ぜじろぐ

SAMBATOWN・ゼジの書くブラジル音楽やその他あれこれ

舌の根も乾かぬうちに

2010-11-22 18:14:17 | イベント

こんにちは、イングリッシュ・ポインターのゼジです。
嘘です!もはや意味不明すぎ!

いやしかし、日本じゃてんで人気ないけど、ポインターってホントいい犬だと思うんだけどなあ。
店主はいつか周りになーんもない田舎の家に住めるようなことがあったら、その時こそ犬と一緒に暮らしたいですね。そして毎朝毎夕、季節の移り変わりを愛でながらのんびり散歩して過ごすのです。そんな風に頭の中で妄想に耽るとき、いつもそばにいるのはイングリッシュ・ポインターだったりするわけですよ何故か。

そんな隠れドギーマンみたいな店主のオタクぶりはどうでもいいとして、本日は昨日の辛辣な記事と打って変わってライヴ&イベント告知の話題です。しかもワタシの。

関西方面の皆さん、お待たせしました。
2011年1月(29日・30日)、大阪・CHOVE CHUVAさんで実に久しぶりの出張イベントをさせていただきます!ショビさんでは二度ほど出張販売をやらせていただいたのですが、最後の開催が2006年8月になりますから、実に4年半ぶりとなります!おおお、人に歴史あり、店に歴史ありってやつか?!

今回は弦楽器に昇天、じゃない、そっちイッてどないすんねん、焦点を合わせた内容。つまりはCHOVE CHUVA弦楽器見本市!
この日ばかりはショビさんが弦楽器で溢れ返ります。
展示物は店主が日頃懇意にし、全幅の信頼を寄せているMATER工房によるピッチピチの弦楽器群。
MATERだけで十数台。これだけで店内は楽器で埋まってしまいます。
既に決定している展示楽器は以下の通りです(非売品含む)。

【MATER】
・カヴァキーニョ Estudante(エストゥダンチ) インブイア
・カヴァキーニョ Clássico(クラシコ) インブイア
・カヴァキーニョ Clássico セドロ
・カヴァキーニョ Super Clássico(スーペルクラシコ) パウ・フェーホ
・カヴァキーニョ Profissional(プロフィシオナル) メイプル 表板:杉(非売品)
・バンドリン Estudante
・バンドリン Clássico インブイア 表板:杉
・バンドリン Profissional メイプル
・10弦バンドリン Clássico インブイア
・10弦バンドリン Profissional メイプル
・ヴィオラゥン・テノール Clássico インブイア
・7弦ヴィオラゥン Clássico インブイア ジャンボボディ仕様

【Di Giorgio】
・ヴィオラゥン Tarrega 2006年製(展示試奏用・難あり非売品)
・ヴィオラゥン Clássico38TM
・運が良ければ他モデルも入荷予定

【SAMBATOWNカスタムメイドパンデイロ】
・ラウンドフープタイプ(オールラウンド)
・平フープタイプ(ショーロ/サンバ向け)
※2006年当時とはワケが違いまっせ!いっぺん見に来て!
 またお手持ちの皮・木胴パンデイロの改造オーダーも承りますので当日是非ご相談下さい。


出品が確実なものだけでこのボリューム。
加えて、店主がこの9月にMATER親方から直々に伝授されたブラジル楽器木材解説も展示致します。
これまでベールに包まれてきたブラジルの素晴らしき上質な楽器材。しかしながらその実体は不勉強な一部の先達によって単なる思い込みのいい加減なガセネタばかりが吹聴され、正しい情報が伝えられずに現在に至っております。
サンバタウンは尽きることのない情熱と好奇心を胸にこの分野に踏み込み、ご来場いただいたお客様に自信と責任をもって解説させていただく所存であります。


(サンバタウン秘蔵・ブラジル楽器材サンプル。もちろん当日展示予定。これ全部正確に解説できるのって日本でワタシ以外にどなたかおられますか?)

