最近面白そうだなと思った本、『「心理テスト」はウソでした。』。まだ読んでないので念のためwww
世間には「心理テスト」「性格テスト」や占いがこれでもかとばかりに溢れている。その殆ど、というよりも限りなく全てに近いものが殆ど何ら根拠を持たないものだ。
最近では、血液型性格関連説・血液型性格分類が当然の事実かのように話されて驚くことも多い。統計学的手法においては未だそれを裏付けるだけの信頼性のあるデータは存在しないのだが。というよりもこの説には仮設と呼べるほどの論拠すらないのだ。そもそも血液型のうちABO式だけを取り上げる理由すら不明だ。またこの説には色々と遊びでは済まされない弊害もあって、良心のある学者達は大変憂慮している。
血液型性格関連説について
http://www1.doshisha.ac.jp/~yshibana/etc/blood/archive/
血液型性格判断をやめよう
http://www.remus.dti.ne.jp/~nakanisi/ketsueki/
まぁ関連が認められたとする主張もあるが、少なくとも現段階では到底通説とは呼べないシロモノ。
エセ心理テストや占いの弊害についても同様だ。
とまぁ、ここまでは共通認識を持つ方もそれなりにおられるであろう。しかし、今回取り上げた本は、どうやら違うらしい。
巷間の学問的には評価するにも足らないものだけではなく、専門家のツールとして利用されているロールシャッハ・内田クレペリン・YG等の心理検査さえも槍玉に挙がっているのだ。
これらは採用試験等でも広く利用されている。専門家の手になるものとして無批判に導入する危険性は確かに存在しているだろう。
「心理テスト」はウソでした。 受けたみんなが馬鹿を見た
村上宣寛著 日経BP社 ISBN-13: 978-4822244460
世間には「心理テスト」「性格テスト」や占いがこれでもかとばかりに溢れている。その殆ど、というよりも限りなく全てに近いものが殆ど何ら根拠を持たないものだ。
最近では、血液型性格関連説・血液型性格分類が当然の事実かのように話されて驚くことも多い。統計学的手法においては未だそれを裏付けるだけの信頼性のあるデータは存在しないのだが。というよりもこの説には仮設と呼べるほどの論拠すらないのだ。そもそも血液型のうちABO式だけを取り上げる理由すら不明だ。またこの説には色々と遊びでは済まされない弊害もあって、良心のある学者達は大変憂慮している。
血液型性格関連説について
http://www1.doshisha.ac.jp/~yshibana/etc/blood/archive/
血液型性格判断をやめよう
http://www.remus.dti.ne.jp/~nakanisi/ketsueki/
まぁ関連が認められたとする主張もあるが、少なくとも現段階では到底通説とは呼べないシロモノ。
エセ心理テストや占いの弊害についても同様だ。
とまぁ、ここまでは共通認識を持つ方もそれなりにおられるであろう。しかし、今回取り上げた本は、どうやら違うらしい。
巷間の学問的には評価するにも足らないものだけではなく、専門家のツールとして利用されているロールシャッハ・内田クレペリン・YG等の心理検査さえも槍玉に挙がっているのだ。
これらは採用試験等でも広く利用されている。専門家の手になるものとして無批判に導入する危険性は確かに存在しているだろう。
「心理テスト」はウソでした。 受けたみんなが馬鹿を見た
村上宣寛著 日経BP社 ISBN-13: 978-4822244460