CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

24-160「サイクロンZ」(香港)

2024年05月26日 14時49分50秒 | 香港映画

オレの目より口を信じてくれ

 香港でも熱血漢弁護士として知られるジャッキーは、企業から仕事を依頼される。化学原料工場からの汚水が、近くの漁場を汚染したとの訴えに対処するためだ。

 訟訴の代表者イップの姪メイにジャッキーは会うが、女の子とみるとすぐにちょっかいを出す彼も一目でゾッコン。訟訴をとり下げ事件解決の早道は、企業が漁場を買いとることだ。ジャッキーは友人のブローカーのウォンに買収工作をすすめ、ウォンはイップの隣に引越し、彼女に接近する。

 一方ジャッキーはトンを情報収集のため雇う。(「作品資料」より)

 

 1988年製作、日本公開も同じ年であったが、未見。

 「ポリス・ストーリー 香港国際警察」に続き〝ジャッキー・チェン〈4K〉映画祭〟でリバイバル公開され、鑑賞。

 ジャッキーが弁護士を演じ、悪徳企業に立ち向かうという話。

 ジャッキーは敏腕弁護士らしく、悪人でも報酬のために弁護を引き受けているよう。

 工場からの汚水により経営の危機に瀕している養殖業を営むイップが、工場の経営者、ファーを訴え、ジャッキーはファーの弁護を担当することに。

 ジャッキーはイップを調査するため、ブローカーのウォン、そしてトンを雇う。

 ウォンを演じるのが、サモ・ハン・キンポー、トンを演じるのがユン・ピョウ。

 ジャッキー・チェンを含め、当時のカンフー・アクション3大スター揃い踏みである。

 この3人が揃っての共演は本作が最後だったらしい。

 ジャッキーは弁護士であるが、裁判のシーンはわずか。

 やはり解決はアクションによるものである。

 ジャッキーのみならず、ウォンとトンにもアクションの見せ場が充分。

 更に、ウォンとイップ、そしてジャッキーとイップの姪で、水質汚染の調査を行うメイとの恋愛模様が描かれる。

 こちらの方がメインのような感じだったな。

 恋愛もアクションもコミカルな要素を含んで展開され、気楽に観られるアクション・エンターテイメントであった。

/5

監督:サモ・ハン・キンポー

出演:ジャッキー・チェン、サモ・ハン・キンポー、ユン・ピョウ、ディニー・イップ、ポーリン・ヤン、ユン・ワー、ベニー・ユキーデ

於:新宿ピカデリー


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