はなむらさき不定期便

もうちょっとだけ

つづくんじゃよ。

探偵・桂木弥子のグルメファイル Vol.3

2005年08月02日 22時43分19秒 | 弥子ちゃんの大好物
かにクリームコロッケ。

手抜きもイイ所の冷凍食品。
でも美味い。フツーに美味い。

「フツーに美味い」という形容詞って、冷食の為にあるような気がする。
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さよならいちご ジャンプ感想35号

2005年08月02日 01時15分58秒 | WJ感想2005
めずらしく、月曜休日なんてものを貰ったのではりきって感想を書こうとPCの前に。
白昼堂々と酒を煽った後なのでほろ酔い気分です。


***NARUTO***(劇場版公開記念・巻頭カラー)
表紙は少年時代のナルト・サクラ・シカマル・我愛羅。
なんで退行してんのかなぁ?と、思ったら劇場版の宣伝用だったのね。

どうでもいいけど、ペラっと捲った所のテムジン様と3姉妹の目がコワい。なんなんだ、このオバさん達は。
左端のお姉様に至っては、なんか鎧がたれチチみたい。

さて、どうでもいい事はこの位にして、本編の感想。

ようやく我愛羅救出に向けて動きだしたテマリとカンクロウ。我愛羅の窮状を知ってか知らずか、やけにやる気満々です。
いくら里内に逆風が吹き荒れていようとも、前向きな姿勢は読んでて楽しいのでいいさ。
なんとなく、この姉兄二人の登場により我愛羅生存の確立が高くなった気がします。
そして、今回の目玉。サクラ大活躍!
ちゃんと新しく得たアビリティを生かしてる!怪力だけじゃなくて、賢い子だって事をアピールしてる!
第一優先事項として、回避能力を鍛えていた事にも大事です。
ウザくないヒロインへの道。それは戦闘中お荷物にならない事ですから。でも、実はお荷物こそがヒロインの条件のような気もする。
今度のサクラが、今までとは一味違う事に勘付き、サソリも思わず本気モードに。
「砂鉄界法!!」が、思わず「磁極解放!」に見えてしまった辺り、今週の「カイン」のインパクトは計り知れません。
そんな事は置いといて、砂鉄が毛細血管の如くに拡がり、刃となって降り注ぐシーンには、またも圧倒されました。
こういう見栄えのする技って好き。しかも、毒まで仕込んで二重の安心。
だが!サクラは一枚上手だった!あのサクラがっ!
以前、カンクロウの治療に当った際に造った解毒剤は3つ。残り2個がここに来て役に立とうとは。
しかも、解毒剤の効果で3分間は対毒無敵状態。ウルトラのサクラだ。
3分間の根拠は?とか、解毒剤ってそういうモノなんだろうか?とかの細かい疑問はさておき、妙な迫力と説得力に満ち溢れております。
サクラも成長したもんだ。何気にvsサソリは伏線とか、心理描写、細かい表情の変化とか、嘘予告とか。細かい要素が上手く作用していて凄く面白く読んでます。
サクラがウザくない!っていうのも大切なポイントです。

次号、サクラ無敵の3分間で決着は着くのか?巻頭の次はセンターカラーだなんて、無茶しやがるぜ。


***ONE PIECE***
思ったとおり、ルフィとチョッパーは疑う事無くそげキングを受け入れとる!
正体に気がつかないのはともかく、そげキングをカッコイイと思うセンスってどうなの?
というか、子供の頃「キカイダー」がどうしてもカッコイイと思えなかったのですが、少年たちのハートはキャッチしていたんですよね?
とりあえず、マントとか、仮面とかのアイテムを装備しとけば少年の憧れは掴めるのか。
「キカイダー」って、おまえ何歳だよっ!?と思われそうなので、念の為のご注意書きを。私が見たのは再放送ですよ。
リアルタイムで見たヒーローは「宇宙刑事シャイダー」ですからっ!

