CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

25-043「アンダーニンジャ」(日本)

2025年02月11日 13時22分52秒 | 日本映画

珍しい名前には目がないんで

 太平洋戦争終結後、日本へ進駐したGHQが最初に命じたのは「忍者」組織の解体だった。それにより、忍者の存在は消滅したかに見えた。しかし彼らは世界中のあらゆる機関に潜伏し、現代社会でも暗躍を続けていた。

 忍者組織「NIN(ニン)」の末端に所属する忍者の雲隠九郎は、暇を持て余していたある日、重大な任務を言い渡される。

 それは、戦後70年以上にわたり地下に潜り続けている、「アンダーニンジャ」と呼ばれる組織の動向を探るというものだったが。(「作品資料」より)

 

 人気コミックを実写映画化したアクション・エンターテインメント。

 戦後解体されたと目されている忍者が現代も存在し、その中の下忍である雲隠九郎が、ある任務を受け、高校に潜入。

 九郎が属する組織〝忍〟と敵対する謎の組織〝UN(アンダーニンジャ)〟が講談高校に潜入し、目論んでいる企みを暴き、阻止しようというもの。

 見た目、のんびりした感じの九郎が奮闘する姿が描かれる。

 監督が「聖☆おにいさん THE MOVIE ホーリーメンVS悪魔軍団」の福田雄一ということで笑いも詰め込んだ作品。

 少ししつこいかなと思うようなものもあったが、飄々とした感じの九郎の言動と、それが周囲に及ぼす影響など、笑わせてくれるシーンは多々あったな。

 そんな九郎がいざ闘うという時のアクションなどは見応えがあった。

 UNが高校に潜入している目的は何なのか、九郎はそれを突き止め、阻止することが出来るのか。

 話の展開も興味深いものだった。

 少しロマンスっぽい話もあり、エンターテインメントとして面白い1本であった。

 ラストは意外な決着だなと思うと共に、続編あるかもしれないと思うラストシーンだった。

/5

監督:福田雄一

出演:山﨑賢人、浜辺美波、間宮祥太朗、白石麻衣、山本千尋、宮世琉弥、坂口涼太郎、長谷川忍、木南晴夏、ムロツヨシ、岡山天音、平田満、佐藤二朗

於:池袋HUMAX CINEMAS


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