ぜじろぐ

SAMBATOWN・ゼジの書くブラジル音楽やその他あれこれ

フリーペーパーMPBを読もう

2006-06-30 19:13:35 | 連絡事項

このフリーペーパーの存在を知らないブラジル音楽ファンの方はよもやいらっしゃらないとは思うのですが、万一ご存じない方のためにご紹介させていただきます。よござんすね、フォホーおやじ殿(笑)。

MPB。月刊で既に100号を突破している超ロングラン・フリーペーパーです。全国の大手レコード店のワールドミュージックコーナーあたりでよく見かけますよね。発行元はみんなお馴染み中南米音楽さん。ブラジル・アルゼンチン音楽のCD・DVD新譜情報のレビューはもちろん、マニアックなジャンルやアーティストの特集なども組まれてたり、リリース情報や時にはゴシップなど現地の最新ニュースがてんこ盛り状態。これ一部を読み込めばかなりの通になれること請け合い。もっとも最初のうちは知らないアーティスト名や単語などでチンプンカンプンでしょうけど、辛抱が大切です。そのうちいろんなことがつながってきますから大丈夫。店主もよくここにアホなコメントを寄せております。

さて、このMPB、無料定期購読ができるようになっていることを皆さんご存知でしたか?
なんて太っ腹なんでしょうケペルさん。申込みフォームはこちらから。全国各地のブラジル音楽がお好きなショップオーナーさんも是非お店に置いて下さい。そうして日本のブラジル音楽熱をじわりじわりと上げていこうではありませんか。

更にもう一点。ただいまMPBでは広告募集中だそうです。ブラジル音楽ファンに訴求したい広告内容をお持ちのショップオーナーさん・アーティストの方はこの枠を使わないテはありません。はっきり申し上げますがサンバタウンはこのMPBしかルーチン広告を出していません(厳密にいうとあとはブラジル情報誌Bancaくらいか)。なぜか。ここにさえ出しておけば、例えば名古屋在住のファンの方に「あ、名古屋にもこんな店があるんだ」と認知してもらえるからです。言い換えればこの媒体に載っけてもらう以外認知していただく有効手段はないからです(涙)。しかるのちにサンバタウンに飛び込んで来て下さるというケースを幾度経験したことでしょう。ありがたや(合掌)。同様のケースとして、ここ名古屋で活躍されている旧知のギタリスト・矢橋幸男氏もここへギター教室の広告をいっとき出されました。現在はもう広告をお出しになっていないのはなぜか、逆にその効果のほどをお察しいただけることと思います。効果的な広告とは同好の志がよく集うところに出すこと。これが大切です。そんなわけで中南米音楽のケペル木村さんのブログにも詳細事項が書かれています。ご興味のある方は是非!

いやあ待たされた待たされた

2006-06-29 18:09:39 | DVD

オーダーから約3ヶ月、ようやく待望のアイテムが到着です。

・Daniela Mercury "Baile Barroco" (DVD)
 旧アシェ・クイーン(失礼)、ダニエラの底力を示す貫禄・迫力・完成度バカ高のトリオ・エレトリコライヴ!これは凄いよ!
・Roberto Mendes "Tempos Quase Modernos" (CD/DVD)
 叙情系バイーア音楽。ホーダ・ヂ・サンバがこの夏、心の清涼剤に。シブいわあこのオッさん。シブすぎるわ~。
・Afroreggae "Nenhum Motivo Explica a Guerra" (CD)
 カエターノに見出されたロイクー系ロック。レゲエ、ヒップホップ、ハードコアの要素たっぷり。良い意味でポップ。よく出来てます。オ・ハッパが好きな人、とりあえず買って~ん。