ですから今回の趣としては、出張販売というよりはむしろ展示会。エキジビジュ(舌噛んだ)。
ご自身で今お使いの楽器もお持込みいただいて弾き比べてみるという方法もアリ。でも家宝級のあんまり良いやつ持って来ないで下さいね(笑)。
もちろん即売会も兼ねておりますので、その場で気に入った楽器はお買い上げいただけます。
ですから希望的観測に基づいて言うと、もし初日が予期せぬ商売繁盛で楽器がばんばん売れてしまった暁には、二日目の展示物がスッカラカンという、なんともトホホな状況にもなりかねないという・・・ないか。
まあ、そんなわけで、事前ご予約も全く受け付けず、その日ショビさんにお越しいただいた方のみひたすら優遇するわがまま放題のイベント、楽器フェチの皆さんは是非お立ち寄り下さいませ!


そしてそして、イベント一日目の夜はライヴも入っております。
それも店主の所属するBanda Sapato Novo(以下サパト)、悲願のショビライヴ!どんだけ手前味噌なイベントですか。
レパートリーを再確認してみたら、カリオカ系のスタンダードなやつが皆無に等しく、ほぼ全てがサンパウロ内部/ミナス/バイーア/ノルデスチ系、ときどきショーロ。気が付けば思いっきりマニアック路線。誤解を恐れずあえて申し上げますと、私たちはいわばややおとなしめなノボス・ナニワーノスのアクースチコ仕様です。
関西のコアなブラジル音楽ファン、牧歌的な祝祭ミュージックがたまらず好きな方、絶対損はさせません。なんせ開催地はワタシの第二のホームグラウンド、オザーカ(←オタク発音)。しかもハコはサンバタウンの(勝手に)姉妹店であるショビさん。気合いの入り方が違います。唯一心配なのは気合いが入りすぎて空回りすることだけですが、そうなってしまったらワタシはお詫びのしるしに打ち上げを辞退して飲まずにそのまま名古屋に帰ります!もしくは寒空の下で車中泊!すみません、ワタシは今いったい何を言っているんですか?

まあ我々サパトに関してはいろんな演奏の模様が近頃流出してきているようでございますが、少しでもご興味を持っていただけましたら幸いです。そして1/29(土)は大いにブラジル北東部の夜を皆で楽しもうではありませんか。先日の記事の伝でいきますと、必ずや良いライヴにすることをお約束します。

1/29(土) SAMBATOWN楽器見本市&即売会 em CHOVE CHUVA 初日
開催時間 12:00~16:00(短くてゴメンね)

1/29(土) Banda Sapato Novo ao vivo em CHOVE CHUVA
19:00開場 19:30開演
Charge 2,000yen(w/1dr)
 主任(Violão)
 レイコ(Sanfona)
 中川陽介(Percussão)
 ペー(Flauta)
 ゼジ(Voz, Cavaquinho)


1/30(日) SAMBATOWN楽器見本市&即売会 em CHOVE CHUVA 千秋楽
開催時間 12:00~20:00(予定)


みなさま是非!!

今夜すべてのライヴイベントに捧ぐ

2010-11-22 00:44:57 | 日記

こんにちは、プロモーターのドン・キングです。
嘘です!
サンバタウン店主はそこまで商魂たくましくありません!

さて。
今日はちょっと真面目な、ていうか場合によってはどっかにケンカ売るような内容のネタを取り扱ってみたいと思います。
ある意味「開かずの間」的な話題であります。

ブラジル音楽に限らず、最近はライヴハウスという、音楽を楽しむことを主体として作られたハコのみならず、音出しもできてそれなりの数のお客さんを収容できるカフェや飲食店でライヴをやるパターンが激増してまいりました。これは店主の知る限り、もはや全国的な流れになっていると申し上げられます。

