はなむらさき不定期便

もうちょっとだけ

つづくんじゃよ。

開き直る ジャンプ感想39号(その2)

2005年09月03日 18時32分02秒 | WJ感想2005
案の定、1万字の壁にぶつかってしまいました。


***テニスの王子様***
「手塚ゾーン」それは、神業的なコントロールによって、相手の打球全てを自分の手元に返させる超絶テク。
世界広しといえども、テニスをやってて竜巻を起こすのはコイツだけかと思いきや、樺地はそれすらもコピーしていた!

…お互い、自分の手元に戻るボールを打たせ合っているこの状況。
単に仲良くラリーして居るだけなんじゃないかとも思えるんですが、その所はどう処理してくれるのでしょうか?
もっと気になるのは、手塚が「無我の境地」を発動したらどうなるんだろう?という点です。
「無我の境地」vs「コピー能力」
両者とも、相手の動きを受けて初めて威力を発揮するタイプですもの。先に動いた方が負ける…そんな一流の武道家同士の闘いをも思わせる名勝負となりそうです。

読者の妄想を掻き立てずには居られないこのマッチは凄い。
テニス漫画のクセに、そこら辺の能力バトル漫画なんぞより熱いバトルが展開するなんて!!


***ネウロ***
イイとこなしかと思われた笛吹警視にフォローがっ。お付の筑紫くん(階級不明)によって語られる“笛吹警視のココがすごい!”。
管理する能力に長け、裏方でバリバリやるのが真の姿らしい。じゃあなんで現場にシャシャリ出てるのさ?と、その理由を考えてみると、どうしても恐ろしい考えに辿り着く。
もしや、笹塚にかまって欲しいのか?それともアレか、笹塚に刑事として一人立ちする道を諦めさせて、自分の部下に引き抜くつもりか?…コワい…。

それはともかく、爆破の順序に込められた暗号等、今回は中々凝っている感じ。ほほぅナルホドねっ!と、唸りました。
さらに唸らされたのが、ついにその姿を現した爆弾魔・ヒステリア!!
「to Queen Mary`s hotel」と書かれた爆弾を、ベロベロと舐めまくっております。
すごいや!猫耳・首輪なんて萌え萌え(?)アイテムまで装備してるよっ!ハンパない変態です。この突き抜け感は、今ひとつパッとしない新連載陣に見習って貰いたい!


***D.Gray-man***
ミランダさんのイノセンスは、発動中なら常に最善の状態に戻してくれる史上最強の回復技。
しかし、解除後は新旧2つの傷を負ってしまうリスク付き。
でも、この技と、相打ちの覚悟さえあれば、ラスボスとの戦闘には必ず勝てる気がします。
勝利と同時に発動解除で全員死亡。そして誰も居なくなった…的なラストこそ、この作品には相応しい。

心配されていたアレンのその後でしたが、色々考えた反則技を使う事もなく、無事生存しておりました。
砕かれたイノセンスの粒子が体内に入り込み、傷口を塞いだ…って。イノセンスを破壊する能力を持つ、ノアにすら破壊できないってこと?
ていうか、心臓にイノセンスって、まさしく「ハート」のイノセンスじゃないかと思ったり。
やっぱり主人公のイノセンスがスーパーなのかね。
左腕を失くしたアレンでありますが、今後はどうするんだろう?…義手をやめておいた方がイイかもしんない。色んな方面から怒られそうだから。


***HUNTER×HUNTER***
メタルギアを思わせるスリル感が堪りません。
今までは、ノブさんの一人相撲な感があり「石橋を叩いて叩き壊しそう」な慎重さにちょっとヤキモキしたりもしましたが、敵に出くわした事で一気に緊張感が出た。
例によって下書きなのに、スピード感あふれる戦闘シーンは正直、すごいと思った。ノブが何をしたのか、ほぼ説明が無くとも理解可能な描写力も凄い。
やっぱ冨樫は作画までひっくるめて冨樫なんです。作画を他人に預けたら絶対ダメなんだなと思ったり。
とか言って自分を納得させようとするも、やっぱり下書きだとねぇ…。王の間から漂うオーラが、なんかヒジキみたいに見えてしまった。

巻末コメントと、今週ラストの台詞が全てを物語っているのか!?
「ここが限界…!」
CDを聴く準備すら億劫なくらいしんどいそうなんで、そろそろ休載してもいいと思いました。そういや今年は長い夏休みを取ってない!!