旧作CDもひっさびさに入荷!
・Mario Gil "Contos do Mar"
 まさかと思ったけど本当に取り寄せに成功するとは!店主が愛してやまないマリオ・ジルの幻の傑作「海の物語」が2枚だけ届きました(号泣)。売らずにずっと店に置いておきたいくらい素晴らしい作品です。試聴だけでもいい、みんな聴きに来て!この手でマリオとMonica Salmasoのデュオを日本に呼べたらマジでライヴの翌日に死んでもいいかもしれない。
・Trio Viralata "Um Trio Viralata"
 ガットギター/クロマチックハーモニカ/パンデイロによるインストトリオ。爽やかなアコースティックサウンド。そのくせ音はごっついです。ノーマル仕様のパンデイロでだってこれくらい気合の入った音は出せるんだぜという格好のお手本。ジングル改造の前にやはり練習ありきです。ちなみにこのCD、今や国内ブラジリアンパーカッション界では完全に定番となった長岡敬二郎氏による教則本「ブラジリアン・パーカッション パンデイロ」のオススメ音源のコーナーにワタシが推薦させていただくハズだったのですが、間抜けなことに締め切りに間に合わずあえなくボツとなりました。載ってればこのCDのセールスも多少は伸びていたかもしれません。
・Roberta Sá "Braseiro"
 ホベルタちんが再びバカ売れする季節になってまいりました。可愛いコちゃんのしっかりしたサンバベースながらお洒落度満点な好盤。オープンカフェのBGMやドライヴのお供に最高。ていうかそろそろ新譜を出してほしいところです。

そしてその次は

2006-06-28 18:10:42 | ライヴ

今日はワリと気力体力が充実しているのでもうひとつトピックをば。
7/28(金)、これまたCafe Dufiにてこのほどブラジルから帰国のMacoさんがとびきりイカす仲間達を連れて"Brasileiríssima"ツアー敢行と相成りました!名古屋ライヴはあのショーロクラブのベーシスト・沢田穣治さん(!!)と、男っぽい爪弾きで最近めっぽう注目度が上がっている7弦ギタリスト、「やーそ」こと山田裕(三つ感嘆符つけておいてやれ、!!!)のトリオで登場。本場じこみのサンバ・ボサ・ショーロ・MPBとなんでもござれのスーパーショウがご覧になれるでしょう。

このMacoさん、業界では知る人ぞ知る存在で、なんとあのモノブロコのメンバー(カイシャ担当)でもあるのです。またリオでは日本からブラジル旅行に来た人のためにライヴ等のコーディネイトもしておられまして、ブラジル音楽ファンの頼れる味方として大活躍中の人物なのであります。地力はもうダテじゃございません。要チェックです。こちらもご予約はDufiさんまでお電話いっぽーん!

春夏秋冬・のりちゃん再登場

2006-06-28 17:33:15 | ライヴ

こんにちは、W杯の熱気にあてられたせいか「最近ブログの文章長いね」と冷やかされている店主ゼジです。
さて、7月は名古屋にのりちゃんこと山本のりこさんが再びCafe Dufiに来てくれます!(パチパチパチ)今回はニューアルバム「bitter sweet」をひっさげての凱旋ツアー!なんかニュアンス違うな。W杯じゃないんだからさ。店主もこのCDをDufiさんで聴かせていただきましたが(すみません、仕入ルート確保できてないんです)これは物凄かったですよ。英米ポップスをボサノヴァテイストでカヴァー、というのがコンセプトですが、ポル語偏重傾向によりまだ敬遠されてるボサノヴァファンの方は懺悔とともに即お買いなさい。ワタシもその場で3回懺悔しました。のりちゃんの歌も今まで以上に充実、フリューゲルホーンの道下克己氏のプレイがこれまた鳥肌モノです。以前名古屋で演ってくれた「Hotel California」はもちろん、世界で一番スローな(Dufiさん調べ)ビリー・ジョエルの「The Stranger」など、もう最高です。7/8(土)、ワタシは店で簡易講習「パンデイロはじめの一歩」を入れてしまい、涙を飲んで欠席しますが、皆さん、ワタシの代わりにぜひ観に行って下さーい!ご予約はDufiさんまで、お電話一本!

更にその前日は、同じくDufiさんでcinnabom(ちなぼん)というアーティストの方の投げ銭ソロライヴ(!)があります。20:00から。こちらも是非。というワタシはこの日も店でホーダ・ヂ・ショーロがあるため行けません。くぅ。

さよならにっぽん

2006-06-23 13:37:13 | 日記

という大友克洋氏の漫画が昔ありましたね。
さて、今日書く日記と言えば話題はもうコレしかございません。いやもうこっぴどくやられちゃいましたね、日本代表。そして当然っちゃ当然なんですが、決勝トーナメント進出おめでとう、ブラジル代表。今朝はヒジョーに複雑な気分で試合の放映を迎えましたが、いざフタを開けてみればやはり一部始終日本を応援してしまいました。ワタクシこんな仕事やってるワリにプロフェッショナルとしては失格です。そして突きつけられた現実に打ちひしがれ、今日も寝不足でサンバタウンに向かいます。極度の睡眠不足によりイライラしており、注意力散漫なのが自分でもわかるので通勤中は車間距離をいつも以上に空けて運転してきました。先日のトピック(豪州戦直後)で「恐らく日本は6月13日が今年上半期で最も暗く、最も国民生産性が低い一日となるのではないでしょうか」と書きましたが、すみません、訂正します。今日がその日です。