こういった現象は、そのお店のなじみ客であればもちろん、いわゆる「ライヴハウス」とかと縁遠い一般のお客さんであっても、気軽にライヴを楽しめるということにもつながり、音楽を楽しむ場が増えていっているという意味では良いことではないかと思います。
地元から愛されている店であればあるほど、集客力はそんじょそこらのライヴハウスの比ではありませんし、実際そういう店でライヴがあった日に満員御礼でなかったのを見たことがないという例をワタシは名古屋において実際に知っております。どこかは言えませんが!
ミュージシャン側にとっても、ライヴハウス以外に自身の表現の場を数多く見つけられるという状況になっており、しかも親密な雰囲気の中で演奏できたりするシチュエーションも多いわけで、そーなるとパフォーマー側としてやりやすい部分もあり、そういうハコの選択肢が増えること自体はありがたいことなのでしょう。

しかしワタシはここで敢えてそんな環境に冷や水をぶっかけるような問題提起をここでさせていただきたいと思います。
果たしてこのままで良いと思っていらっしゃるのでしょうか?と。

ミュージシャンの方々に問います。あなたは良いパフォーマンスをすべく日夜努力に励んでおられますか?
企画者の方々に問います。あなたはハコを満杯にすべく八方手を尽くして奮闘しましたか?
ハコのオーナーや店長さんに問います。あなたは本当にそのミュージシャンにここで演奏してほしいと、
ウチのお客さんに是非見て聴いてもらいたいという判断で引き受けましたか?
地元の世話人さんに問います。あなたはゆかりあるミュージシャンからライヴブッキングの話を持ちかけられた時「あ~あ、また頼まれちゃったよ・・・」とか思いませんでしたか?

言わずと知れたことですが、こういうライヴ会場となっているハコの多くは、元来が飲食店であります。すなわち飲食による売上でもって店の経営が成り立っているわけです。
あるミュージシャンがそこでライヴをやらせてもらうとしましょう。
満員御礼の場合であれば特に申し上げることはありません。ライヴも大盛り上がり、チャージ収入もきちんと採算が取れ、ハコの飲食オーダーも沢山入って、みんなハッピーというパターンです。
しかしそうでなかった場合を想像してみて下さい。
フタを開けてみればお客さんの数もまばら。
ミュージシャンのモチベーションも下がりがち。人によってはパフォーマンスにも影響するでしょう。
(個人的にはどんな環境下でもベストを尽くすような姿勢の人をワタシは応援しますが)
閑古鳥の状況ではお客さんも恥ずかしくて率先してノッたり踊ったりとかはしにくいですよね。
招聘を企画した(ていうか頼まれた)地元の世話人さんなんかも、収支を考えると胃が痛くなる思いです。ああ、今日も自腹を切らなきゃ・・・とかね。

そして何よりハコの「機会損失」、これがなんとも切ない。
ライヴとかイベントとか入れずに通常営業してればそれなりに売上もあがったろうになあ・・・という店のご主人の嘆きが聞こえてくるようです。

更に言わせていただくならば、そんな中、店の外にはライヴがあることを知らずにご来店されたお客さんの姿が。
「ごめんなさい、今日ライヴなんです」
「ええ~、せっかくゴハン食べに来たのに~。こないだも友達何人か連れて来たんですけど、なんかのライヴで入れなかったんですよお。今日もですか?」
「申し訳ございません・・・」
こういうことが舞台裏では日常茶飯事で起こっております。

