2019.04.14(日)富士山の雄姿を望めるという倉見山に行ってきた。
山頂は狭いものの、そこからの眺望は見事だったし、富士吉田市側に下りる途中の関東富士見百景からの眺めもまた格別だった。
倉見山 1256m
コースは、富士急東桂駅(都留市)~長泉院~送電線鉄塔~倉見分岐~倉見山~見晴台~向原峠(寿駅分岐)~堂尾山公園~富士見台~富士急寿駅(富士吉田市)。
メンバーは、山の会の仲間7名(男性4、女性3)。
※JR中央本線高尾駅で富士急行線乗り入れの河口湖行の電車に乗ったものの、この6両編成の電車の後ろ側3両が、途中の大月駅どまりだというアナウンスを聞き、不安になってしまった。
乗り込む前に表示を見たつもりだったが、いざとなればやはり自信が持てない。
再度ホームに出て確認。
(同じ車両に居合わせた女性3人のグループも同様だった。)
このように途中切り離しがされる電車は苦手だ。
ところでこの倉見山。
今回のコースでは、都留市側から入り、山の半分を占める西桂町をたどって、そして富士吉田市側へ下るという3つの行政エリアを跨ぐものとなる。
それに、奥多摩や秩父、三浦半島などもそうだが、電車駅から歩いて登山口へ行けるなんてなんとも便利なところにある。
わたしが暮らしてきた東北地方の山々ではこうはいかない。
そこでは、登ろうとする山はおしなべてかなり奥に位置しているので、登山口に行くまでそれなりに苦労する。
この日の天気は曇りで”碧空バックに富士山を”とはいかなかったが、フジザクラの花見もでき、楽しい山歩きだった。
(スタート地点の富士急東桂駅) ※トイレ入口は外側にはなく、ホーム側にある。
(登山口のある長泉院:ここまで舗装道を歩いて来た。ここで身支度を調整。)
(歩きだしてすぐのマムシグサ)
(急こう配にジグザグにつけられた道)
(ヒトリシズカ)
(小社わきを上って行く。)
(木立の間から望む三ツ峠山)
(送電線鉄塔わきに出た。)
(中央奥の空地が気になるが・・・。)
下方から選挙カーのスピーカー音の合間をぬって銃声が響いてくる。
何度も何度も続くので、クマ除けではなさそうだし、イノシシ捕獲用でもなさそうだ。
「下手な鉄砲、数撃ちャァ当たる」などと邪な思いが横切ったが、そこで気が付いた。
近くに『クレー射撃場』があると。
(前掲画像の中央部の空地がそこだろうと思っていたが、帰ってから調べてみたら、そこではなく倉見山のすぐ麓だった。)
それで気持ちが落ち着いたというわけでもないが、順調に頂を目指した。
(多分、ダンコウバイ(檀黄梅)だろうが、クロモジ、アブラチャンにも似ている・・・。)
(目指す頂に見えても・・・。)
(雪の残る滑りやすい道。右の枯れたアカマツに魅力を感じてしまった。)
(山頂はもうすぐ)
(倉見山の狭い山頂:標柱後方には富士山)
(富士山遠望)
山頂で集合写真を撮影し、昼食休憩の後、下山を開始。
(山頂隣りの見晴らし台)
(杓子山分岐:今回は杓子山の方には向かわない。)
(登山道には強風で倒された松の木々が累々と続く。)
(? どうしてこうなった? 2本の木の間に別の木が割って入ったら取り込まれてしまった!! なんともはや!)
(大岩の陰のスミレ)
(満開のフジザクラの下を行く。)
(堂尾山公園:倒壊した東屋)
(同上)
(公園からフジザクラ越しに見る富士山)
(関東富士見百景)
(富士見百景から富士山を眺める。)
(ムラサキヤシオツツジ)
(道脇の大岩を振り返れば神様。画像左には倒壊した石祠がある。)
(下って行く。)
(下りてきた向原口)
ここから舗装道を歩いて富士急寿駅を目指す。
(歩いて来た倉見山の稜線を仰ぎ見る。)
(富士急寿駅:無人駅)
駅向かいのコンビニで各々飲み物などを購入し、談笑しながら列車待ち。
アニメキャラなどで賑やかにラッピングされた電車内はけっこうな混みようで、大月駅までは吊り革につかまり立ちだった。
大月~高尾はかろうじて座ることができたが、高尾からさきの京王線、JR南武線はほとんど立ちっぱなし。
二子玉川駅からの歩いて帰宅もいつものとおり。
疲れはしたが、とても楽しい充実した山行だった。
今日歩いたコース
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