はなむらさき不定期便

もうちょっとだけ

つづくんじゃよ。

更新の遅さには定評があります ジャンプ感想25号

2005年05月30日 00時45分31秒 | WJ感想2005
じんましんが顔中に出るという恐怖シーンからどうにか回復する事が出来ました。
やっぱり食べつけない高級品は口にするもんじゃないですねぇ。
お葬式で飾ったマスクメロンを頂いたので、普段食べない量を食べたせいかもしれません。1/4カットなんて一気に食べた事ありませんもの。
そんな訳で今回のジャンプ感想は縮小版でお送りさせて頂きます。
シンプル感想。行ってみましょう!


***新連載・タカヤ***
金未来杯優勝という華々しい経歴を引っ提げての新連載。内容云々よりも「あててんのよ。」のだけが印象に残った漫画という印象が…。頭軽いカンジ(失礼)の学園ラブコメと言った所でしょうか。
先週の「カイン」同様、こちらも連載にあたり設定の変更点が多々あり。

・ヒロイン・渚の髪型変更。
…パパとママの思い出のリボンがつきました。ちょっとお嬢様らしくなったかな?
・白川流武術部への入部のいきさつ
…確か読み切り時は「新入部者が一人も居ない部は廃止される。→ 無理矢理入部させられる」という経緯があったような。
・渚が巨乳に
…より「あててんのよ。」を意識させる為?
・兄がイケメンに
…むさ苦しい筋肉顔だった渚の兄が、どういう訳かイケメンに。キャラが薄くなりました。

この辺が主に変わった点でしょうか?最後の二つは、個人的にいらん変更ですがな。特に兄のイケメン化。無駄の一言。
「カイン」とは違い、大幅な変更はあまりなく。何より目を引くのは画力の向上でしょうか。
例の金未来杯では1位のタカヤを差し置いてムヒョのが先に連載された事で物議をかもしたりもしましたが、タカヤは即連載できるレベルではなかったというのが実情ではなかろうか?
連載まで約一年間があった訳ですが、その間の努力の程が伺える上達ぶりです。
内容はというと…。読み切り時に最も目を引いたポイントだった「ヒロンインの顔がボコボコにされる。」という少年誌のセオリーを打ち破るシーンが無くなっていた点が残念。
あとはタカヤがイキナリ強くなりすぎってのがどうもねぇ。「実は強い。」という伏線があったとしても、ちょおっとイキナリ過ぎるよ。
せっかく久方ぶりの「成長型」主人公かと思いきや、やっぱりタカヤも「覚醒型」主人公なのね。
そして、出ないのか?と思ったら最後の最後で「あててんのよ。」結局、この漫画はそこに落ち着くのね。


***NARUTO***
アニメの方は、ついに原作に追いついてしまったという理由でオリジナルストーリーに突入するそうですね。
アニメオリジナルというと、あんまりいい思い出が無いなぁ。聖闘士星矢のスチール聖闘士とか。ハンターの幻のアニメ最終回とかねぇ。まぁアニメは見てないから別にどうでもいいんですがね。
放置されていたガイ先生が「見たもの」とは!?のお答えが出て良かった…!ナルト達と戦っていたのは、ニセモノだったのね。
ボーボボの極楽鳥とビービビの関係みたいなモノですかね。分身しながら大玉螺旋丸を繰り出すナルトを見て、どうしても菊丸を思い出してしまうのは、もう病気としか言いようが無い。


***BLEACH***
前に意味ありげに仏壇に飾られていた写真の女性「緋真」の正体は、なんとルキアの姉でした!ルキアにとっては白哉お兄様は義理の兄だったんですねぇ。
ていうか、血の繋がりが無い割には似すぎてませんか?自分似の女性を妻にするなんて、白哉お兄様はナルシストですか!?死んだと思ったら、生きてましたかお兄様!!
というか、久保先生!最近伏線の集約を一生懸命こなしているみたいですが、どこまで最初から考えられていた事なんですか!?
まぁ、ジャンプじゃ良くある事なんで、気にしない気にしない。(でもツッコみたい)


***カイン***
第一話に比べると、いささかカインの笑顔が自然になった印象が。街の人々との交流で孤独を癒されたお陰でしょうか?
この変化は私がこの漫画に愛着を感じ始めたせいなのか。作者の狙いなのか。後者だとしたら内水君スゴいや。
毎回毎回、敵キャラにセンスが無さ過ぎるのは置いといて、例のダサすぎる「第3の手」が無い状態での戦法はトリッキーで面白い。
与えられた状況と特性を活かしたバトルに好印象。反則技の「第3の手」はしばらく封印しといて下さいな。
内水君はこういうのが描きたくてバトル漫画描いてるんだろうなぁ。
今週出てきた「マジ俺様」野郎にはセンスのかけらも感じることが出来ませんでしたが、敵の首領である「ライエン」ですらどうにもならないダサさがあります。
このダサさは尋常ではないや。どうしよう。大好き!