おわかりでしょうか?
ミュージシャンやライヴ企画者の皆さんは、ライヴ一本こなすにあたり、そういうリスクを背負っているわけなんですが、やるんならそれを自覚した上でライヴを入れていただきたい。
ただ単に「このへんのスケジュール空いたし、どっかでツアー組んで回りたいなあ、前にやらせてもらったあそこやあそこなんかどうかな、雰囲気いいし、打ち上げも楽しいし、食べもんも美味しいし、地元の○○さんにまたちょっと世話してもらおう・・・」
そういう軽ーいお気持ちで臨まれているようでしたら、ワタシはそういう方々に対し、おふざけでないよと申し上げたい。
あなた方がそういう感覚でいらっしゃると、受け皿となっている人々の迷惑になるばかりか、ヘタしたらライヴやらせてもらうハコの本業を圧迫するという罪深い行為にもつながりかねないのです。
一度やらせてもらったから次もまた、という虫のいい考えはやめましょう。頼まれる側はたまったもんではありません。「やらされ仕事」ほど苦痛なものはないことは、社会人ならば誰しもおわかりのことかと思います。
そしてあなた方はいつしか各地で「押し売りアーティスト」という印象を持たれることになっていくのです・・・。

ミュージシャンやプロモーターの皆さんに今一度問います。
あなた方はライヴのブッキングにあたり、
そのハコから「是非ウチで」と請われましたか?
「ええ、まあ、その日は空いてるには空いてますけど・・・」みたいな反応ではありませんでしたか?
地元の世話人から「またこっちでライヴしてくれませんか?」とリクエストされましたか?
そうでなければ、はっきり申し上げます。
あなたのパフォーマンス(もしくはあなた自身)は少なくともその地では求められていません。
お呼びがかかるよう、もしくは自分から打診したら一発快諾してもらえるよう、ご自身の芸と人間性に磨きをかけていて下さい。

店主の経験した限りでは、良いライヴとは
招聘者の熱い想いと、
ミュージシャンの感謝の気持ちに裏打ちされた底力と、
地元の世話人の損得抜きの情熱と、
ハコ側の理解に満ちた協力姿勢と、
お客さんの虚心坦懐なリアクション、

これらが総合的に積み重なって実現するものなのです。
そしてそういうライヴが終わったとき、関係者は感激に打ち震え、ある人は泣き崩れ、お客さんからは「よかったです」の声がやまず、ハコの主人からは「来年も是非ウチで!」とのラヴコールが・・・。
良いライヴとはしぜんそういう風になるものなのです。

音楽を表現させてもらえる人達には、このことを是非頭のどこかに入れておいていただきたいと願うばかりであります。

ワタシはおカネを払ってまで残念なライヴなんて見たくありません。
そしてそんな残念ライヴに協力なんてしたくありません。

ワタシは心の底から、本気で、自分の関わっていく音楽の現場に向き合っていたいのです。

人前で歌い演奏する機会も時折ある自らへの戒めも兼ねつつ。

ちょっとズルして

2010-11-17 14:31:35 | ライヴ

こんにちは、ホベルタ・サー&ペドロ・ルイス来日公演までもう二週間を切ってしまい、まったく落ち着かなくなってきているサンバタウン店主ですが、皆さんいかがお過ごしでしょうか。もう出だしのネタを思いつく余裕すらありません。どうしましょう。どうしてくれるんですかサーちゃん?!

今回は是非ご紹介したい12月の名古屋でのライヴを2本。
場所はどちらもCafé Dufiさん。しかも連荘。
チラシ最大活用(笑)。省エネ記事ご容赦。手抜いてるわけじゃないですよ!

まずは12/10(金)、アルゼンチンからトミ・レブレロニコラス・ファルコフのアコースティック・デュオライヴ。バンドネオンとギター、そしてヴォーカルという構成が実にそそります。Dufiの空気にピタリはまる音楽です。大洋レコードさん主催っす。そして店主PA担当。頑張ります。しかし今年はアルゼンチン強い!!


(画像クリック!)

その次がなんと翌日、12/11(土)にあのSaigenji(サイゲンジ)がDufiに登場!快作"Another Window"リリース後、初の名古屋ライヴとなります。このアルバムめちゃカッコええでっせ~。いや、相変わらずカッコいいというべきか。そしてやはり店主PA担当。頑張ります。
店主PA担当のライヴしか告知せんのかい!というツッコミが入りそうですが、ワタシは自分が良いと思ったアーティスト、信頼関係を以って一緒に仕事ができるミュージシャンの音響しか引き受けません。そう決めました(笑)。


(こっちもクリック!クリック!)

