特定非営利活動法人 被災者応援 愛知ボランティアセンター 公式ブログ

2011年3月17日設立。孤児遺児応援活動、被災地ボランティア活動等、現在進行形で被災者応援活動を行っています。

愛知ボラセンの活動予定⇩(更新日:2024.5.3)

令和6年能登地震 被災者応援ボランティアバス
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NPO法人被災者応援愛知ボランティアセンターは、観光庁からの「観観産第174号(平成29年7月28日)災害時のボランティアツアー実施に係る旅行業法上の取扱いについて(通知)」に基づき、被災地ボランティア活動を実施いたします。

災害時のボランティアツアー実施に係る通知の適用対象となる地域について


■今後のボランティアバス活動予定
第10回 5月25日(土) ≫ 26日(日)
※現地との兼ね合い、また定員数に満たない場合などで変更になることもあります。

谷川(やがわ)小学校から十八成浜へ  30回活動報告

2011年10月31日 23時37分36秒 | [東日本大震災]宮城県牡鹿半島十八成ボランティア
遅くなってすみません。
事務局長 久世です

第30回活動報告です。









校舎の右手がすぐ海ですが、20m近くの断崖絶壁です。そして2階建ての校舎がほぼ津波にのみ込まれています。
津波の高さの恐怖を感じる場所です。

震災直後、谷川(やがわ)小学校の児童数14人と先生は校庭に集まっていました。
そこに避難してきた住民のアドバイスで、学校より高い所を通る県道に逃げました。
その後、学校が津波に襲われ、崖近くにあった体育館が跡形もなく流され、2階建て校舎もほぼ津波に呑まれました。
子どもたちは住民とともに神社で避難。保護者に会えたのは13日になってからだそうです。
子どもたちは2日も不安な夜をすごしました。どれだけ辛く心細かったことでしょうか。

6月4日の朝日新聞によると谷川の死者は8人、行方不明は23人。震災前には約160人の人口でしたが、
谷川に残ることを決めたのは6世帯15人とのことです。

谷川小学校は7カ月経っても、時間が止まっています。
地震が起き7か月経てば復興が進み街の景色が変わってきますが
谷川小学校は3・11のまま。
久世自身、この地を訪れると、人間の無力さ、自然の怖さを、ここを風化させてはいけない
という気持ち、思いが強くなります。
時間がゆるす限り、谷川小学校を訪れ、風化させない決意をし、
この地震・津波の悲惨さを伝えていきたいと思っています


その後バスは十八成浜へ。

くぐなり食堂の紹介です。

星川料理長のもと
くぐなり食堂班の方の
功績です。

本日のメニューは
きのこ山菜ご飯
いわしのつみれのみそ汁仕立て
味付けたまご
温野菜サラダ


先週、知立の方から無洗米320キロを頂きました。

毎回20キロ使うので、本当にありがたい支援です。
玄米をわざわざ無洗米にしてくださったそうです。
ありがとうございました。




この日、11時30分より仮設住宅で消防訓練がごありました。
邦子さんの魅力ある強引さで 消防の方も一緒にランチ。 おいしいねえと みなさん完食。
たくさんの笑顔、笑い声が談話室に広がりました。
(時間は阿部恭一さんの提案でした。消防訓練で皆さんが仮設に来ている時間だから
くぐなり食堂をやりやすいと。ありがとうございます。)



その横で瓦礫撤去班は本日も元気よく阿部恭一さんと一緒に汗を流していました。
側溝を掘っています。皆さんが「こうしよう、ああしよう」と言ってる所です。



物干し竿を固定する作業です。仮設住宅は布団などを干す場所が限られていて、、
この物干し竿が重宝される時も近し・・・



老人憩いの家(かつての避難所)で、阿部恭一さんとの食事です。


仮設で牛乳パックで座イスを作っているせいこさん。そのお手伝いをするボランティアさんです。
せいこさん、顔がイキイキしていました。


写真はありませんが、
広報班も今回は新たな活動をしました。
足が悪くて仮設まで行けない方のお宅に行き、
一緒にくぐなり食堂の昼食を食べました。
これからは、お届けして一緒に食べる活動も大事になってきます。
31回でも引き継いでしっかりやりたいとおもいます。