***DEATH NOTE***
第2部になって大幅に増加した要素、それはセクシー。
今週号では、SPKの紅一点、ハル=リドラーが惜しげもなくシャワーシーンをサービスしてくれてます。
もう、今週はコレに目が釘付け!!セクシーシーンに目を奪われ、うっかり見落とす所でございましたが、ハルとメロは既に面識があった模様。
「ニア・メロどちらの味方でもない。目的はキラの逮捕。」だというこの女性…もしかしてその正体は南空ナオミ!?

なんてありえない事まで妄想してしまいました。セクシーショットで頭がヒートアップしてたみたいです。
次号予告は「利用」。いっそのこと、ニアもメロも、ハルお姉さまに手玉に取られてしまえば面白いのに。そうだ、ドロンジョ様と愉快な仲間たちになればいいじゃないか。


***こち亀***
飛行艇が飛び立つシーンは、中々のスペクタクルでした。
とりあえず、南の島のバカンスは爆竜オチで決まりなのかね。


***切法師***
覇奴万とかいて、ハヌマンと読む。
古今東西、世界各地のモンスターが出て来るモンだ。でもねハヌマーン確かに猿の姿をしているが雄だったはずだ。
ちょうどいいタイミングで、ミケを黙らせたついでに、さりげなく能力もお披露目して下さった覇奴万様。こういう見せ方は好きです。

剣頭吏との一戦で、切法師の任務に手ごたえを掴んだ倫太郎くんではありますが、いかんせん「切法師の仕事は素晴らしい。」という主張を繰り返しすぎです。
何度も言われてさすがに食傷気味。
丁寧なのはいいけれど、丁寧すぎて飽きて来てしまうのは、私の性格がイケナイのかも知れません。
ここに来てようやく「旅の仲間」探しを仄めかしておりますが、果たして仲間が登場する所まで続くのか?
剣頭吏の撃破は村人との共同戦線の賜物でありましたが、次に倫太郎の選んだ道はたった一人でのしんがり。
いかな、守りながら戦うのが難しいとはいえたった一人で勝てるのか?というのは気に掛ります。案外、ここで仲間になるキャラに助けられたりするのかしら?
倫太郎一人の活躍はちょっと見飽きてきましたので、別の人も見たいなぁっと。


***カイン***
「いきなり冷え込んできやがった。」というヨウガイの台詞はあるものの、やけに都合よく雪が降ったなぁ、と言う感は否めず。
季節感がなかったのは、すべてメイファちゃんの服装のせいだから仕方ないさ。ホントは結構寒い時期だったんだと思おう。

されども、降り出した雪と兄の背中が引き金となって正気を取り戻す…という演出はちょっと心に迫るじゃない。
しかし、最後の最後でティエンが正気を取り戻した事は果たして救いになったでしょうかね?
「壊す事でしか、救えない。」と、腹を括っていたのだし、実際ティエンの最後の言葉は「ありがとう。」だったモノの、拭いきれない後味の悪さが。
あえて割り切らない道を選択したのは、良い判断だと思いました。でも、重い。暗い。
ちょっと陰のある、背中に重い過去を背負った主人公…って少年誌で成功したパターンって稀有なのですよね。見事にカインもこのパターンにはまっているワケですが。(主人公の必殺技に難アリなのも、確かにデカい。)
そして、てっきり今週で終わるものだと思っていたら、まだまだ物語は続くのね!

お次の敵は以前シルエットで登場していた六旗将の一人かと思われます。
この漫画にはベタベタでダサダサな展開を希望している私ですが、コイツの発言にカインがぶち切れ、怒りのパワーで辛くも倒すも瀕死の重傷で臨死体験。三途の川でティエンに会って「ボクのような犠牲者を出さない為に、戦うんだ兄!」と言われて決意を新たに復活。→オレ達の戦いはこれからだ!!