***D.Gray-man***
ごめんね。扉絵でちょっと引いたよ。赤と白黒ストライプの世界…まさしくゴスロリ!!
突如出てきた「黒の教団組織図」もなんだかなぁ。コムイは「科学班室長」という肩書きだったハズなんだけど、いつのまにやら「室長」オンリーに。
「室長」って全部門を統括する職務だったのね。すげぇ偉いのね。そして大元帥は五人も居たのね。もぉどおでもいいや。(なげやり。)
そして内水君とは対照的にセンスの光るデザインのアクマ達が大集結しております。「イノセンス発動!」の見開きも大変カッコイイ仕上がりです。
星野先生はカッコイイシーンを書きたくて漫画描いてるんだろうなぁ。
先週、「カイン」と「グレイマン」の設定が微妙にかぶると書きましたが、設定はかぶっていても目指す方向が全然違うよね。この2人は。
実は、グレイマンが早々に中国を後にしたのは「カイン」への配慮か!?と思ったりもしたんです。そしてリナリーが最近太股出さないのも、新連載にハンデを与えているのかなぁ。とか、どうでもイイ深読みをしていたんです。
しかし、今週で中国居残り決定。&リナリー太股大解放!
…徹底抗戦の構えを見ました。
とりあえず、スーマンさんが放置されなくて良かった。それだけが心の支えです。


***DEATH NOTE***
ノリがハリウッド!ついにミサイるまで登場しましたか。(ミサイるの“る”は平仮名でなくてはならないの。だって近藤るるるが好きだから)
どうでもいい“る”へのコダワリは置いといて、粧裕を人質に取られた事で大焦りする月。よかった、さすがの新世界の神も妹は可愛いのね。
と、思ったら…。「いざとなったら粧裕を…。」っておい!!ちゃっかり考えとるじゃないかね!しかもそれを打ち消す答えが「ここで粧裕が死んだらキラは数人に絞られる。」っておいおい。
しかし、無事脱出した父と妹を見て安堵している様子。一応家族への愛情はあるんだと信じたい。ミサミサへの愛は偽りだけどね。
最後のニアの「いい気味だ。」と言わんばかりの表情がムカつきます。足の引っ張り合いで終わっていく予感のするコンビですな。ニューL&N。


***ムヒョ***
リオ先生はほめ殺し。言葉の端々に相手を持ち上げる枕詞が入ります。「天才魔法律家らしく」とか「隠された力」とかね。
「あなたなら出来る。」という言葉でプレッシャーを与えてしまう、ダメな教師のパターンに陥っております。
それでムヒョに嫌われてるのかしら。ムヒョが魔監獄にやってきた本当の目的は、実はロージーの修行の為だったり。
現状、道具に依存しきっているロージーの目を覚まそうとリオ先生に辛く当たっているのかも。「魔具師風情が…。」とかねぇ。言いすぎだって。かわいそうだって。
それにしても、何故ロージーの術が出ないのか?
わかった!!リオ先生の札は巨乳でなければ使えないんだ!!
カリスマ魔具師・黒田利緒最大にして最悪の欠陥。あの見事な谷間から取り出される魔具を使うのが貧乳であって良い理由がありません!
カリスマであるが故に、その作り出す魔具にはひとくせあるのです。

「じゃあどうしてムヒョはリオ先生の作った本を…。まさかムヒョっ!!

「ヒッヒッヒ。そういうこった…。」
不適な笑みを浮かべ、おもむろにシャツを脱ぐムヒョ…。そこにはなんと!!!サラシで隠された、たわわなバストがっ!!!
ムヒョ女説&巨乳説勃発です!!衝撃の展開ですヨ。ビコたんの「実は女の子」というサプライズもこの伏線だったんですヨ!!
バカですか!?私は!?


***テニプリ***
すでに青学3連勝で負けの決まった比嘉中。今週思い出深い3試合のの試合のあらすじからスタート。
「巨漢 田仁志のビックバンサーブに苦しめられるが、COOLドライブで逆転勝利。」
「不二の『フォースカウンター』が炸裂し辛くも勝利。」
「菊丸が前代未聞 一人でダブルスをやり接戦に終止符を打った。」