どんな音楽にせよ、心震える瞬間はやはりライヴという音楽現場でこそ数多く味わえると常々ワタシは思っています。
そこは聴き手自身の魂が開放される貴重な場でもあり、そういう意味では音楽ファンは出不精になってはあまりにもったいないというものです。
ミュージシャンのみならず、お客さんも自らの心を解き放ちに是非お越し下さい。
サンバタウンはこれからもそういった良いライヴを応援させていただく所存であります。

サーちゃんライヴと名古屋観光

2010-11-13 22:38:41 | ライヴ

こんにちは、つボイノリオです。嘘です!
ていうかつボイノリオって全国区の人なのか?

いやあ、ぜじろぐサボってます。サボりまくってます。ごめんなさい。人生いろいろありまして。

もう11月も半ばに近づこうとしております。
11月といえばサーちゃん(注:ホベルタ・サーのこと)。そしてペーやん(注:ペドロ・ルイスのこと)。この二人が日本にやってくるわけでございますよ。なんとめでたいことでしょう。しかも名古屋にお越しいただけるなんて。わかりますか皆さん、僥倖ですよギョーコー!
しかも公演日の27日は土曜日です。
もう名古屋観光を兼ねて泊りがけでライヴ観に来ていただく以外ないでしょ?!

すでに関東・関西方面からもチケットのご予約をいただいたり、夜行バスに乗って行く!と決意表明されているお客様もいらっしゃいます。その意気やよし。ブラジル音楽ファンたるもの、それくらいでなくては。
それにしても前夜の夜行バスに乗ってこられた場合、名古屋到着は早朝の6時とか7時、みたいな。どうされるおつもりなんでしょう。

例えばですよ。
もしワタシが東京から夜行バスで名古屋に早朝帰ってきて、ワケあってその日は一日中、名古屋市内で時間つぶして過ごさねばならないというシチュエーションに直面した場合。

ワタシならば・・・まず朝ゴハン食べながら考えることにします。

というわけでおなじみコメダ珈琲店。名古屋駅近くにたくさんあります。シャレオツなカフェなんてやだ、コッテコテの純喫茶風な店がいい、という方にオススメ。もちろんコーヒーにはモーニングがサービスでついてきますが、ちょこっと追加料金を出せば朝から凶悪なまでに高カロリーな小倉トーストモーニングへのアップグレードも可能です。小倉あん&マーガリンの強烈コンビ。トーストだって小倉専用のリッチな厚さ。いやあ、なんか無性に食べたくなってきましたよ、ははは。
朝からハイテンションになってらっしゃるようでしたら、勢いでいっそのこと「シロノワール」をオーダーされるのもいいかもしれません。

洋食なんかけしからん、日本人たるもの米のメシだろうとおっしゃる豪気な方には、名古屋駅東側にある柳橋中央市場で海鮮モノが美味いメシ屋さんで朝食を腹一杯食べまくるというプランもあります。ただし店主、一回しか行ったことないのでどの店がオススメかまでは申し上げられません。勇気のある方はここを歩きながら自らの嗅覚と勘を信じて、これぞと思った店に突入してみて下さい。

それが終わってもたぶんまだ朝の9時すら回ってはいないはず。お腹いっぱいになって少し眠気が戻ってくるかもしれません。
そうなったらズボラなワタシの場合、入会手続きとか面倒事のないネットカフェで時間を潰します。ちょっと仮眠もできるし。近くの公園でごろり横になるのも11月末だとちょっと厳しいしね。

そうこうしているうちにお昼どきになってくるわけですが、名古屋めしの名店に行くならば午前11時くらいの早めの時間帯に入店するといいでしょう。そうしないと正午近くには行列ができますので、快適なお昼ゴハンを楽しむためには早めのアクション、これ鉄則。