…てのはカンベンね。
カインがいかにこの重さを吹っ切るか、という点が今後の見せ場だと思うのです。ここでカッコよく決めてくれたらソレだけ満足です。


以上、一万字以内には収まりませんでした。少しは削る努力をしないと。
相変わらずムダなものばかりの感想、終了。全部書くのって大変だ。

コメント (7)
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表紙に居たバカ弟のゴスロリはどこに? ジャンプ感想39号(その1)

2005年09月03日 18時29分15秒 | WJ感想2005
あいかわらず、土曜更新が基本です。
早く自分の感想を書き終えて、他の方の感想をじっくり読みたい!という理想はあるんですが、現実とのギャップが埋まらないのです。
火曜日においで下さった方、ホントすいません、ようやく39号Upです。


今週は、久々に全感想に挑戦してみようかと思い立つ。
1万字超エラーを起こさない事を目標に!おそらく、ムダな部分ばかりで構成されてるであろうこの感想。いかにして必要最低限な「ムダ」で済ませるか?という事がカギを握ります。
よし、頑張ろう。



***ONE PIECE***(「モジャ!」大反響に記念・巻頭カラー)
正しくは「携帯メール&バトルアプリOP「モジャ!」大反響に感謝記念巻頭カラー!!」。長い。
携帯アプリのゲームは、ハマりだすと際限なく楽しいのですが、電池の消耗が激しいのでやりません。あと、アプリやるならパケ放題は必須だね。

これに手を出してしまうと、インフレが止まらなくなる禁断の果実「強さの数値化」!ついにやっちゃたか!という感じて登場しました。その名も「道力」
“武器を持った衛兵1人の強さ=10道力”が基本。武器の種類は問わないのかとか、基本が武器を持ったことを前提にしているのに、測る対象は「体技のレベル」とはこれいかに?とか。
ツッコミ所は満載なのですが、あくまで“遊技”、お遊びだと割り切ってしまおう。というか、早いトコこの設定は忘れよう。
というか、全てはスパンダム弄りのための壮大な仕込みだったんだ。そう考えると、スパンダムさんへの、作者の並々ならぬ愛着すら感じられます。

門番に巨人族が登場したり、人外魔境うごめく魔境、エニエス・ロビー。その裁判長たる“3つ首のバスカビル”さんも、その名の通り3つ又の首を持つ、巨大なお方。
一人でトリオなツワモノです。うーむ。こっちに来てからというもの、新キャラが皆お笑い系とは。コレいかに?


***NARUTO***
冒頭のカラクリvsカラクリが、圧巻。でも口では説明しづらい…。
なんていうか、私がカインに求めていたバトルがここにある感じ。
そして感じてしまう事が一つ。サソリの「赤秘技・百機の操演」は数こそ多いが動きは単純・チヨバア様の「白秘技・十機近松の集」は技も多彩で、動きも複雑。
どう考えても、チヨバア様の実力が上なのですが。おまけに“チャクラを完全に抑え込む封印術”まで持っているとなると、むしろチヨバア最強伝説。
こうなってくると、カンクロウの立つ瀬が無くなりつつあります。カンクロウ本人の預かり知らぬ所で格下げが進行中。なんてカワイソウな奴だろう。

サソリの本体について、ちょっと考えてみた。
この前、バラバラになった時“蠍”と書かれたコアから、何か血管のようなモノが生えておりましたね。
そして今回、サソリの取った策は、そのコアを別の傀儡に移し、背後から奇襲を掛けるというモノ。以前、使っていた本体(封印術でがんじがらめ)はモヌケのカラ。
と、言う事は奴の本体は“蠍”のコアの中にギュッと詰まって居るんじゃないでしょうかね?そんでもって、別の本体に移ると同時に、凝縮されていた目玉やら脳みそやらがニュル~っと行き渡るとか…。
考えるだに気持ち悪いので、この位にしておこう。

そしてよもやのサクラ致命傷。腹部貫通で解毒薬がどうこう言ってる場合ではない。
対象自分限定な超回復能力があるのではないだろうか?と予想してみます。(そんな便利な技はどうかと思うけど。)


