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気ままに生活してるシニアの残日録

サザコーヒー本店に行ってみた

2024年04月20日 | カフェ・喫茶店

茨城県ひたちなか市のサザコーヒー本店に行ってみた、ちょうど国営ひたち海浜公園に花を見に来た帰りにちょっと寄ってみようと思った。場所はJR勝田駅の直ぐそば。駐車場も隣接する場所にかなりの台数が収容できる広さが確保されているので車で来るにも便利である。

店の正面はそんなに目立つ感じではなく、SAZA COFFEEの文字看板がある。正面入口から入るとそこはショップとなっており、コーヒー豆やカップなどを販売している、喫茶の入口はその左横にあり、そこから案内されて入店する。

入ってみると結構広く、洒落たカウンターの背面にはいろんなコーヒーカップが収納してあり、客席の外には庭園がる、今日は初夏のような陽気なためか喫茶室は開け放たれており、テラス席もある、庭園の緑がまぶしい。室内インテリアはアフリカ仮面やパナマ民族の彫刻のようなものが飾られていて何となく南国の熱帯雨林の中に喫茶店があるという雰囲気で大変洒落ている。テレビのカンブリア宮殿にも紹介されたことがあるそうだ。

通常の2人がけテーブル、4人がけテーブルの他に、大テーブルもありカウンター席もある。

メニューを見るといろんな種類のコーヒーがあり選ぶのに迷う、以前、筑波大学店や大洗店に寄ったことがあり、その時のコーヒーの印象は酸味の強いものだったので、今日はアールグレイティーにし、嫁さんはアメリカンコーヒーにした、このアメリカンは酸味があまりない。そして、ロールケーキも一つたのんだ、ここのケーキはサイズ大きめでおいしそうだ、合計で2,200円。

コーヒーの値段は700円から900円くらいで結構高めだ、店内やコーヒーの味に自信があるのだろう。コーヒーカップなどの食器類も高そうなものを使っている。コーヒー豆については世界の産地に赴き、直接購入しているそうだ。パナマのゲイシャコーヒーが自慢の一品だ。コーヒー豆選定のポイントは「香り」、それを日本の店で焙煎し、抽出して提供している。また、サザコーヒー所有のコロンビアの農園もあるというから相当な情熱でやっている。

コーヒーの世界で一番飲まれているハンドドリップ的なコーヒー(機械式エスプレッソ的なコーヒーではない)の世界一を決めるブリューワーズカップの日本代表選でサザコーヒーの飯髙亘氏が2023年度のチャンピオンになったと店内に掲示されていた、日本一のバリスタということでしょう。

何から何までかなりこだわりがあり、アメリカ資本のスタバとはひと味もふた味も違う経営の仕方に感心した。とかく、欧米式に感化されやすく、スタバやディスニーランドなどにすぐ飛びつく日本人が多く、また、それを真似たチェーン店舗を始めるなど独自性に欠ける傾向を如何なものかと思っていたが、ここはそれらの二番煎じをやらない新興珈琲店の一つだろう。以前紹介した高倉町珈琲もそうだし、星野珈琲店などもそうだろう。頑張って欲しい。

来店する客を見ているとコーヒーの値段からして、所得に余裕のありそうな感じのご婦人が多いと感じた、この辺は日立の工場もあり地域全体が豊かなのではないか。

非常に良い雰囲気の中でゆっくりくつろげました。ご馳走さまでした。