特定非営利活動法人 被災者応援 愛知ボランティアセンター 公式ブログ

2011年3月17日設立。孤児遺児応援活動、被災地ボランティア活動等、現在進行形で被災者応援活動を行っています。

愛知ボラセンの活動予定⇩(更新日:2024.5.3)

令和6年能登地震 被災者応援ボランティアバス
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NPO法人被災者応援愛知ボランティアセンターは、観光庁からの「観観産第174号(平成29年7月28日)災害時のボランティアツアー実施に係る旅行業法上の取扱いについて(通知)」に基づき、被災地ボランティア活動を実施いたします。

災害時のボランティアツアー実施に係る通知の適用対象となる地域について


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第4回(2/24~25)能登島野崎町ボランティア 活動報告

2024年02月29日 18時00分00秒 | 【令和6年(2024年)能登半島地震】ボランティア

こんにちは。スタッフ徳倉です。
先週末、第4回能登島野崎町ボランティアを終えましたので活動報告をいたします!

 

この日の野崎町は雨!
その中でのボランティア活動になりました。
今回は家屋のお片付けや正願寺さんの清掃などが主な活動になりました。
また野崎町町内会より何かできないだろうか、、
と、ボランティア参加者へ婦人会のみなさまより美味しい手作りおにぎりがふるまわれました!

そして、いつも来てくださる名古屋の韓国料理ソウル家さんの美味しい炊き出しもあり、
雨の中でしたが大変長い行列によりあっという間に1000人分渡し終わることができました。
そんなわけで参加されたボランティアさんの感想や活動の様子をご紹介します。
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★1班
1班Aです。家主Nさんの指示のもと、午前は家財の移動や分別、清掃を、午後からは家の水拭きと納屋の米保管庫の整理を行いました。
最初は遠慮されていましたが、少しずつリクエストを出してくださり、ご家族のことなどお話しいただきました。
Nさんのご希望に沿えた活動ができていたらうれしいです。
その後、正願寺さんの活動に合流しました。
1班の皆さまと協力して活動できたことに感謝いたします。
次回参加時は、ボランティア側の安全を守りながら、大切な家に土足で入る時の配慮をしていこうと思います。
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1班のBです。
活動中と帰りのバスの中で思ったことを書きます。
1班はNさん宅の片づけと清掃を行いました。
崩れた壁の清掃,さらに崩れ残った壁をNさんが壊しては清掃と同じことを繰り返しました。
私は壁を崩してまで清掃することが疑問でした。家に対しての思いなのか⁇
黙って作業する班長に確認すると「清掃することで被災された方が前に進める」との回答、物や効率ばかりを考えていた私はハッとしました。
午前中は土足で上がっていましたが午後は靴を脱いでの作業でした。作業後Nさんから全員で写真を撮りたいと言っていただき大変嬉しかったです。 
班長が時々ハートあるという言葉を使っていたのですが 愛ボラの活動は行政や大規模ボランティアには出来ない正にハートある活動だと感じました。
そんな活動のお手伝いができたこと 活動を共に行った皆さんにお会いできたことに感謝します。
東別院到着時 片付けなどで皆さんと挨拶できなかったことが残念です、この場を借りて・・ありがとうございました 。
翌日、体力には少し自信がありましたが かなりの疲労が・・
そうそう、午後納屋の片づけをし大型保冷庫から30㎏の米袋を何袋も出入れ 保冷庫の移動を行いました。納屋には竿がたくさんあり大きなアオリイカが釣れる話をしていただいたり楽しかったです。
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★2班
2班のCです。
先日はお疲れ様でした。
初めてボランティアに参加して多くのことを経験することができました。
家屋が倒壊していたり、ブロックの壁が崩れたりしているのを見て自分の生活が普通では無いということを改めて考えさせられました。
今回の活動で少しでも役に立てたと思います。
本当にありがとうございました。"
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2班Dです。
2班のみなさんには、道に迷ったりして色々ご迷惑をおかけしました。すみませんでした。
Tさんの奥さんに、ボランティアのみなさんは初対面?
仲が良いねぇ、初対面とは思えないとおっしゃって頂き、チームワークよく活動できて良かったなと思いました。
よかったらまた、みなさんとご一緒したいです。"
私の友人の実家が穴水にあるのですが、今回の震災で取り壊しになります。
お正月に帰省してそのまま避難所へ。名古屋に戻ったのは7日でした。
名古屋は被災地と180度違う、とても悲しいと言っていました。まるで地震なんかなかったような感じだと。
友人のためにも、現地ボランティアを続けて行きたいと思っています。
愛知ボラセンのスタッフの皆さま、バスを出して下さってありがとうございます。これからもよろしくお願いします
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Eです。
今回、この様なボランティア活動は初めて参加させて頂きました。
きっかけは日々の報道を通じて自分にも何か出来ないか?と模索していた所でニュースで愛知ボラセンの活動を拝見した事がきっかけです。
実際に参加させて頂き、現地の惨状を目の当たりにし、自然の脅威を肌で感じました。
またトイレの不便さなど体験した事で当たり前の日常のありがたみを強く感じました。
その当たり前の生活を失っても明るく前向きに現状を何とかしようとする現地の方々、また実際に行動に移している愛知ボラセンの方々と接して、今後も様々な形で出来る事を行いたい、貢献したいと感じました。
実際に作業を行う中で時間を無駄にせず自分に出来る事を少しでも多く行いたいと感じ、高川さんのお宅で限られた時間の中でその場での出来る限りの事を2班の皆さんと伴に行えたとは思います。
雨でずぶぬれの中で温かいトック・美味しいキムチを提供して頂いたソウル家の方々の心意気も飲食関係で勤務していた者としても感慨深く、考えさせられました。
現地のお米で作って頂いたおにぎりも非常に美味しかったです。
心も体も温まりました!
まだまだ復興が進んでいない中でボランティアに参加する人数が少しずつ減少しているというお話もありましたが私も少なからず、この活動を多くの方に知って頂けるように体験したことを伝えていく事が出来ればと思います。
愛知ボラセンの皆様、当日一緒に作業した2班の皆様、ほか接した方々に感謝致します。ありがとうございました。
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★3班
本日3班で活動させて頂いたFです。

