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邪馬台国の大研究 其十四 (光正解釈説6)

2018-04-01 11:25:00 | 邪馬台国
自郡至女王國 萬二千餘里
(郡より女王国に至る。万二千余里)

この箇所を説明します。
この箇所には、郡から女王国(邪馬台国)まで
万2000里余りであると書かれてます。
万2000里余りと万の前に数字がありませんが、
1万2000里余りと解釈した方が自然でしょうか。
この1万2000里を文中から推計しますと、



從郡至倭 循海岸水行 歴韓国 乍南乍東 到其北岸狗邪韓國 七千餘里
(郡より倭に至るには、海岸に循いて水行し、韓国を歴て、南に行ったり又東に行ったりすると、その<倭国の>北岸の狗邪韓国に到る。七千余里。)
郡から狗邪韓國まで7000里余り

始度一海 千餘里 至對海國
(狗邪韓国から始めて一つ海を越すこと千里余りで対海国に至る。)
狗邪韓國から對海國は1000里余り
 
又南渡一海 千餘里 名日瀚海 至一大國
( 対馬国から又、南へ名を瀚海と曰う海をひとつ渡る。千里余りで。一大国に至る。)
對海國から一大國は1000里余り

又渡一海 千餘里 至末盧國 
「一大国から又、一海を渡る。千余里。末盧国に至る。
一大國から末盧國まで1000里余り

ゆえに、郡から末盧國までは
7,000余里+1,000余里+1,000余里+1,000余里=10,000余里となります。
郡から女王国(邪馬台国)は1万2000里余りと記載されているので
末盧國から女王国(邪馬台国)は
12,000余里-10,000余里=2,000余里
という、数式が成り立ちます。

ゆえに、
末盧國から女王国(邪馬台国)は 2,000里余りになります。



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