特定非営利活動法人 被災者応援 愛知ボランティアセンター 公式ブログ

2011年3月17日設立。孤児遺児応援活動、被災地ボランティア活動等、現在進行形で被災者応援活動を行っています。

愛知ボラセンの活動予定⇩(更新日:2024.5.3)

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NPO法人被災者応援愛知ボランティアセンターは、観光庁からの「観観産第174号(平成29年7月28日)災害時のボランティアツアー実施に係る旅行業法上の取扱いについて(通知)」に基づき、被災地ボランティア活動を実施いたします。

災害時のボランティアツアー実施に係る通知の適用対象となる地域について


■今後のボランティアバス活動予定
第10回 5月25日(土) ≫ 26日(日)
※現地との兼ね合い、また定員数に満たない場合などで変更になることもあります。

10月16日 「くぐなり食堂」 報告

2011年10月17日 19時11分42秒 | [東日本大震災]宮城県牡鹿半島十八成ボランティア
10月16日の「くぐなり食堂」料理長の福嶋さんから、以下の活動報告を頂きました。
皆さんにご紹介します。

「くぐなり食堂」第6回目、私自身は3回目となる活動でした。
過去2回は、「くぐなり食堂」として初の調理でまったく様子がわからず、2回目は300食と断水状況のなかで
メニュー変更(減らす)を余儀なくされた状況でしたので、今回はかなり落ち着いて作業ができました。

今回は、衛生面の徹底ということで、全員が頭にタオルやバンダナ等を巻き、マスクの着用と、手洗いの徹底で
爪の間もブラッシングし、まな板と包丁の消毒も行いました。(手袋は入っていなかったため着用できませんでした)

また、炊き出し班以外は、厨房及び厨房横の畳の部屋も調理中と食事の提供が終わるまでは、出入りは禁止としました。

今回から参加者はマイカップ持参ということで、憩いの家の舞台がある部屋と、厨房横の畳の部屋の間の廊下に長机を置き、
憩いの家で食事をする参加者のお弁当はそのテーブルに置いて、取りにきてもらいました。
スープ類は小鍋に移し、そのテーブルで各自、マイカップによそっていただくことにしました。

テーブルには、箸・紙・プラ・アルミのゴミ袋をテープで固定して、食べ終わった容器を食事した本人が各袋に
分別するようにしました。
容器のふたを止めていた輪ゴムは、テーブルにまとめて置いてもらい再利用できるように回収をしました。

できる限りのごみの分別と、衛生には注意を払いました。

メニューに関しては、当初のメニューを若干変更し

当初メニュー
①アミエビの炊き込みご飯
②サーモンフライオーロラソース
③卵とコーンの中華風スープ
④キャベツのゆかり和え


変更点
①業務用スーパーでグリーンピース1キロが100円で売っていたため、4キロ購入し差し入れとして持参
②レシピにないジャガイモがあったので、時間がなければ粉ふきいも、時間があればポテトサラダに利用と考える
   ↓
③スープ用のコーンとグリーンピースをポテトサラダに一部転用
④スープのコーンが減った分をグリーンピースで代用
⑤スープの卵を24個分、ゆで卵とし、大きめのみじん切りにして、オーロラソースに混ぜる
⑥キャベツのゆかり和えのキャベツを茹でキャベツから、生キャベツに変更←衛生面を徹底したのと、季節がら、生野菜も大丈夫と
 判断し、なるべく生のものを提供したかったため



変更メニュー
①アミエビの炊き込ご飯←変更なし
②コーンと卵・グリーンピースの中華風スープ
③コーンとグリーンピースのポテトサラダ・マヨネーズとクレイジーソルト味
④サーモンフライ・タルタル風オーロラソースかけ
⑤キャベツの荒千切りゆかり和え


あまったポテトサラダと、キャベツのゆかり和え・スープは、仮設の集会場に持っていったら、
みなさんが、容器や鍋をもってきて、夕食用にお持ち帰りされました。キャベツとポテトサラダは
お持ち帰りいただいた結果、完売でした。
今回、スープの分量はひかえましたが、それでも若干余った分は夕方にボランティア参加者に食べて
いただきました。
 ↑
予め調整し、少なく作りましたが、それでも具材の分量によっては、増えるので調整は非常に難しいです。
具材を減らすと、ボリュームが減り、満足感がなくなるので…