うなぎ大好き!な方には、ぜひ「うな富士」をお試しいただきたい。鶴舞駅から歩いて約10分と、やや交通の便には欠けますが、ここのひつまぶしは絶品です(ていうか全てが絶品)。ウチのバンドリーダーがずっと秘密にしていた穴場でしたが、ひとたびブラジル音楽ファンに知れるや、うな富士の噂は一瞬にしてギョーカイを駆け巡り、数々の著名人(笑)らがここを訪れるようになっております。やや値は張りますが、十分それに見合う満足度を得られることでしょう。

それから直径2.2mmという、うどんのごとき極太麺でいただく名古屋名物「あんかけスパ」も面白いでしょう。アルデンテの概念不在。いろんな意味で豪快です。
食わず嫌いはいけませんよ!おそるおそる食べた結果病みつきになってる人もけっこういらっしゃるンですからねっ。

一部のマニアの中で神格化されている伝説のマウンテン詣でというプランもあるにはありますが、サンバタウン店主としてはせっかくナゴヤにお越しいただいたのに、体調に破綻をきたして(これをマウンテン用語で『遭難』と呼びます)サーちゃんライヴを満足に見られずじまいになってしまうという惨事を皆さんにお迎えいただきたくないので、ここではあえてことさらに申し上げません。皆さんご自身の責任においてご判断下さいませ。
ちなみにこのマウンテン、サンバタウン杁中店舗時代、ウチから歩いて10分くらいのところにありました。で、かく言うワタシはというと一度も行ったことがありません。もちろん(笑)。

あとはこのサイトで皆さん気になる店へ、レッツ・トライ!

ちょっと力尽きてきましたので午後の部は省略致しますが、ぶらぶら歩いてヒマをつぶすには大須あたりがオススメですね。東京でいうと浅草と秋葉原をミックスして、そこに多国籍テイストを加えた街です(地下鉄ですと大須観音・上前津が最寄り駅になります)。ここには大須名物にまでなってしまったOsso Brasil鶏の丸焼き(Frango assado inteiro)が楽しめます。ハサミで豪快にブツ切りにしたこいつにかぶりつきながらのショッピは、もう、なんというか、昇天間違いなしです。

そうこうするうちにサーちゃんのライヴ開場時間17:30がやってきますので、せっかく良い整理番号をとった方は遅れないように今池・ボトムラインに集合しましょうね。

さあ、問題はライヴ後、打ち上げ場所ですよ。
今池はブラジル音楽仲間のよく集まる名店がよりどりみどりです。

まずは「ピカイチ」。中日ドラゴンズファン、いや、名古屋人でこの店を知らなければモグリとまで言われるドラキチの聖地であります。名古屋にライヴしに来られたミュージシャンで、打ち上げ場所にここを選びたがる方が後を絶ちません。とにかく出てくるメニュー、いちいち美味いっす!

朝までやってるライヴハウス&居酒屋「得三」も名古屋人が誇りをもってオススメできるナイスなスポットです。ボトムラインからもなかなか近くて便利。22:00くらいまではライヴが入ってるので、それも引っ掛けて観に行くもよし、ライヴ終わってから二次会っぽく使うもまたよし。但し居心地が良すぎて終電を逃しても当方は責任を負いかねます。なんせ朝までやってますから(笑)。

台湾料理店「味仙」今池店も強烈です。Picante(ピリ辛)な料理に目がない方は迷わずここへ直行して下さい。貴方を必ず満足させてくれること請け合いです。名物・台湾ラーメンは最初の一口をすすった時点でほとんどの方がむせます。
それゆえ味仙は隠しメニューとして、辛さをマイルドにした「アメリカン」も用意しています。台湾なのにアメリカン。

ライヴ後も中南米な感じで行ってみたい方は、今池からなら歩いて行ける「ACHE pa'ti(アチェ・パティ)」もいいですね。どちらかというとキューバ系を大得意とするバーですが、アフロブラジル方面もばっちりイケます。そもそもアチェ・パティというのはポルトガル語で言うところのAxé para ti (para você)なんですからねっ!