ルフィが人の話を聞いたフリして、その実、耳を素通りしているのはいつもの事のなので諦めました。
だけどねぇ、時々「この人大丈夫なんだろうか?」と不安になる時があるんですよ。
人の話を聞いてないってか、自分の思ったことに正直とか、そんなレベルじゃなく。ただのアホなんじゃないかと心配になるんですよ。
でもね、頭すっからかんにした破竹の快進撃を見るのは、なかなかカタルシス。まぁいいか。アホでも。


***アイシールド21***
ラスト3分。勝利は目前なのに得体の知れない不安感に包まれるガンマンズ。
ヒル魔が何かしでかすんじゃないかってのが、読者にはワクワクと、ガンマンズの皆さんにはゾクゾクと。
この引っ張り具合がたまりません。
ヒル魔とキッドの化かしあいがクライマックスに到達!
ヒル魔最後の秘策は「パスコースを読む。」事。
相手にとって、最も成功率の高いパスコースへの先回りを仕掛ける。成功すればそりゃ確実だけど、一か八かの大勝負ですよ。
ハッタリと勝負に出る時の潔さが清々しい!
しかし、それすらも天才・武者小路紫苑は読んでいた!だが生憎それすらもヒル魔の想定内!
もうねぇ、なんかゾクゾクしますよ。
鉄馬のパスキャッチは正確無比。よもや、完璧である事を弱点にしてしまうとは!
初めて見る鉄馬のアセリ顔!!正確さ故に、力を抜く一瞬のタイミングまでも見切られてしまったのね。
凄いやこの作戦。裏の裏まで読んでも、防御策が無いじゃない。
次号、あの無表情な鉄馬がどんな表情を見せてくれるのか?ここ何週かで、一番気になるヒキが来た!


***ボーボボ***
天の助が、花の応援団みたいになってる…!
とういうか、3回目くらいまでは、確かに「花の応援団」だったんだけど、最終的には超越してしまいました。
もしも豆腐がテニスボールだったら…。
無理でしょうね。だって今どきテニスは、サーブの威力で相手方が消し飛びそうになる勢いですもの。
豆腐ごときの出る幕なんざ、どこにもありゃしませんて。
「京都ラビリンス」なんて2時間ドラマみたいな雰囲気なのに、出てくるのは鹿とか大仏とか。
誰一人、『それって奈良なんじゃぁ。』とツッコんでくれない。なぜ?


***みえるひと***
「みえるひと」=明神かと思っていたんですが、「みえるひと」=姫乃なんですね。
今週号でなんとなく、そう思いました。
傷を負ったエージに対し、手を差し伸べるも触れることすら叶わない。
「みえるけれども、さわれない。」という歯がゆさが、良く分かりました。
相変わらず、姫乃ちゃんの死んだ魚のような目(言い過ぎ)が怖いんですが、それでもなお心情が伝わってくるのは、描写がお上手という事なのかしら。
正直、バトル要素はいらないでしょう。バトルシーンには魅力を見出せず。
もちょっと簡潔に「悪霊退散!」で、お化け退治はちゃっちゃと済ませてしまった方が良い様な。


***銀魂***
うわ!!!腕がもげた!!

マジでビビってしまいます。
ここ何週か、エロ方面での少年誌の限界にチャレンジして来た空知先生。今後はグロ方面での限界に挑戦ですか。
そんなにリアルに描かんで下さい!心臓に悪いです。そういうのは、グレイマンに任せておけばいいんです!
と、思ったら。腕もげは似蔵の妄想だったとさ。ほっと一安心。
似蔵さんてば、何か信念を持って人斬りになったのかと思っていたら、単に殺戮に魅入られたマッドマックスだったのね。
そんな捻くれ曲がった性根じゃぁ、絶対に折れないものを持ってる男の敵にはなれませんよ。ってか。
銀さんが、まさしく時代劇のヒーローそのもの!強い!強い!やっぱり時代劇ヒーローは常にNo.1でなければ。
でも、ちょっと強すぎて、先週までの似蔵さんのシヴさは一体何だったのかと虚しくなりましたが。

さりげに、超高層和風建築の屋根上に登っちゃてる橋田屋のおっさんと、お房さん。結構、根性あるんだなぁと感心したりして。
というか、大事な赤ん坊を連れてなにもそんな所に逃げんでも…。
しかし、母は強し。最後はお房さん自身が締めて下さいました。一度、放り出した責任はちゃんと果たして下さいました。感心感心。

今週は比較的シリアスパート多し。細かい設定とか、時代劇の定番チックでノスタルジックでございました。
そんな中、しっかり遊ばれてしまった長谷川さんが好き。
今週なんか、ついにオムツですよ。マダオがオムツ。略して「まだおむつ」。いや、略す必要はどこにも有りませんが、なんとなく。
どこまで行っても、まだダメなオトコなんだなぁ。大好きだよマダオ。