今にして思うと、ブラジル戦、やはりジーコの神通力は効いていました。前半の玉田選手の、彼個人としては自らの人生の集大成だったであろうファインゴール(あのディフェンス裏の入り方!)は間違いなくジーコの念力が呼び起こしたものだとワタシは信じています。そしてGK川口選手のこれまた神がかったセービングの連続。彼を数年間飼い殺しにしたポーツマスの首脳陣にどなたかインタビューしてやってほしいもんだと思いました。それにしてもちょっとヨシカツ君どこかおかしいです。あの時ワタシにはカンドンブレでいう鉄の神・オグンが彼に憑依したのかとさえ思えました。これもまたジーコの尋常ならざる念がドイツの地にオグンを召還したのだと受け止めています。ワタシはあえてこの超常現象をこそ「ドルトムントの奇跡」と呼ばせていただきたい。この奇跡の力なくしては、おそらく日本は0-7とか0-8とか、あの「マラカナンの悲劇」よろしく大名古屋ビルヂングの屋上から飛び降り自殺したくなるようなスコアでピッチを去らねばならなかったでありましょう。

しかしながら、現実は残酷なものです。あれだけ奮闘したにもかかわらず(特に中田英寿選手の獅子奮迅ぶりは凄まじかった)、今の日本に、フレッシュなメンバーで臨んだピッチピチに活きのいいセレソンの猛攻を耐え切る力は残っていなかったようです。おお、只今必死でダイエット中とおぼしきホナ"ウド"一瞬見せた切れ味に「ポセイドンのめざめ」というキング・クリムゾンのアルバムタイトルすら思い起こさせた残像の鮮やかさよ。最終兵器ジュニーニョ・ペルナンブカーノ(日本風にいうと『宮城のジュンちゃん』みたいな感じ?)の無慈悲なまでに美しきミドルシュートの弾道よ。そしてカフー&ホベカル不要論すらこの先湧き起こりそうな「二極神」ことシシーニョ&ジウベルトの徹底的にサディスティックな左右のアタックよ!セレソンの最終調整のための格好の叩き台となった我らが日本代表。かくして前半ロスタイム、右から怒涛の勢いで斬り込んだシシーニョがホナ"ウド"めがけてクロスを放り込んだとき、それまで懸命に凌いできたジーコの神通力が、あの瞬間、プツッと音を立てて事切れたのです。後は周知のとおり。しかし誰がそれを責められるでしょう。

日本代表にとってのW杯ドイツ大会は終わりました。しかしこれでいいのでしょうか。日本代表でなく、日本という国がです。

屈辱的と言っても支障ないほど完膚なきまでに叩きのめされた後でも「感動をありがとう」とかいって無理矢理美談で終わらせようとするトチ狂ったゲロ甘サポーター達。

「あ~あ、終わったよ」と今日を最後にW杯に目もくれず、今後の日本サッカーに思いを馳せることもなく、日常の煩事に埋もれていくお祭り好きのにわかサッカーファン達。

本大会が始まる直前は「オーストラリアには楽勝」「F組1位通過も夢じゃない」とさんざん寝言をたれ流しまくっておいて、いざ負けたらすぐに「敗れた元凶はどこにあったのか」「この結果について日本代表には厳しい言葉をかけなければならない」と手のひら返したようにわめき散らして(松木安太郎サン、アナタのことですよ)犯人探しに躍起になる愚劣極まりないマスコミの連中。

悲しむべきかな、ファナティック・ジャパン。'02年日韓大会から今大会に至るまでの日本サッカーへのあまりに過剰な期待感は、喩えが大げさかもしれませんが、あたかも日露戦争で大国ロシアに対し奇跡的にギリギリの判定勝ちを収めたばかりに一気に自我肥大し、のちの大東亜戦争(あぶねえ呼び方)に狂信的なまでに突入していった当時の大日本帝国とダブるようで薄気味悪いんですけど。