ライヴ終了後はまだ地下鉄もしっかり動いてますし、乗り合わせでタクシー使っても知れた値段の千種・新栄エリアでいくと、これは「Cafe Dufi(カフェ・ドゥフィ)」にとどめをさします。ご存知名古屋ブラジル音楽ライヴの総本山。フレンドリーな雰囲気、めちゃめちゃリーズナブルなお値打ちメニューの数々。かかってる音楽はブラジル/アルゼンチン音楽を中心としたラテンミュージック。居心地悪いわけがない。女性の方に特にオススメしたいです。今池にもなかなか近いので、ライヴ前にティータイムを過ごすには最適な場所でもあります。

おっと忘れちゃいけない、今池からは離れてますが(地下鉄7駅目・乗り換えあり)、ブラジル音楽ファンにとっては聖地中の聖地とも呼ぶべきバイーア料理の超名店「サルバドール」での晩餐という選択肢も大いにアリですね。ここは週末たいてい予約で埋まってしまいますので、ご予定が決まり次第可及的速やかなるご予約をオススメ致します。

栄方面に宿を取られている方でしたら、老舗の「ウルバナ」、または「サプカイ」あたりでブラジル純度100%の夜をお過ごしいただくのが王道かと。

まあ、これはもうホントに典型的なパターンばかりを列挙しただけで、ツウの方々に言わせればもっと凄いところもあるらしいのですが、みんなそういうとっておきの場所って他人にそうそう教えたがらないもんですから仕方ないですね。気前のいいナゴヤ人の方は是非コメント欄に皆さんのオススメスポットをご紹介下さいませ。

ていうかコレ、観光というよりは完全にナゴヤめし大会ですね。

まあ何はともあれ、27日はみんな名古屋で遊び倒しましょうぜ!!
チケットまだありまっせ!まだご検討中の方はこの際思い切って是非是非是非!

サーちゃん名古屋公演チケット、通販でもやってます

2010-11-01 18:46:10 | 日記

こんにちは、元ノボス・ナニワーノス、じゃなかった、元ノーヴォス・バイアーノスのモライス・モレイラです。嘘です!
しかしあながち嘘ともいえないんではないかなあと思っちゃうのがこのモライス・モレイラという語感でして、これなんかサンバタウン店主の本名「かみおき・ひろあき」とけっこうカブってたりしてないかなあ、なんちて。

さて、そんなノボス・ナニワーノスを昨夜大阪で実に5年ぶりにナマで観た店主の冷めやらぬコーフンなどはどうでもいいとして、いよいよ今月となってしまいました、サーちゃんことホベルタ・サー&ペドロ・ルイスの来日公演。メンバーもスタッフも招聘側もみんな気合入っとります!

で、サンバタウンの方でもいよいよ前売券の現物が通販に登場
送料、場合によっては代引手数料も発生しますが、何といっても手間要らず。
(紛失時の保証は致しかねますが、送料がお得なクロネコメール便での発送も承ります)
そして忘れちゃいけないのが、名古屋公演は整理番号制、そして椅子席アリだってこと。
先行予約分を除き、サンバタウンは大変ナイスな番号を確保させていただいております。
既に熱烈なお客様からの弊店への直接予約申し込みにより、その分は出て行ってしまいましたが、まだ整理番号No.100からのチケットがございます。他で予約されるよりは椅子席にご着席いただけるチャンスはたいへん高いので、サーちゃんライヴ名古屋観戦をご検討中の方は是非お急ぎ下さいませ。

次回は名古屋観戦のご英断をなさった皆さんのために、名古屋観光ルートのご提案を予定しています(但し飲食系中心。特に打ち上げ場所な)。
うー、ますます気合入るぜ!