***テニプリ***
乾がキモカワイイと言われる、その理由が判った気がした。
先週、あまりの威力に氷帝ペアが吹き飛ばされてしまったのでは無いかと思われた、乾が放つ超絶サーブ。
「まるで滝に呑み込まれた様な…」
という、的を射たギャラリーの賛辞を受け、早速ネーミングされてしまいました。
その名も「ウォーターホール」!!
「ウォーターホール!!」と叫びながら、サーブを放つ様はバカそのものです。せめて「ナイアガラ!」とかにはならんかね。
しかも、そのネーミングセンスの素晴らしさを称えよ、と迫る有様。あぁ、確かにキモイ。
そして、この壮絶サーブですら212km/h、なんて常識の範囲内だとは。そりゃ、計測してた彼も「バカな」と言いたくなりますて。212km/hで済むわきゃねぇもの。

最初の2PでツカミはOK!エンジン全開!!
今週はフルスロットルで向日が止まりません。どうにかして下さい、この試合。
なんなんですか、あのフライングブチャラティは!!
やる事なすこと面白すぎて、段々乾がマトモに見えて来たじゃない。海堂なんかもう、影が薄いなんてもんじゃないよ!

そして氷帝は只のバカではなかった!異常なほどの持久力を誇る青学を相手に、持久戦を挑むバカはおりません。
居るのは、短期決戦と称しムダにムーンサルト殺法を繰り返すバカだけです。
その動きの大半が無駄。もう、作戦とか考えるだけ無駄。

この試合の中にあって、比較的常識的な存在かと思われた日吉クンでしたが、彼もやはりバカでした。
向日クンの股の下から「下克上等!!」
言葉の意味はわからんが、とにかく凄いインパクトです。
今週も笑い死ぬかと思った。もう断言できます。氷帝大好き!


***太臓もて王サーガ***
先週の感想で登場を切望していた、あいす嬢が出ましたヨ!
名前、「佐渡あいす」にパワーアップしてるし。年齢も小学生から女子高生に上がり、ツンドラブリザードぶりに拍車がかかります。
やっぱいいなぁ。あいす嬢。ツッコまないツッコミ。遠まわしに死ねって言っているような発言の数々が最高に好き。
それにしても、最後だってのに「いちご」をネタにしたか…。
『相手が好きになった娘じゃなくてもOKをもらえる。』って、ちょっと毒気が強すぎ。いいんだよ、あれは結果オーライなんだから。
流石に今回は気合が違う、まさしく真中の跡を継ぐ気迫。
もう、今回は笑いのポイントが多すぎて箇条書きにするしかありません。

・『お前のおやじ鬼六!?』…今の子にはわかんねぇよなぁ。谷ナオミとか、ロマンポルノとか…。そういや最近、杉本彩が頑張ってたね。
・『乳輪でかいな。』…スピンちゃんに続いて今回もっ!
『ナーウ!!!!』…最高だ。カッパーフィールドの存在そのものが笑えるのに、よりによって肛門イリュージョン!!
・『ナーウ!!!!』『ナーウ!!!!』『ナーウ!!!!』…もう何度でも笑える。
・『バスケがしたいです……』…ちゃんと、絵柄まで真似してたんですね。気付いたらより一層笑いが込み上げて参ります。

実を言うと、第一話が最高過ぎた反動でパワーダウンするのでは?と、心配だったのですが、そんな杞憂は吹き飛ばしてくれました。
あいす嬢が間界人ってのがまた良いね!今後の展開が実界だけには収まらない事を示唆しているのでしょうか?
そこまで持つかどうかは、果てしなく不安です。せめて、全5巻コース位で頑張って欲しいなぁ。

あいす嬢、宏海、2人のキャラがハジけた今回。それと反比例して悠のキャラが弱くなっている感が。
やっぱり、玄人な遊びネタが無いとつらいのか?次号あたりでフォローが入ると希望。


