土曜日、薬が増えた。

診察室へ入って
「先生も大変ですね」と、つい言ってしまった。


いまの家庭の経済的破綻の状況を話し
障害年金の手続き検討について再度はなしてみた。

現在服用しているのが「リーマス」
炭酸リチウム
躁うつ病患者に用いる薬。
ボクはジェネリックの「アメル」を貰っている。

朝晩１錠ずつ。

これが効果をあらわしていない。
強い抑うつ感はないものの気力が起きてこない。

ドーパミンが足りないのかなという医師。

それでアモキサンかパキシルをどちらか足すことにした。

パキシルには良いイメージがない（過去に服用していた）
ということで久々にアモキサンを飲むことになった。

朝晩１錠ずつ。




ドーパミンやノルアドレナリンの分泌を生活の中でよくする方法はないのかと聞いてみた。

一過性のアドレナリン増加のような状態を連続させることが
慢性的に分泌状態をよくすることは医学的には見られないのだそうだ

やはり運動が良いと言われた。

薬の補助がある中でどれだけ自力で快復力を上げるかが重要なようなのは違いない。



動けるようになったらすぐにでも仕事をしないと生活が続けられないと話してみた。

もうしばらく安静にするようにと釘を刺された。

静かに休んで焦って考えないようにと言われた。


ボクが診察室を出たのは１３時２０分だった。

ゆっくり話をさせてもらえたので、
ボクのせいで診察が遅れたかもしれない後の人のことを考えるのはよそうと思った。




グッタリ疲れてしまったので東京の街を散歩する愉しみも諦めてボクは電車で帰途についた。

土曜日、病院へ。

１２時３０分に東京慈恵医大付属病院の予約。


間に合うように１１時０１分の電車に乗ろうと思ったが

駅まで歩く足が重くてホームに着いた時には０２分

それで１１分発の電車に乗った。


神谷町駅を降りて地上に出たのが１１時５８分。

遅れたことで気がせいて早歩きで病院へ向かう。

病院入口の自動受付機で１２時０７分。

精神神経科の窓口で受付してトイレをして待合席に１２時１２分。

診察に呼ばれたのが１３時ころ。




行きの電車に座れず疲れてしまった。
座れなくて構わないと思っていたが疲れたせいで思考が暗転した。
死にたくて仕方ないいまの状況を医師に話そうと妄想を巡らせていた。
病院に到着してずっとそんな暗黒な思考にどっぷりはまっていた。
病院で予約時間を過ぎて待たされるのは当然あることで慣れていることでもある。
ボクの前の患者さんは老夫婦で診察室へ入っていた様子。
とても長い時間をかけていた様子。
そのせいで
ボクの煮えたぎったドス黒い腐ったタールの様な感情は冷めてしまった。
「医師も大変だな」と気の毒に思ってしまった。
仕事とはいえ
どんな患者さんか判らないが・・・・・
その老夫婦の患者さんがカーテンから出てボクの前を歩いて行きながら
医師への不満を吐き出しているような言葉が聞えてきた。



自分の毒を吐き出すことに躊躇してしまったわけです。

歩いた距離は

歩いた距離は

片道２ｋｍにも及ばなかったようだ

１．７ｋｍか１．８ｋｍかという感じ。

これを大股で腕をしっかり振って歩いてみた。

往復で３．５ｋｍというところか

息は鼻ですって口でゆっくり吐くことに注意する。

意識を呼吸と歩く歩幅に向けることで余計なことを考えないようにする。



こんなことで足が痛くなった。

筋肉と筋が疲れて痛くなった。

それだけボクのカラダは弱体化してしまっている。

できること

日曜に続いて月曜日の今日も朝が辛かった。

重かったという表現の方が妥当かもしれない。

日曜日は７時前に目は覚めたものの布団から出られず起床したのは８時前。

今朝もダルく起床したのは６時４０分だった。


しばらく４時半から５時半に目覚めて起床していたが

なぜだか起きられなくなっている。


今朝の具合悪さが追加された薬のせいなのか年齢のせいか何なのかわからない。


月曜日に不調なのはよくあること

天候不順な日に不調なこともよくあること


だからこそ目が覚めてすぐに身を起して時計を見て起床することにした。


だからこそ朝食の準備を手伝った


だからこそ８時３４分から散歩に出て９時１９分に帰宅するまで歩いてきた。


だからこそできるだけ可能な限り大股で歩幅をおおきく歩くように頑張った。


１０時過ぎに往復１０分の用事を済ませてきた。


バンクーバーオリンピックの閉会式が背後のテレビで放送されてる。


午前中には灯油を買いにクルマで行ってこよう。


天気の悪い月曜日だから


だからこそできることをやることで社会復帰のリハビリになると信じるから。