なんですか?このあらすじは?あの激戦を1コマにまとめるという荒技でアリエナイ何かを全て水に流そうとしていませんか?全て原理は謎のまま。
そして、この時点で青学の勝利は確定し、残る試合はちゃっちゃと省かれるのかと思いきや。
手塚vs木手。運命のメガネ対決はやるんですかい。その意味がわからねえ。テニスプレーヤーの通り名が「殺し屋」ってのもどうかと思いますが、晴美ちゃんを襲った悲劇をみて大変納得。
ていうか、この漫画のテニスだったら人は殺せますがな。みんな殺し屋ですがな。
そして、木手クンが試合前はハーフパンツだったのに、試合になったら長ズボンを穿いている意味もわからねぇ。
前の3試合を見るに、この試合を通じて、木手クンがスポーツマンシップに目覚めたりするんでしょうか。
テニスっていいね。スポーツって素晴らしい!!という、なんだかわからんがハッピーなまとめ方をされそうでなんか怖いです。
清らかな瞳の知念クソなんて見たくねぇよ。きれいな田仁志様は見てみたいけどね。きれいなジャイアンみたいなカンジ?


***ネウロ***
毎回「犯人はこの中に居る!!」を楽しみにしてたのに、初登場のパッと出のストーカーが犯人でがっくし。
「隣人が狂気を剥き出しにする瞬間とその変貌。」を見るのが楽しかったのに。
この犯人の外見もエグイが、ネウロの拷問はエグ過ぎる。見ていて痛いよ。
そして何気にタケノコ刑事もキモイよ。「先輩カッコイイ!!」ってそれドコロじゃないだろう。仕事しろよ。
そして今回の「謎」はこの事件そのものじゃなくてアヤにある。次号は期待していいんでしょうか?
アヤさんが異常なお姿に変わる所を想像してもいいんでしょうか?しかもセンターカラーですか?カラーで異常。楽しみです。


***HUNTER×HUNTER***
「俺の名はジェイル。じゃなくてメレオロンだ。」
カメレオンジェイル!?(*1)冨樫先生ったらまた懐かしいネタを引っ張って来てくれちゃって。
と言いますか。一抹の不安が脳裏をよぎったのですが…。
冨樫先生。もしかして「ジャイロ」(*2)と「ジェイル」を間違ってませんか?
私の杞憂だといいんですが。なにしろ、長い事放置されていたキャラですからねぇ。冨樫先生の前科を考えると可能性はある。
そしてキルアに訪れた人生初の生命の危機。妙にリアリティのある描写と切ないモノローグが胸に迫ります。
頭の針が抜けたせいでか、キメラアント編のでキルアの変化は大きいですねぇ。以前のキルアならこんな状況に陥るまで戦い続ける事はなかったろうに。
そんなキルアを助けてくれたのはなんとイカルゴ様でした!すんごい直球ストレートな展開(相手がタコだけど)、そのストレートさが好き。
今回のシリーズでは直球勝負で「友情」を描くつもりなんでしょうかね。基本に立ち返って「友情」「努力」「勝利」おっ!そういえば冨樫先生の漫画って、結構この三原則に忠実だ。

*1「スラムダンク」「バガボンド」等でもはや説明不要な人気を誇る漫画家・井上雄彦氏の初連載作品。バスケ漫画ではない。当時のペンネームは「成合雄彦」。
*2スティールボールランの主人公ではない。NGLの影の首領と呼ばれた男。キメラアント化している。No.203で初登場し続くNo.204で前半ほとんどがジャイロの生い立ちという異例の展開だった。女王に従わない唯一の男という設定で誰もが彼に期待した。(と、思う)
が、それっきり一年以上も放置されてしまい。既に読者の記憶から消されている可能性が高い。


***ユート***
土壇場で吾川から主役の座を奪還したユート。お気遣いの紳士・牧原くんの提案なんぞすっかり忘れたご様子で、全力投球しております。
つられた牧原くんもスピードアップ。もはや吾川vs修の対決はどうでも良くなった感があります。
ようやくレースに持ち込まれたものの、やはりスケーティングにスピード感が無くってどうにも。心理描写は相変わらず良いんだけどねぇ。
牧原くんの心の声が「瀬尾くん」から「瀬尾!」と呼び捨てに変化。ライバル認定という事ですかな。
吾川vs修は蚊帳の外で行われるとして、真由ちゃんの実力の程が気になります。実は彼女が真の実力者だったら面白いのに。
普段はやさしすぎて実力を出せないんですよ。でも覚醒したユートの周囲を省みない極悪スケーテイング(ヒドイ)に怒り、実力発揮するという展開でどうでしょう?
皆の度肝を抜きますよ。



気が付いたらあんまりシンプルじゃなかった…。
どうしてもねぇ。しかも下らないネタが大半を占めるありさま。下らない事を考え出すと、どうにも止まらないのです。
案の定、更新は月曜深夜に突入ですよ。まぁいいか。書くことに意義が有るんだと自己弁護します。
お陰さまで、じんましんも大分良くなりましたよ。これで明日も頑張れますよ。



コメント (3)
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