みんな今夏に全国で上映される「GiNGA(ジンガ)」という映画を観れば、日本がブラジルとタメ張れるようになるには百年早いということを驚愕とともに冷静に受け止められることでしょう。ゆっとくけど別のサッカー映画「GOAL!」なんかとカン違いしないで下さいね。ってなんで名古屋で上映予定がないのだ!(激怒)

どうも店主には今回のW杯で、日本という国は肉体面・精神面で、いわば「人間力」において、スポーツのみならずあらゆる事象においてハナからお呼びでないというレベルにまで凋落してしまっているのではないかという気がしてなりません。その軽佻浮薄さ。相手はなんせ内戦やら凶悪犯罪やらで日頃からドンパチやってる、生と死が隣り合わせの国ばかりなんですから、選手だけでなく我々も、素手ゴロで相手国のサポーターと国の威信をかけて渡り合えるくらいの覚悟でもって応援に臨まない限り、サッカーの国際試合には勝てっこないのではないかと感じたりなんかしちゃったりするわけであります(←もはや支離滅裂)。そんな暴論を吐くワタシはもうパブリックビューイングに出かけて大声張り上げる元気すら残っていない口だけ男です。

いずれにせよ、ジーコの神通力はブラジル代表に乗り移り、6度目の優勝目指してまっしぐらな完調セレソンの背中を押し続けてくれることでしょう。特にホナウドにかなりの配分でパワーが乗り移ったようです。なんせ後半になってからホナ"ウド"のダブルクォーテーション囲みが消えていましたから。我々ブラジルファンにとっては、夢はこれからいよいよ本番スタートなのです。


・・・はっ、今までワタシは何を?・・・うおっ、この脳内麻薬が出まくったような電波系の文章はなんだ?!
そういうわけですので只のいちレトロサッカーファンのたわ言です。右ウイング思想の危ないヤツでもありません。皆さん、あまりお気になさらないよう。
いや、でもちゃんと心の中で叫んでるんですよ。
頑張れニッポン!(フェイスペインティングしてみました)

さあ、今こそブラジル国旗を!

2006-06-17 00:14:34 | 雑貨

ワールドカップの盛り上がりもいよいよ決勝トーナメント進出をめぐって最初のピークを迎えようとしています。やっほう。我等がブラジル代表もいつものスロースターターぶりは健在で(笑)、1×0(ピシンギーニャ!←もうええっちゅうねん)でクロアチアをどうにか下しております。このまま尻上がりに調子を上げていってもらいたいものです。そして同じく我等が日本代表、は・・・。いや、敢えて言いますまい。しかし頑張れ。死力を尽くせ。試合前はくだらんネタをあげつらい「日本に追い風!」みたいなことばかり吹きまくり、いざ負けるやいなや途端に「敗れた原因は何だったのか?!」などと犯人探しに走る阿呆なマスコミなどに踊らされてはいけません。ただ信じるのみ。そして念じるのみ(はァ~)。

前置きが長くなりました。ブラジル応援の話です。
いきなりですが、皆さん、ブラジル国旗持ってらっしゃいますか?
何ッ、持ってないですとッ?!
それで胸を張ってブラジルファンと言えるのですか?
そんなワタシは先日こっそり買いました。ええ、通販で(自爆)。ブラジル関連商品の通販やってる店が、別の通販で調達。だってウチに置いてないんだもーん。
その通販サイトの名は、そう、あのキタンジーニャ。群馬のリトル・ブラジル、大泉町にある総合ショップです。やはり餅は餅屋。素晴らしい。ここにはサンバタウンに置いてないブラジル濃度の高いアイテムがぎっしり。価格もさすがのリーズナブルさです。皆さんも是非。

さあ、早速キタンジーニャさんのサイトにアクセスして、ブラジルグッズを買い漁りましょう。ワールドカップ期間中が勝負です。やはり国旗。ナイロン繊維製で90cm×60cmとなかなかのサイズ。今なら特価980円。安い!そしてなんとクルマのウインドウに取り付けるミニ国旗まであります(画像のヤツがそれね)。さあ、みんなでブラジル優勝時にこれ付けて街を走り回る姿をイメージするのです(でも世間の迷惑にならないようにね!)。フーリガン一歩手前。なんたるっ。なーんたるっ。

中原仁さんではないですが、ワタシも調子に乗って言っちゃいます。
Rumo ao Hexa, salve Brasil!!

名古屋のブラジル音楽ファンに朗報!

