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イギリス人記者が見抜いた「戦後史の正体」(読書感想 その3)

2022-09-06 17:23:51 | つぶやき
蒸し暑い日が続きます。

午後になりますと、ランニングシャツ一枚になって、丁度良いくらいです。

ヘンリー・トーク氏の日本の「戦後史の正体」の感想になりますがーーー
彼は、
『 「はじめ」に日本の戦後は、米国が仕掛けた「日米開戦」に端を発する。
そして、先の戦争の本当の端緒は、江戸時代の黒船の来航までさかのぼる。
日本でもない、米国でもない、イギリス人記者という第三者の視点を
もった私だからこそ見抜くことが出来たことである。
大東亜戦争で敗れた日本であったが、この戦は「米国に仕組まれた    日本の戦後   秩序」である 』   と述べています。

この仕組まれたことや戦後秩序のことは、著者だけでなく他の多くの   ジャーナリストや学者、研究者が近年公言してきています。

恐らく、関連した本を読まれた方はおられると思います。

著者は、
1941年の開戦から2020年の長きにわたり戦後の日本が、
如何にして、米国の世論工作等により、今の日本を形成したかを     述べています。

私も、常々「日本精神」について書いてきましたが、その日本精神が
米国の策謀により、未だに真の独立を果たせていないかーー
未だに、洗脳されたままなのかーーー
本書を読めば、よく理解できるのではないかと思います。

大東亜戦争がは1941年12月にハワイ真珠湾攻撃から
始まったとされています。

私たちも子供の頃からそう思わされています。
しかし、米国は、その半年前からミヤンマーに米国の戦闘機や爆撃機を
準備していたのです。
最初の一撃を日本に撃たせたらすぐに反撃できるようにです。
   
ともあれ、日本はその策略にまんまと嵌ってしまった。
真珠湾攻撃によって、泥沼の戦争にへと引きずり込まれていくのです。

今の私達や子供達は、日本の歴史について習う事柄は、
縄文時代の農耕から、近くは江戸時代からせいぜい明治時代初期     くらいのことを学校で習いましたね。
 古いことも大切でありますが、
近年の世界情勢を俯瞰すれば、最重要事項として
近現代史を多く学ぶ必要があるのではないでしょうか。
歴史から学び、これからの日本の進むべき姿を模索していく
必要もあると思います。
今日は、ここまでとします。

       ※ 一口メモ ※
    < 名 歌 >
    「朱雀院のみなへしあわせのときに、をみなへしといふ
      五文字を、句のかしらにおきてよめる」
     『 小倉山みねたちならし鳴く鹿の
         へにけん秋を知る人ぞなき 』
        ( つらゆき )

では、---閑題ですーーー
今日の漢字です。
次の「動詞」を読んでみてください。
 比較的易しいと思います。
① 囁く ② 剝がす ③ 赴く ➃ 囀る ⑤ 呪う
⑥ 窺う ⑦ 挫く ⑧ 恕す ⑨ 憑く ⑩ 拐す
以上です。
次は、前回の漢字の答えです。
① 委ねるーゆだねる ② 弥るーわたる ③ 煎るーいる 
➃ 癒 えるーいえる ⑤ 滲むーにじむ ⑥ 浚えるーさらえる
⑦ 衒うーてらう ⑧ 拵えるーこしらえる
⑨ 佇むーたたずむ ⑩ 唆すーそそのかす
以上でした。
お読みいただきありがとうございました。
ではまた。!!!


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