まず、一軒家のお宅の乾燥機とタンスの搬出でした。
それが終わりお寺に案内してくれてるときに、
お宅の人が「ここも母親の家で傾いてる」とか
「ここは近所の人の家で一階が潰れてしまったので息子さんの家に避難してる」とか話してくれました、
その時に「地震が起こった直後は余震もあり町の明かりがほとんどなくて寂しかった」と言っていたのが印象的でした。
まだ町の明かりが平常には戻ってない状態なので、倒壊した家屋等を全てボランティアの力で復興させてあげたいと思えました。"
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3班のGです。
お疲れ様です。
能登島野崎町でのボランティア活動に参加させていただき、ありがとうございます。
長年暮らしてこられた野崎町の皆様にとって、安心して暮らせるまでには、まだまだ時間も人手もかかる状況で、参加した一人としてももどかしく感じました。
ボランティア活動の人員確保も、様々なところで課題となっている「人手不足」の社会的背景も大きいと思います。
阪神大震災の時、高校生ボランティアで参加した活動の主催者が、久田先生だったことを、数年前に参加した岡山の活動に参加した時に知りました。
「今度は息子を連れて参加します。」と感想を述べさせていただき、今回、高校生になった息子と参加しました。
時は流れても、高校生だった自分と、高校生の今の息子が同じ主催者の活動に参加していることにも、きっと意味があると感じています。
ボランティア活動に行って、おしまいではなく、その経験をどう生かすか、外部の人への発信や支援の輪をどう繋げるか、今後も考えて実行していきたいです。
炊き出しやおにぎり、フルーツヨーグルト等、お心遣い感謝いたします。"
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3班のHです。
本日はお疲れ様でした。
ありがとうございました。
今回息子と野崎町のボランティアに参加し、震災から2ヶ月経ちますが、まだまだ復興までに長い時間がかかるのだと感じ、ボランティアの力が必要なのだと肌で感じました。
震災報道の様な伝えるという側面とは異なりますが震災ボランティアは大事な事だ感じました。
ただ、今回災害ボランティアに初めての参加で始めるまでは不安な事が多かったのが実情です。
自分も出来るだけ愛知ボランティアセンターの取り組みを発信し、そのあたりのハードルが下げる事ができたらと思いました。"
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3班のIです。
皆さんお疲れ様でした。
能登島野崎町の方々はまだまだ困難な状況が続く中我々を温かく迎え入れて下さり、
その上自分達が精一杯のはずの皆さんで心温まるおにぎりを提供して下さりありがとうございました。本当に美味しかったです。
ソウル家さんが被災者の方々の為に炊き出しに来て下さった貴重な美味しいトックとキムチを我々にも提供して頂き被災地区ではあり得ない想いをさせて頂きました。
ありがとうございました。
愛知ボランティアセンターの皆さんは
地震発生直後から現地に赴き色々な現場を訪れ住民の方々の話しを聞き何が出来るのか何をお手伝いさせて貰えるのか、
口で言うのは容易いですが実際に行動に移す事は本当に容易ではない事だと思います。住民との信頼関係も築かなくてはなりません。そういった色々な方々の努力のおかげでこの度参加させて頂く事が出来ました。
ありがとうございました。
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★4班

