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CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

21-004「燃えよデブゴン TOKYO MISSION」(香港)

2021年01月05日 22時54分26秒 | 香港映画
俺は刑事なのか、それとも怪獣なのか
 敏腕熱血刑事のファーロンは、結婚式の日に運悪く銀行強盗に遭遇。犯人たちを追い詰めて一網打尽にするが、過激な追跡劇を繰り広げた結果、危うく警察長官を轢き殺しかけ、デスクワーク担当の窓際部署に左遷されてしまう。その上、婚約者からは別れを切り出され、暴飲暴食に走る羽目に。
 それから半年。激太りして“デブゴン”と化したファーロンは、例の強盗事件の容疑者を日本へ連行する任務に就く。ところが、ヤクザの麻薬抗争に巻き込まれ、その容疑者が行方不明に。
 持ち前の並外れた身体能力と正義に燃える心で、日本の遠藤警部と協力し、捜査を進めるファーロン。
 だが、そこには巨大な陰謀が待ち構えていた。(「KINENOTE」より)


 「燃えよデブゴン」と言えば、サモ・ハン・キンポーであるが、本作では「イップ・マン」シリーズのドニー・イェンが特殊メイクを施して、体重120キロのデブゴンとして活躍する。

 熱血刑事であるが故、捜査中に破壊を繰り返していたファーロンは、証拠保管室に左遷され、しかも婚約者とも別れてしまう。

 閑職に追いやられたファーロンは、次々から次へとお菓子を食べまくり、ついに120キロの巨漢へと変貌。

 そんな中、重要参考人を東京へ護送する仕事を命じられ、東京へと向かうのだが、そこで思わぬ事件に巻き込まれてしまう。


 冒頭、テロップで「東京タワーのシーンはセットであり、実際に東京タワーで撮影していません」と申し開きのようなものが流れるが、クライマックスのシーンを観ていると、危険なことはしていませんという意味だったのかな。

 実際に東京で撮影されたシーンもあるが、歌舞伎町もどきの街のシーンなどもセットであったな。

 東京を舞台にしても日本人役も中国人が演じるのかなと思っていたら、竹中直人に渡辺哲、丞威と結構日本人俳優も出演していたな。
 バービーも出ていたらしいが、気付かなった。

 監督も「モンスター・ハント 王の末裔」などアクション監督としては名前をよく聞く谷垣健治があたっている。

 話はあからさまな話で、謎といったものもなく、それを中国人刑事であるがファーロンがハチャメチャながらも解決していくという話。

 コメディ要素満載であった。

 ドニー・イェンは太っていてもカンフーのキレは抜群で、クライマックスの、ヤクザの島倉との対決は見応えあったな。

/5

監督:谷垣健治
出演:ドニー・イェン、テレサ・モウ、ウォン・ジン、ニキ・チョウ、竹中直人
   丞威、渡辺哲、バービー、ジェシカ・ジャン、チェイニー・リン、ルイス・チョン
於:TOHOシネマズ池袋

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