂という言葉は強力な武器となったのである。
宣長や篤胤は学問の人間であり、決して政治運動家ではなかった。
また、社会を変革するという心も持っていたわけではなかった。』
と、説いています。
そして、吉田松陰へと繋がっていくのですねーーーーー
※ 一口メモ ※
< 名 歌 >
【 本居宣長 】
敷島の 大和心を 人問わば 朝日に匂ふ 山桜花
【 平田篤胤 】
かくすれば かくなるものと 知りながら
やむにやまれぬ 大和魂
では、今日の漢字です。
今日の漢字の問題は、4文字漢字の〇に一文字入れて完成してください。
① 実践〇行 ② 〇覧強記 ③ 朝〇暮改 ④ 尊王攘〇 ⑤ 勇〇果敢
⑥ 人権〇躙 ⑦ 〇顔一笑 ⑧ 内柔外〇 ➈ 老〇男女 ➉ 白砂青〇
次は、一昨日のブログ「大和魂のゆくえ」を読んで(その3)の
漢字の答えです。
答えだけ書きますので、問題を知りたい方は、申し訳ないですが、
一昨日のブログを見ていただけませんでしょうか。
よろしくお願いいたします。
では答えです。
① 繁文縟礼 ② 不俱戴天 ③ 加持祈禱 ④ 美人薄命 ⑤ 大言壮語
⑥ 夜郎自大 ⑦ 天地開闢 ⑧ 一知半解 ➈ 不惜身命 ➉ 急転直下
以上でした。
お読みいただきありがとうございました。
ではまた!!!