最後は毎回恒例の記念写真です。
皆さんの笑顔が素敵です。自然の笑顔です。

また今週も帰ります

おまけ…お迎えの時(日曜、午前7時30分、東別院前)です。
50肩だという代表の久田。
50肩に負けず、活躍を期待しています。
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イルミネーション☆

2011年10月31日 22時31分12秒 | スタッフのつぶやき
こんばんは☆山田です!!
お引っ越し、無事終わりました。

これからは、ちょこちょこまたブログを更新していきますね☆

でも今日は名古屋のお話(笑)

愛知ボラセンのボランティアさんで、現地へも何度も行かれている深谷さんと言うお姉さんがいます。
なんと深谷さん、大府でイルミネーションと言えば深谷さん!!と言われるほど有名な方なのです!!

ネットで検索してみたら・・・西川きよしのご縁ですで放送されていたり、穴場イルミネーションスポット一覧にも載っていました!!

今年のイルミネーション!!







ご自宅ですよ!!すごい☆

ワンコインサポーターズのリーフレットも配布して下さいます!!

その深谷邸、ついに明日11月1日から点灯だそうです!!


みなさん是非見に行ってみて下さい☆



愛知県大府市半月町3丁目204

※掲載確認済みです☆
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がれきに咲いた花4 HPでアップしました^^

2011年10月31日 18時58分44秒 | [東日本大震災]宮城県牡鹿半島十八成ボランティア
みなさん 1週間のごぶさたです。
阿部邦子さんの連載「がれきに咲いた花」4をHPに掲載しました。

お読みいただき、ぜひ感想をお願いします。
邦ちゃんが楽しみにしています^^


先の記事の「十八成吟詠 三句」は、邦ちゃんがプリントアウトして、道子さんに渡してくださいました。道子さんは喜んでいらっしゃったとのことです。ですが、実は道子さんに句を頂いてから、ブログで紹介するのに、少し時間がたっていて、道子さんに申し訳ない気持ちです…。
道子さん ごめんなさい。また、詠まれた俳句を紹介させてください。


愛知ボランティアセンター
 久田光政

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ミシンをご寄附頂きました

2011年10月31日 18時37分39秒 | スタッフのつぶやき
みなさん、こんばんは。
スタッフの横井です。

先日私たちがボランティアに伺っている鮎川浜で、手作りのいすカバーを作りたいというご要望がありました。
そこで愛知でミシンをご提供頂ける方を募集しようとしたところ、現地ボランティアにご参加頂いていた方がすぐに手を上げてくださり、3台ものミシンをご寄付頂くことができました。



ご寄附頂き、ありがとうございました。

「それぞれの人が、それぞれの立場でできることをする」
というのが愛知ボランティアセンターの理念の1つですが、
本当にたくさんのみなさんが、できることを考えて行動してくださっているなあとしみじみ感じます。

私たちが何かアクションを起こそうとすると、必ずそれにリアクションしてくださる方がいます。
何かしたいから、何か必要なことがあるなら、と愛知ボランティアセンターにご連絡くださる方もたくさんいらっしゃいます。
何かをするとき、それがボラセンらしい行動かなと考えるとき、スタッフ同士でよく言い合っているのは「そこに愛はあるのか」ということです。
「みんなの愛を届けよう、from teamボラセン」というのを大きく掲げて応援物資の収集や仕分けをしてきたことを思い出します。
「愛」というと難しいですが、相手のことを想うということかなあと思っています。
必要とされているものをお届けできるって愛があるなあと思いますし、本当に嬉しいですね。

そんな「愛」いっぱいのミシンは、現地ボランティアのバスで無事被災地に届けられました。

このミシンでいすカバーをはじめ、愛情満点の手作りグッズがたくさん作られ、手芸好きな被災者の方々のコミュニケーションのきっかけとなり、被災地のみなさまがあったかい気持ちになって頂ければいいなと思います☆
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