それと、今回は、在宅の方へ、くぐなり食堂の案内をもっていった参加者が、
足が悪く一人暮らしで、いままで遠慮して、くぐなり食堂に来なかった方と一緒に
御自宅で食事を共にしたりして、コミュニケーションをとってきました。


※ボランティア参加者のうち何名かが、アミエビの炊き込みご飯のレシピを家庭用の分量で
 知りたいと要望があったので、今度、ボラセンブログのコメント欄に記載します。


食事の容器については、昨日のイベントミーティング後に久田先生とお話しをし
板倉さんとも一緒に検討しました。

①ボランティア参加者は、マイ箸・マイカップだけでなく、食事の容器(お弁当箱など)を持参し
 基本的にプラ容器は一切使用しない。
 ただし、在宅の方と一緒に食事をするボランティアは、ボラセン用意のプラ容器(当面は従来通り?)

②仮設住宅の集会場に来られる方へは陶器の器を用意し、そこでお渡しをする。
 昨日は気づきませんでしたが問題点として…
 陶器の器は重いので、毎回、名古屋から十八成浜への運ぶのは難しいので、憩いの家に置いておけるか?
 置いておく場合は、食事後に洗ったあと乾燥させる場所がないので 奇麗な布きん(できれば毎回新品で)を用意し、
 水分を拭き取り、割れないように、また埃がつかないように、専用の箱にしまう。
 衛生面から考えて、毎回、利用前に水洗いをする必要がある。
 憩いの家から、仮設まで運ぶのに割れないように注意をする必要がある。

 以上の点をクリアすれば、間違いなくコストダウンになると同時に、より食堂としての雰囲気がかもし出せる。

③仮設に来られない方には従来通りの容器で提供
 容器に詰めるのも、ある程度の数(30前後か?)を憩いの家で準備をし、仮設住宅や小沢の方で、集会場に来ない方の
 分で足りない数は、仮設の集会場で希望の数に合わせて用意できれば、容器を余分に使う必要はなくなる。
コメント (3)
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10月15日 活動報告です

2011年10月17日 17時02分28秒 | [東日本大震災]宮城県牡鹿半島十八成ボランティア
15日は十八成浜は雨の予想でした。
雨だと活動が縮小されるので
心配していましたが、活動をやり始めると曇りに・・・

帰る時には晴れ間まで・・・

実は6月から十八成で活動していますが
ほぼ雨が降ったことはありませんでした。
愛知ボラセンは天気にも好かれ、十八成の方々にも好かれて、
十八成に帰るといい事だらけです。

さて活動報告します。
今週の瓦礫撤去班の作業は手応えがりました。

今回の活動はブロックの塀を壊すこと。


意外にも皆で押せば倒れてしまいました。


横からの写真です。


最初はかなりの時間がかかると思いましたが、16名のボランティアさんの力は「さすがでした」
数時間でブロック塀がなくなりました。

(トラックの後ろにいる子が現地のアイドル ゆうき君です。初めて一緒に作業しました。
作業頑張ったからか、「ジャンバーが破れちゃったよ~」と言いながら笑っていました)

ゆうき君と遊ぶ料理長です。可愛い笑顔です。


ここからは料理長のお仕事場を紹介します。


今回からは今まで以上に衛生面に気をつけようと
手洗いはっしかりと


まな板には何度も消毒を


ゴミの分別は徹底的に


くぐなり食堂班の一致団結で
今回は170食分の料理を時間までには準備できました。

あみえびの炊き込みご飯
コーンと卵の中華風スープ
キャベツのゆかり和え

毎週愛知ボラセンのくぐなり食堂を楽しみに集まってきてくれる
十八成の皆様です
(今回からノレンが登場。2代目料理長が作ってくれました。
2代目料理長共々、邦子さんや十八成の皆様も気にって頂けるか気になる所でしたが、
邦子さんは大喜び。邦子さんの呼びかけでノレンをバックに写真を撮りました)

皆さん、「今回もおいしい」「来週も楽しみ」と二言。
嬉しい限りです。

最後に恒例の集合写真
毎回、邦子さんや恭一さん、美奈子さん、のりこさん、ゆうき君、川端さんの笑顔が
素敵になってきています。
この笑顔に支えられている愛知ボラセンです。


今週も45名で帰りまーーす。

愛知ボランティアセンター
久世義晃
コメント (8)
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