ぜじろぐ

SAMBATOWN・ゼジの書くブラジル音楽やその他あれこれ

ジョアン・リラ師匠の動画です。

2007-09-17 18:42:23 | ライヴ

10月の松田美緒ちゃんレコ発ツアーの相方としてブラジルから来日あそばされますジョアン・リラ大師匠の数少ない動画をYouTubeにて発見しました。
http://www.youtube.com/watch?v=psKLJI7dmOw

この真ん中で弾いておられる尊いお姿がジョアン・リラ様ご本人でございます。
(ちなみに左は7弦ギターのホジェリオ・カエターノ、右は10弦バンドリンのルイス・バルセロスだそうな。いずれも化け物です)

今回のツアー曲目でこのような破天荒なパフォーマンスばかりが繰り広げられるわけでは決してないと思われます(というよりもむしろ渋めのプレイにこそ御大の真骨頂が現れているのだと思います)が、まあ、こんくらいの事は朝飯前ならぬ名古屋モーニング前みたいなもんです。
めでたく師匠のビザも下りたそうですし、ああ、もう、待ちきれません・・・。

ミューズ再降臨

2007-09-11 20:31:25 | ライヴ

こんにちは、結局首尾良く新しいPCの調達もでき、尚かつ幸いなことにぶっ壊けた(名古屋弁)と思われていたHDDもなんとか生きていたことが判明し、見事データ復旧に成功しホッと胸を撫で下ろしている店主です。今朝のフジテレビ「特ダネ!血液型選手権」でAB型が1位だったのは本当だったのかもしれません。とにかく絶好調な1日。何をやってもうまくいきますとか言ってましたし。星座と血液型占いに限っては普段アテにしないワタシですが、今なら素直に言えます。ありがとう神様。

それはさておき、たてつづけにライヴの告知をやっちゃって申し訳ありません。ここんとこ停滞し続けの引越し作業に追い討ちをかけるように今回のPCクラッシュに見舞われたものですから、もーう、店主ったら焦りまくりです。さて、来月はいよいよ待ちに待った「ミューズ」こと松田美緒ちゃんのライヴがありますよ!名古屋が誇るライヴハウス「得三」さんのマンスリースケジュール10月号に寄せたワタクシの推薦文を勝手に転載させていただきます。

「ひとたび聴けば忘れられない、海の女神の声を持つ女・松田美緒。ファド、モルナを始めポルトガル語圏の歌世界を旅してきたミューズは、ブラジルに行き着いた末、遂にとんでもない重鎮を日本に連れてきてしまった。その名はジョアン・リラ。これまでの参加アルバムは実に2000枚を超えるという、アカデミー賞に喩えれば助演男優賞毎年受賞みたいな激渋ギタリストの演奏は、ブラジル音楽ファンならずともずっしりとした感動を心に残すだろうと本気で思う。秋の夜長、二人の歌い奏でる深く、優しく、力強い音楽が得三を包み込むことを約束します。」

【名古屋公演】
 日時:10月10日(水)
     Open 18:00 Start 19:00
 会場:得三 TEL 052-733-3709
 チャージ:予約¥3,500(当日¥4,000)
 Mio Matsuda (Vo)
 João Lyra (G)
 Seiji Fukuwa (Perc)

【豊橋公演】
 日時:10月11日(木)
     Open 18:00 Start 19:00
 会場:シャギー TEL 0532-55-1155
 チャージ:予約¥3,500(当日¥4,000)
 Mio Matsuda (Vo)
 João Lyra (G)

今回のライヴはニューアルバム「Asas(アザス、翼の意)」発売記念ツアーの一環ですが、千葉・舞浜を皮切りに、白石・名古屋・豊橋・大阪・久留米・福岡・松山(店主の実家でございますがな!)・石垣・那覇・吉祥寺と、もう周る周る。ワタクシは名古屋・豊橋と追っかけを決め込みますし、10/21(日)の松山公演に至っちゃ親族に声かけまくって観に行かせたい!会場は海が見える梅津寺!うめつでらじゃないですよ、「ばいしんじ」と読むのです。いいなあ、いいなあ(今ワリと本気で帰省を検討中)。