2006-06-14 15:12:03 | イベント

さて、皆さんはご存知だったでしょうか?日本を代表するブラジル音楽ナヴィゲーター・中原仁さんがなんと栄中日文化センターでブラジル音楽講座を開講されていたことを(第1回コースとして「ボサノヴァ編」を4・5・6月の月1回ペースで開催)。

今回、情報が確定致しましたので7月からの第2回コース「サンバ編」の告知を致します。只今受講生募集中!このへんで体系的に、そしてもっとディープにブラジル音楽の世界を勉強してみたいと思われる方はもう話せばわかる・問答無用級に大推薦致します。意地でも時間作ってお申込み下さい。善は急げでございますですよ!

7~9月開講 栄中日文化センター
「ブラジリアンミュージック -サンバ-」
☆講師:音楽プロデューサー 中原 仁
☆開講日:7/15、8/19、9/16(第3土曜日) 午後3時30分~5時30分
☆受講料:3ヵ月分 6,300円(税込)※初めての方は別途入会金が必要です

ブラジル音楽の心臓部にあたるサンバ。日本では華やかなカーニヴァルのイメージが先行しがちですが、叙情的な歌ものサンバ、庶民の日常生活のひとこまを描いた「パゴーヂ」と呼ばれるサンバなどさまざまな種類があります。そんなサンバの多彩で多面的な魅力を、現地収録の映像もまじえてガイドします。

☆講師プロフィール:
中原 仁(Jin Nakahara)

1954年11月28日、横浜生まれ。音楽プロデューサー&コーディネイター/音楽番組制作者/選曲家/ライターなど多彩な肩書きを持つ。
1988年、J-WAVE開局に先立ち試験放送のディレクターチームに入り、開局と共に数多くの番組を制作。ラジオマンとしての仕事を中心に音楽プロデューサー/コーディネイターに従事。
ブラジル関連では、六本木WAVEのブラジル・フェアのトータル・コーディネイター(86年)、サンバ歌手・森本タケルのリオ録音アルバムのプロデュース(87年)、岐阜市制100周年記念サンバ・コンサート(ブラジルからフンド・ヂ・キンタル with ドナ・イヴォニ・ララが来日)の企画(88年)などを行う。
現在も日本最強のブラジル音楽ナヴィゲーターとして東奔西走の日々。正に旬の人物。

【お申込み先】
〒460-0008 名古屋市中区栄4-1-1 中日ビル 名古屋・栄中日文化センター
フリーダイヤル 0120-53-8164
※栄中日文化センターHPのバナー「7月スタートの新講座はこちら」→「音楽」もご覧下さい。募集状況を確認いただけます

ちなみに7/15(土)の夜はサンバタウンにてパゴーヂと呼ばれる飲み食い歌い叩きどんちゃんどんちゃんわはははは的な会があります(どなたでも無料で参加・見学可)ので、受講者の方はハシゴしていただくと座学・実践と一石二鳥のおいしさです。ご都合がつきましたら是非どうぞ。
そんなわけで、今年も名古屋が熱い!!
※画像は栄中日文化センターとはまったく関係ありません


それでも日本代表を応援しちゃうのです。

2006-06-13 12:19:08 | 日記

こんにちは、今日も今日とて店に出かける足取りの重い店主です。
SAMURAI BLUEとはよく言ったもので、いまマジでブルーです。

いやあ、ボッコボコにされちゃいましたね、サッカー日本代表。ジーコJAPAN。店主は最後の6分間だか9分間だか「ああ、これならいっそ『全国大会よりも市の大会を勝ち抜くほうが難しい』という恐るべき言い伝えに加え『勤労、納税、サッカー』が市民三大義務といわれる静岡県清水市の選抜チームにこのゲームを任せられたら・・・」などと不謹慎な妄想が混乱した頭の中で渦巻いてしまいました。

恐らく日本は今日が今年上半期で最も暗く、最も国民生産性が低い一日となるのではないでしょうか。会社勤めの皆さん、放心状態で仕事のミスを重ねてませんか。イヤな上司からいつも以上に理不尽な怒られ方をされてませんか。店主も出勤したら店の冷蔵庫のドアが開きっぱなしになってました。いけません。流れが悪いです。まあ今日ばかりは仕方ありません。早いとこ忘れちまいましょう。とりあえず私達には翌朝のブラジル×クロアチア戦がありますから、それでかなりのストレス発散にはなりそうですけどね・・・。(後日追記:かえってめちゃめちゃストレスのたまる試合結果でした)