***D.Gray-man***
銀魂では未遂に終わりましたが、こちらでは主人公殺傷事件が発生しております。
腕もげた!イノセンスが壊された!おまけに心臓喰われちゃった!

凄い展開です。正直、ここまでやるとは思っていなかった。
アレンの腕が破壊される描写のグロさといったらもう…。生身の腕より生ナマしい。
よもや主人公のイノセンス破壊という展開は、予想だにしていなかったのでございますが、異様な程に冷静なアレンが意外。
イノセンスを失ってすっかり戦意喪失、諦めモードなのか、あるいは最期の最期まで仲間思いのお気遣いの紳士なのか。
この間、スーマンさんに「生きなきゃ!」と言ってたワリに、思いがけずあっけなく死を受け入れていて残念。
もっと足掻いて欲しかった…。

さて、人食い蝶々に心臓を喰われ、もう死んだも同然のアレン君。
しかし、彼は主人公。そう簡単に死は許されておりません。今後どうなるんだろう?

①:左腕のイノセンスはダミー。実は心臓がイノセンスだった。(ララ・おぼえていますか?説)
アレンはマナによって改造をされた悲劇の改造人間でした。イノセンスの防衛本能により、蝶々なんかへっちゃらです。という説。
②:予定外のアレンの死に、困ったあの世の偉い人が生き返るチャンスを与えてくれる。(あの幽遊白書をもう一度説。)
復活の仕上げはもちろん、リナリーのキッス。
③:ミランダさんが登場。時間を巻き戻すも、イノセンスを解除したら結局無駄。どうしたものかと作者も困る。(ミランダ・ファイト!説)
もし、ミランダさんが修行によりパワーアップ。イノセンス解除後も傷は治ってます。なんて事になったら、終わりだ。
④:ホントにアレン死す。次号より神田さんが主役に。(人気投票結果が凄い事になってた説)
このあいだ募集した人気投票結果で異常事態が発生していたら…。
⑤:強運の右心臓でした。(聖帝サウザー説)
秘孔も効かない強運ぶり。あらゆる意味で最悪だ…。

と、いう事でいくつか考えてみましたが、マジメに考えた説が一つもないというありさま。
①の時点は結構真剣だったんですが…。
ちょっと予想がつきません。こんな時は静観するのが一番です。
ところで、またもやリナリーが別人に見えてしまいます。最近安定しない感じ。


***REBORN!***
ついにヒロインの座はハルの物に。
確かに、この娘のよくわからないエネルギーには、シンパシーを感じます。
ビアンキ、ナイスコメント。

ちょっとだけ、ツナのいい所が見れたような気がした今回。死ぬ気弾の使いどころも、やっつけじゃなくて必然的で良かったです。


***切法師***
検頭吏の台詞が、いちいち笑わせてくれます。
「胸部装甲ヲ喪失ッ!」って、なぜにロボチックな喋り方なのでしょう?時代設定にミスマッチ!
そこに秘めた中島先生の意図は一行に掴めぬまま、ただ「理解不能!理解不能!」と繰り返し検頭吏を辛くも撃破!

村にひと時の安穏が訪れたわけですが、繭の父・耕志郎さんのほっとした表情が素敵。
やっぱり、こういう優しい表情を描くのが上手いなぁ。と、思うわけでございます。
バトル漫画描かせたら、むしろ勿体無い気すらしてきます。

そしてこの漫画にもついに出た!かわいいマスコットキャラ。
キュートな鬼の伝令役、結党師の長轡三毛右衛門(ながくつみけえもん)と、栗一(くりピン)の堡治左衛門(ぽちざえもん)。
お願いだから、変換しづらい名前を連発するのは勘弁してください。
もう、めんどくさいから、ミケとポチでいいや。
ミケの方は、まんま、長靴をはいたネコの出で立ち。和洋折衷テイストが可愛らしいと言えない事も無い。
ポチはというと…何故か鳥。チョコボっぽい巨大な姿は、失われし古代鳥・エピオルニスを彷彿とさせます。(どうでもいい。)
いやねぇ。かわいいんですよ?ミケとポチ。かわいいんだけど、どうにも…古臭い。

かわいい顔してやることはエグイんですよね。このミケ。
この村にくる途中、出くわしたお侍様がミケの仕業で鬼へと変貌!
しかも、人が戦を続ける限り鬼は作り放題だなんて、因果な台詞を吐きおってからに。やっぱり前言撤回。かわいくねぇ。
というか、倫太郎には、無理と判っていてもお侍さんを助けようとして欲しかった。諦めが早すぎてちょっと拍子抜け。
とはいえ『魁鬼連』なる敵組織の存在も明らかになり、打ち切りは免れた模様。
丁寧な描き方は凄く好きなんですが、テンポがどうにもゆったり気味でどうにも。
上手にハショれるようになったら、中々面白くなりそうなんですが…。