さらに今回の相方は我が永遠のアイドルにして、あの天上人ともいうべきジョアン・リラ師匠でございますよ!(注:もう完全に公正な目線で記事を書けていない状態です)これをお読みの貴方がもしブラジリアンギターというものに爪の垢ほどでも興味がおありならば、既に入っている重要な用事すら今すぐキャンセルしてお近くの会場に足をお運びいただくしかありません。その渋さたるやもう、なんちゅうか、仏恥義理って感じです(いつものごとく意味不明)。いやあ、歌の力というやつでござりまするなあ。

美緒ちゃんの試聴サイトはこちら
ライヴと合わせて、オーマガトキより10月3日発売の新作「Asas」に是非ご注目下さい。
(1st『アトランティカ』、2nd『ピタンガ』もよろしく!←決まり文句)

9/13(木)は「音あそび」

2007-09-11 01:08:30 | ライヴ

こんばんは、遂に丸四年の付き合いになる我がPCがブッ壊れ、データバックアップも取ってなかったためその亡骸にすがりついて毎晩泣き通している哀れなサンバタウン店主です。うそうそ。そこまで悲嘆にくれてはおりませんが、いかんせん自宅の予備PCはOSがなんとWindows98、CPUはPentiumⅢという「それって大丈夫か?」と日本中からお声がかかりそうなヘッポコマシン。しかもできることといったらインターネットのブラウザを開けることとメール閲覧くらい。そのメールも受信のみ可、送信はなぜかエラーが出てしまい「それって意味ないじゃん!」と日本中からお声がかかりそうなダメダメぶりを発揮してくれています。

さて、そんな逆境にもめげず、店主、頑張って名古屋ライヴの告知いきます!ていうか今になって気付いて大慌てでぜじろぐ記事エントリをやっておる有り様でございます。明後日じゃん!今回は関東からトリオユニット「音あそび」が栄・DOXYにやってまいります。

日時:9月13日(木)
    Start 19:30~(2ステージ)
会場:DOXY
チャージ:予約¥3,500(当日¥4,000)
      +テーブルチャージ¥500
音あそび
 -matsumonica(hrm)
 -長澤紀仁(g)
 -仙道さおり(perc)


「ブラジル音楽をベースにした日本人ミュージシャンのライヴ」に精通しておられる方々ならもう改めて書くまでもないのですが、今や日本を代表するクロマチックハーモニカの使い手、和製トゥーツ・シールマンスことmatsumonica(マツモニカ)氏、ブラジルのみにとどまらず幅広い音楽活動を展開中のギタリスト・長澤紀仁氏、そして言わずと知れた紅一点の超売れっ子パーカッショニスト・仙道さおりさんらによる、ブラジル音楽をベースとしつつ、ポップなオリジナルの中にインプロヴィゼーション等の色々な要素を詰め込んだ個性的な音楽を目指す、ただいま注目のトリオです。特にmatsumonicaのプレイは見ておいて損はないでしょう。ただでさえ稀少なクロマチックハーモニカのプレイヤーというだけでなく、ハーモニカ1台でこれほどまでに「歌える」のかと驚かれることと思います。個人的にもmatsumonicaさんとはお目にかかるのがもうかれこれ2年ぶりなので、とても楽しみです。3人のプロフィールをご覧いただければおわかりかと思いますが、かの女性ヴォーカリストの鈴木重子さん(好き~)ともゆかりの深いユニットです。ご興味のある方は、是非その目で彼等のパフォーマンスを目と耳に焼き付けて下さい。

そんな素敵な木曜のライヴ以前に、まずは新しくPCを買い直しに明日ショップに行かねばと、現実的に直面している問題に思いを馳せて急速に気が萎えゆくサンバタウン店主であります・・・。