それにしても、あれだけ「走れない、回せない、決められない」の三拍子揃ったサッカーをやってては、先取点を(運良く)取れたにもかかわらず、前半だけ見てても「ダメだぁ~、勝てる気がしねぇ~!」と悲鳴の連続だったのですが、ここは視線をそらしてヒディンク監督の見事な采配ぶりを称えるとしましょう。いやいやそんなことを言っててはいけない、現実から逃げるな、俺の目を見ろ!(論点ブレまくり)

店主がやってるコミュニティサイト「mixi」の中でも、昨夜からおびただしいまでの自暴自棄な日記・コメントが嵐のように書き込まれております。嘆くのはいいけどあんまり誹謗中傷やら評論家気取った無責任なことは書きなさんなよ。応援するんなら最後の最後まで応援する。けなしたり斜に構えた見方をするのならいっそ試合なんか見なければいいのです。店主も昨夜は悔しくて缶ビール何本空けても寝られやしなかったのですが、次節も応援しますよ、一応。勝負はゲタを履くまでわからんのです。ひょっとしたらブラジルもうっかり星落とすかもしれませんしね(あまり考えたくはないけど)。セレソンの一部には夜遊びばっかりしてる連中もいると聞くし、ホナウドなんて今頃になって新しいスパイクが合わんとかいって足の指にマメ作ってどないすんねんという感じですので、ある意味ここでブラジルが「まさかの初戦取りこぼし」で日本にチャンスを与えてくれるかもしれないではないですか(もっとも今後の展開次第ではブラジル大差で圧勝のケースの方がありがたいかもしれませんが・・・)。

そうです、日本にはジーコがいます。今までにも絶望的状況を、彼自身の手腕かどうかはともかく、その不屈の魂で(笑)、神通力かマクンバとしか思えない「何か」(註:審判のミスジャッジによるごっつぁんゴール・敵のオウンゴール・無観客試合等)によって死線をくぐり抜けてきた彼のカミカゼパワーなら、きっと奇跡を起こしてくれるに違いありません。ってブラジレイロに神風を期待してどうする、日本人!昨夜の采配にはホント首かしげるしかなかったけれど(それ以前に既に手の打ちようはなかったと思うんだけど)、強く信じろ、そして念じろジーコ!
ドイツの方角に向かって俺も念じる!

寝不足、始まる

2006-06-10 18:44:31 | 日記

ワールドカップがいよいよ始まりました。ワタシもいきなり今朝から寝不足です。まずは初戦勝利おめでとうクリンスマン監督。ワタシは彼の、鈴木隆行(今どこのクラブ所属だ?)を更に鋭く、更に泥臭くしたようなプレイが大好きでした。現役時代も今もずっと中古車に乗り続けている質素な性格も好感度をアップさせてくれます。ドイツ国内では日本におけるジーコ同様、批判の声もあるそうですが、頑張ってもらいたいものです、ユルゲン・クリンスマン監督。名前からしてゲルマン魂のカタマリって感じがしますね。

さて、出だしから既にオールドウェイヴな匂いを振りまくワタシですが、そんなワタシのサッカー観はこんな感じです。以下の項目にあなたはどれだけ共感できるか?! いや、無理に共感していただこうとは思っておりません。開会式でついついノスタルジアに包まれてしまったもので。すみません。

□最近のFIFA公式ボールのデザインが許せない、白黒、せめてタンゴに戻せ!
□世界三大スパイクメーカーといえばアディダス、プーマ、そしてYASUDAである
□70年代にアシックスが出していたスパイクのシリーズ名は「シャペ」であることをリアルタイムで
 知っている
□ウェアといえば南米なら「TOPPER」、欧州なら「HUMMER」である
□「マリオ・ケンペス」と聞くとなぜだかドキがムネムネする
□現在世界最高の左ウイングはと訊かれると「リベリーノ」と即答する
□今のイタリア正GKは誰かと訊かれると「ディノ・ゾフ」と即答する
□「プロチーム」と聞いて思い浮かぶのは「NYコスモス」である
□「日本リーグ」と聞いて思い浮かぶのは「ヤンマー」である
□スパイクの裏といえばやはり取替式スタッド(鋲)である
□サッカーパンツはぴっちぴちなのに限る。膝上までなんて言語道断
□未だに「インステップキック」という言葉に憧れを感じる
□「ミッドフィルダー」ではなく「ハーフ」と言う
□「ディフェンダー」ではなく「バックス」と言う
□カフー(ブラジル代表DF)に妙に親近感を持っている
□コリンチャンスのユニフォームとくればもちろんKalungaロゴである
□ブラジル流サッカーを強調するくせにブラジルに関する取材不足感が否めなかった「キャプテン翼」
 は好きではない
□でも漫画「オフサイド」は密かに涙しながら全巻読破している
□サッカー解説者とくれば真っ先に「望月三起也」を連想する
□2006年のW杯開催地はドイツ、02年は日韓、98年はフランス、94年は米国、その前の
 大会は・・・
 それはともかく、78年がアルゼンチンだ