***カイン***
前々回の回想は、必要なものだったのねと納得の今回。
クライマックスとなったカインvsシュコウ。あの回想があったから、カインの涙を切なく感じる事が出来ました。

アオリは「全て終わらせるための…『戦い』!!」
ホントに戦いだよ。少年誌の限界に戦いを挑んじゃったよ!ていうか越えちゃったよ!!
メイファちゃんがエライ事になってしまいました。なんでノーパンなんですか?なんですか、あの虚ろな目は。
あの虚ろな表情を見ちゃったら、エロイエロイとハシャいで居られなくなっちゃた。カワイソ過ぎる。

メイファ救出に向ったのは、カインじゃなくてヨウガイでした。カインは一路、シュコウの元へ。
仕方ないんだけどね、なんか残念。こういう場合はやっぱ主人公に来て欲しかった。
そして、ギレイの元には総帥がお出ましに。
総帥の能力は、空間移動系なんでしょうか?前回はロケッティアだと思ったら、今回はターミネーターみたいにご登場。
なぜだ。このおっさんの行動が微妙に笑えてしまうのは。
おっさんの台詞、いちいちシリアスなのにね。ターミネーターとか想像しなけりゃいいのか。

それにしても、ヘヴィな背景を背負った物語ですね。
スタート当初から「物悲しげな瞳」ってのが謳い文句の一つではあったんですが、一気に設定が噴出したせいで非常に暗い。
さらには、ヨウガイ・総帥・カインと、虎潘の皆様が総力を挙げてスゴんでおります。
三者三様のブチ切れ方。カインの切れ方が恐ろしい。「どいてくれないか…」の眼力といったらもう!凄い説得力。
最後までこの勢いで切れっぱなしなのかと思いきや、最後に見せたのはひとすじの涙。なぜか胸に迫るモノがあります。
言い方は悪いけど、ネガティブな表情を描く事がとても上手です。

もの凄く、暗くてヘヴィになってしまった物語。せめて最後は笑顔で終わってくれると良いんですが…。
どうなる事か。次号に期待がかかります。


***いちご100%***(最終回)
3年半の連載を終え、ついにラストを迎えたいちご。
ここ2・3ヶ月は、ゆっくりとラストへの準備が進んでいき、前回で卒業。そして最終話では、それぞれの4年後が描かれておりました。

個人的には、真中がイイ男になった事よりも、東城さんのふっ切れた表情のが印象に残りました。
過去は過去として割り切っちゃった爽やかさ。3年間の連載で、一番成長したのがこの子じゃないかしら。
ちょっと空想の世界に遊ぶ癖のある内気な少女が、恋をして変わっていくって所は、全国津々浦々の妄想少女の憧れでもあるような。
メガネをとったら美少女でしたってのは、憧れても叶わぬ夢ですが。
ウジウジしていた東城さんが、こんなにも颯爽とした素敵な女性に成長した。失恋はしたけど、それ以上に得る物は多かった。
西野さんのような、行動力のある女の子ってのは確かに憧れます。だけど、あんな風には出来ないのが内気な乙女の実情なワケで。
どちらかといえば、内気な東城さん系の青春を送った私とって、この漫画のヒロインは東城さんだったなぁ。振り返ってみれば。

ラストシーンは美しく、実に幸せそうな真中と西野さんの再会の図で。
西野さんが幸せになってよかった。もう、真中はフラフラしそうにもないし。
みんなに幸せなラストが用意されていて、良かった。
すっきり。爽やかなラストでございました。

重大発表って、もう、あとはドラマ化しか無いような気がするんですが…。
映画とか、ねぇ。



たまには月曜感想UPに挑戦してみようと思い、PCの前に座ったのが午後3時。
夕飯をはさみ、お風呂に入って書き終ったのが火曜の午前1時。

なんでこんなに時間が掛かったのか?
それは、「聖帝サウザー」と「ターミネーター」をググッていたら、どんどん脱線していったから。
それでも過去最速ですよ。もう2度とないかもしんない。
コメント (10)
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