Nao deixe o choro morrer

2007-09-04 19:21:57 | ライヴ

「ショーロを死なせないで」なんて、何ひとりで深刻ぶってんだか的タイトルから始まりましたけど、こんにちは、去る9/2(日)の豊橋ブラジルデー&豊川ショーロライヴでことのほかイイ思いをさせていただいてホクホク気分の店主です。いやあ、ショーロって楽しいですね。ワタクシ個人の演奏の熟練度はとりあえずおいといて(苦笑)、豊橋会場ではブラジル人にも(けっこう物珍しさも手伝ってか)喜んでもらえたし、でもプログラムにカタカナでホダ・デ・チョロと書かれていたのにはメンバー一同ひっくり返りました。豊橋会場には最後にもう一度戻って、「ネギーニョ・ダ・ベイジャ・フロールと愉快な仲間たち」のショウを見ましたが、いやあ凄い凄い。途中ホベルト・カルロスやるわヘヴェラサゥンはやるわフォホーやるわバイリ・ファンキに突入するわと何でもありやなあと思いながらも「腐ってもネギーニョ」っちゅう感じで、さすがの声量、さすがの観客のノセ方。バックのメンバー達もエンタテインメントの何たるかを心得たパフォーマンスになかなかシビれました。東海地方は出稼ぎブラジル人、特にサンパウロの人が多いこともあってか、バンドは中盤とアンコールの計2回、コリンチアンスの応援歌Gaviões da fielを歌った(もうチーム旗とか出てきて大盛り上がり)というあたりなど、たとえて言うならこれは浅草サンバカーニバル優勝チームがブラジルツアーを敢行し、パラナかサンパウロの愛知県人会を中心とした観衆のために「燃えよドラゴンズ」を熱演するみたいなもんかなあと考えたら可笑しかったです。最後にステージ上で自身のCD・DVDの手売り告知を懸命にしてたところなど、ああ、こういうのって万国共通なんやなあとある意味感慨深いものがありました。

ダブルヘッダーとなったもう一方の豊川会場では、ショーロのショの字もご存じないお客さんにもお楽しみいただけて、何より演奏してる我々がやってて気持ち良かったです。店主自身、まだまだショーロ入門者の域を脱しておりませんが、こう、演奏中にグッと「入り込む」んですよね、気持ちが。ジャコー・ド・バンドリンの「Vibrações」なんかはその最たる例で、ワタシなんかはこの曲を演奏し終わるたんびに「くぅ~っ、やっぱエエなぁこの曲~」などと、風呂上がりにビールをあおるオヤジみたいに唸りながら一人で悦に入ってメンバーから呆れられています。それはともかく、一世紀・半世紀を超えても愛され続ける曲には、愛されてしかるべき理由というか、タマシイみたいなのがこもってますね。いやホント。

さて、そんなわけで、ナゴヤ近辺で勝手に燃え上がっているショーロの炎に油を注ぐべく、またもショーロライヴのご紹介をさせていただきます。場所は栄・URBANA Latina。日程は以下の通りざます。

日時:9/9(日)
     Open18:00 Start18:30 (2stage)  
会場:URBANA Latina(ウルバナラティーナ)
   名古屋市中区栄4-2-10 小浅ビルB1F
   Tel 052-252-0127
Charge:前売¥2,500- 当日¥3,000-
メンバー:
井上みつる(カヴァキーニョ)
寺前浩之(バンドリン)
オオタマル(7弦ギター)
ゲーリー杉田(パーカッション)


終了後はホーダ・ヂ・ショーロもありますので、我こそはと思う方は、いざ楽器持参でご来場下さいとのことです。
9月のナゴヤはもうショーロ三昧ですね。月間MVPちゅうかMVP月間ちゅうか、まあ、つまりはそんな感じです(何のMVPだ?)。

サンバタウン通販営業休止のお知らせ

2007-09-03 13:33:02 | 連絡事項
誠に勝手ながら、サンバタウン事業所移転に伴い、9/3(月)~9/20(木)の間、e-naショッピングモールにおける通販営業を休止させていただきます。

e-na通販ページにつきましては、本日から閲覧できない状態になっております。商品に関するお問い合わせはzezi@sambatown.jpまでメールにてお願い致します。

以上、誠にご迷惑をおかけ致しますが、悪しからずご了解下さいますようよろしくお願い申し上げます。