4班Jです。
皆さん、お疲れ様でした。
第1回に続いて2度目の能登島ボランティアに参加して感じたことは、やはり被災者の方々の愛知ボラセンとの距離が確実に近くなっていることです。
焚き火をしながらのお出迎えや
楽しそうにおにぎりをにぎる様子は、久田代表が掲げる『共利』という形が成り立ちつつあるということだと思います。
ここまでの関係性をゼロから築いて少しずつ形にしてゆく久田代表の行動力と瞬発力にいつも敬服します。
また、第1回にはなかった班長専用のアイテムがとても助かりました。
副代表の田中さん、スタッフの徳倉さん、武内さんはじめ、名古屋でサポートしてくださる皆さん、ありがとうございます。
このLINEグループの趣旨とちょっと違うかもしれませんが、率直に今日活動して感じたことを書きました。
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4班のKです。本日は、ありがとうございました。
中学1年生のLさん、大学2年生のMさんが、正願寺の床や手すりを磨いたり、
中学1年生のNさんが、汚れたタオルをきれいにしたり、全力でがんばる姿に感動しました。
自分から進んで一歩を踏み出す行動力に、日本の未来は明るいなと思いました。
班長のJさんの、全体を見ての温かい心配りもさすがだと思いました。
たくさん学ばせていただきながら、私自身、少しでもお役に立ててよかったと思っています。
皆様、本当にありがとうございました。
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4班のOです。
本日はボランティアに参加させていただきありがとうございました。
今回のボランティアは、セブ島に続き2回目の参加となりました。
被災地を見て現地の人達の手伝いをして少しでも役に立てたかなと思いました。
今回ボランティアをして、遠くから早く復旧して欲しいというのではなく実際に現地に行って作業するのが大切だと思いました。
皆さん本当にお疲れさまでした。
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4班のPです。
本日はお疲れ様でした。
初めてのボランティア参加でしたが、被災地の方達への役に立てた達成感で胸いっぱいでまた行きたいと感じました。
友人にも沢山話そうと思います。
本日はありがとうございました。
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参加されたみなさん、野崎町のみなさま、ソウル家さん、名古屋でのお見送りお出迎えの方々、東別院さん
いつも本当にありがとうございます!

この活動は【赤い羽根「災害ボランティア・NPO活動サポート募金」(ボラサポ)の助成を受け活動しております。】
募金へ寄付してくださった皆様ありがとうございます!!

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第5回(3/1~2)能登島野崎町ボランティア 活動予定

2024年02月29日 15時40分06秒 | 【令和6年(2024年)能登半島地震】ボランティア

代表の久田です。

2月月25日(日)に開催された能登島野崎町町内会総会で、私は愛知ボラセンの応援活動について報告しました。
報告の詳細は後日の活動報告でお伝えしますが、月曜になって依頼が増えたと聖川さんから連絡を頂きました。

1班 TRさん=家財の分別、搬出
 TRさん宅では、残すものには黄色いガムテープでマーキングされています。それ以外の物は分別しながらお宅から搬出します。
   TRさん宅も相当に広い家なので、おそらく1日かかるかと思います。
  黄色ガムテープで残す物はマーキング    1月1日から時間が止まったまま

2班 IWさん=第4回に続いての活動です。家財を分別してお宅から搬出します。
           MHさん=2階の荷物を1階に降ろします。2階に6畳と4畳半の部屋があります。その部屋にある家財を分別して1階にすべて降ろします。
        棚等は廃棄するので外に出します。

     MHさん宅2階

3班 TKGさん=第4回に続いての活動です。蔵の荷物を分別して搬出します。

4班 トラックチーム=HIさん、TKSさん、IWさんの「震災ゴミ」をトラックに載せて、七尾市の仮置き場まで運びます。

5班 正願寺さんで仏具直し。真宗大谷派のお坊さんが行います。


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