15個以上の項目に共感してくださったアナタ、ぼ、ボクと文通して下さい!

※画像は店主が今も大事に持っている昭和55年(笑)第2刷のSPORTS NOTESサッカー編
 (鎌倉書房)。ジェネレーションがバレバレですね。価格は390円。当時は消費税なんて
 モンもなかったなあ・・・(遠い目)。

臨時休業のお知らせ(またやってもうた・・・)

2006-06-07 18:50:37 | 連絡事項

えー、店主ゼジです。突然で申し訳ありませんが、家庭の都合により6/8(木)および6/9(金)の2日間につき、臨時休業とさせていただきます。いつもながら誠に勝手ではございますがよろしくお願い致します。申し訳ございません。

尚、通販業務については従来通り稼動致しますが、いつものサンバタウン名物・電光石火配送に比べ1日程度遅れる可能性があります。ご容赦下さいませ。

また6/18(日)は営業時間を19:00までとさせていただきます。すみません、こちらはもっと勝手な理由で、近くの沖縄風居酒屋&ライヴハウス「58月(Goyamoon)」に大学の同期のライヴ観戦に出かけるためです。この店なかなかイイですよ。皆さんもいかがでしょう。

通販いかがっすか

2006-06-07 13:57:43 | 雑貨

いよいよワールドカップが近づいてきます。今回ブラジル代表はどこまでワタクシ達を魅せてくれるのでしょうか。楽しみです。そして日本代表。やれジーコジャパンだの、やれサムライブルーだのメディアはこぞってやいのやいの騒ぎ立て、今朝の某ニュース番組でも浮かれ気味のレポーター達がこじつけネタを掘り出しては「これで日本は勝てる!」とか愚にもつかぬ報道ばかり繰り返しており、ホントもうアホかっちゅう気になっちゃいますが、それでも心身摩り減らして戦いに臨むメンバーやスタッフ達には(結果はどうあれ)悔いの残らないように頑張ってもらいたいものです。

そしてサンバっ子達にとってはいよいよ夏本番。浅草サンバカーニバルを筆頭に全国のお祭りイベントでサンバチームが盛り上げ役として駆り立てられることでしょう。店主、残念ながら今年は浅草への出場は見送るつもりですが、皆さん熱中症や脱水症状、そして過労にはくれぐれもお気をつけて楽しんで下さいね~。って今からはや8月末のことに思いを馳せるワタシです。

というわけで通販です(目的はそれかい)。
ワールドカップとサンバ活動のピークに向け、いつもながらショボい点数で恐縮ですが、いくつかアイテムを追加しています。ご興味のある方は是非覗いてみてやって下さい。少し前に「勝手にブラジリアンギター音源フェア」を通販サイト上で展開したのですが、ものの見事に反応がなく、完全な「ひとり上手」で終わってしまいました。アウ。

それにしても映画「GiNGA」観たいです。観たすぎ(ヘンな日本語)。あれ観たらきっと日本サッカーがブラジルに追いつくのに何年かかるであろうかという答えが自ずと出てきそうな気がします。過剰な期待をしても仕方ありません。物事は冷静に客観的に判断しましょう。でもいざ大会が始まったらにわか愛国心に火が付いて恥も外聞もなくテレビの前でアツくなっちゃうんだろうなあ、と今から恥ずかしくなる店主です。

※画像の携帯ストラップ、既にユニフォームも背番号も前のヴァージョンになってしまってます(涙)。現在ホナウジーニョは10番、カカーは8番をつけています。ま、しょうがないよね。現行ヴァージョンが届くのって、きっとドイツ大会終わってからなんだろうな(←こういうのを責任回避といいます)。