CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

24-239「帰って来たドラゴン」(香港)

2024年08月12日 17時00分20秒 | 香港映画

石も痛がっている

 清朝末期、悪党のイム・クンホーが支配し、麻薬や人身売買などあらゆる犯罪と暴力が渦巻く金沙村。

 悪を懲らしめながら旅を続けるドラゴン一行と、時を同じくして伝説の女格闘家イーグルが、この村にやってきた。彼らはともに、チベットの寺院から盗まれたという秘宝「シルバー・パール」を探していた。

 そこへ非情な殺人空手の使い手ブラック・ジャガーも現れ、シルバー・パールを巡って強者たちが激闘を繰り広げる。(「作品資料」より)

 

 1974年製作、日本でも同じ年に公開されたカンフー・アクション。

 ジャガー役で出演している倉田保昭の〝日本凱旋50周年〟として2Kリマスター完全版としてリバイバル公開。

 マスター・ネガが消失しており、ウー・シーユエン監督が持っているというマスターから2K化したらしい。

 映像はかなり粗かったな。

 スクリーンとの比率が合っていないようで、両端に人物がいると思われるが、映っているのが間の草地だけというシーンもあったりした。

 観ているうちに慣れていくが。

 悪の巣窟である金沙村にドラゴンがやって来る。

 捜査官になりすまし、村のボスに会ったりするが、目的は悪の一掃というわけではなさそう。

 やがて、ジャガーが持ち帰ってくるというチベットの秘宝のパールが目的だと判る。

 イーグルという女格闘家も絡み、パールの争奪戦が繰り広げられる。

 コミカルなシーンも多かったが、激しいアクションも繰り広げられる。

 無類の強さを見せるドラゴンと最強の使い手と呼ばれるジャガーとの対決がクライマックス。

 かなりの時間を割いて、2人の対決が映し出されていたな。

 話も粗かったが、アクションは見応えあったな。

 最後、イーグルがお願いしたのにパールがああなってしまい、ドラゴンがアッサリしょうがないと言うのは、驚きと共に笑ってしまったな。

 「夢物語」という短編が同時上映。

 現在の倉田保昭がアクションを見せる。

/5

監督:ウー・シーユエン

出演:ブルース・リャン、倉田保昭、マン・ホイ、ウォン・ワンシー、チャン・ナン、ハン・クォツァイ、ディーン・セキ

於:新宿武蔵野館


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