霜月六日、とても寒い朝でした。
17歳のおじいちゃんワンコは 朝日が昇る前から散歩に行きたくてウロウロ。
早朝5時半、空にはまだお月様が残ってて・・・・
寒々としていて 何だかもう冬のようです。
いつもの田んぼ道は 白い霧が立ち込めていて幻想的・・・。
あの霧の中にクマがいたら どうしょう・・・。って思いが現実的。
ワタシにとって月は兄。 おはよう。
今日は朝も会えました。
朝焼けの散歩道で 向こうから杖を持った男の人が近付いて来ました。
「 おはようございます。 」 知らない人だと思って挨拶したら・・・
「 ズッコちゃん! おはよう! 暫くだなぁー! 」 「 え? だぁれ? 」
大きな白いマスクをしてても笑顔だと分かる その人の目元を見て 気が付きました。
我がのムードメーカだった Rさん。 今 大きな病気と闘っています。
「 歩くのも もう大変なんだぁ。 元気なんだけどな 病院に行くと悪いって言われるんだぁ。 」
笑顔で話してくれました。
「 大丈夫! ちゃんと歩けてるよ! 」 「 そうか? じゃ 今日のオレは元気なんだな。 」
「 明日も明後日も ずっと元気でいてよー! 」 そしたら笑いながら 「 ありがとう 」って。
思いがけずに朝焼けの中で会えて、 元気な所を頑張って見せてくれた姿に、こっちが泣きそうになりました。
まだまだずーっと元気で居てもらわないといけないので、涙はこらえました。
また散歩道で会おうねっ!!
寒かった朝ですが 暫くぶりに会えたRさんの笑顔で 温かい気持ちで帰宅しました。
それが 今日という日のスタートエピソード。
本日は おうちで灯油ストーブに火を点けて コトコト仕事でもしています。
ではまたね。
飛行機雲も 朝焼け色・・・。