***BLEACH***
実は、一護の胴体断絶よりもショックだったチャドの腕もげ。よかった、回復してくれて。
とりあえず、ホッとしたのでした。それと同時にチャドの優しさに痺れる、憧れる。
織姫の技は時間回帰とか空間回帰とか、ミランダ的な何からしい。珍しいので藍染さんに持って帰ろうか?と、ヤミーくんがおっしゃっております。甘いね。井上さんと石田くんには、既にマユリ様がツバつけてるから。
実は「私は、拒絶するっ!!」という掛け声があまり好きではないんです。なんか暗いじゃないですか、拒絶するって。
織姫のモノローグって、結構暗い。普段の明るさとか天然ぶりは、案外無理をしているのでしょうかね?
そして、実にヒーローらしく遅れてやってきた男・一護。イキナリ卍解で実力の程を見せ付けてやって欲しい…所ですが、一護まで「ゴミ」とか言われたらどうしよう?
ガソリン並にインフレ絶好調になってしまう。というか、ガソリンをなんとかして下さい。まさに天井知らず!


***アイシールド21***
負ける気がまったくしていなかったこの試合。「どちらがボールを獲るか?」という一点のみ着目していたら、そんな単純な勝負では無かったのが実状でした。
ボールはモン太がもぎ取るも、試合を制したのは先に地面に到達した鉄馬。思わぬ所で「メンバー殆どが詳しいルールを知らない。」という弱点を露呈した形になりました。
よもや、おバカさんがアダになろうとは。あまりにあっけない幕切れに、正直ちょっと呆然と致しました。負けたって気がちっともしないのはなぜ?
それもそのはず。敗者復活戦があるらしい。急転直下の展開に、あたいまたも呆然。全国大会出場枠は、3位までって事なんでしょうか?
モン太のせいであやうく失格になる所で、助けに入ったのが鉄馬だった!という点に、スポーツ漫画らしい爽やかな友情を感じます。物凄い勢いで鉄馬ファンが増えた事でしょう。
ていうか、もう鉄馬様大好きだよ。終わってみればガンマンズ戦でもっとも印象に残ったのは、鉄馬様の優しさだった…。


***ボーボボ***
毎週の密かなお楽しみ、田楽劇場がついに完結。最後の女王様の元ネタが分らない。が、結構セクシーだ。
過去のシリーズのボスがゲストとして登場するのは、もはやこの漫画の常識となったワケで。ツルツルリーナ3世がご登場しております。
よりによって一番使えないであろう部下を連れてきた時点で、まっとうな活躍は期待出来ない気もします。でも、ブルースって確かありとあらゆる武器を出す技を持っていたのよね。
サポートに徹すれば使えるやつなのかもしれない。というか、むっつりとは対極の位置にいるオープンすけべだ。清々しさすら感じます。3世の掛け声にすら応えず、エロ小説を読みむさぼる徹底ぶり。こういう所が気に入られているのかしら。


***ムヒョ***
仮面の男の名前が判明。その名もティキ。愛称がティッキーでない事を祈りたい気持ちです。歴史の教科書に登場しちゃう位の有名人だそうな。
800年前もの永きにわたり暗躍してきた反逆者。私、てっきりコイツはエンチューと契約した魔界よりの使者だと思っていたのですが…。元は人間だったりするのか?

いよいよその姿を現そうとしてる敵組織に、殺しのリスト…。展開は非常に少年漫画チックなのに、乙女チック描写は忘れないのがこの漫画。
リオ先生の日記に「帰ってきたら、一緒に木苺摘もうね。」と書き込んじゃうビコたんの健気さが乙女チック。
ムヒョの願いはエンチューを助ける事だった…てのも、なんだかとっても乙女チック。ムヒョが素直に口に出さない事を、代弁するのがロージーの役目になってきたようで。(前回の「助けに行くから!」宣言しかり。)
本格的に一心同体、阿吽の呼吸な名コンビになりつつあるのね。と、そう思うのでした。

時にヨイチよ。揉むのはセクハラの域を越えて、犯罪だ。妄想だけにしておいた方がいい。
そしてペイジよ。ポエミィ過ぎる。今井さんの質問をスルーしないでやって下さいな。


***銀魂***
ウンコを握り締めるヒロイン…。ウンコに対し、こんなにフレンドリーなヒロインはアラレちゃん以来です。
サブタイトル『少年はカブトムシを通し生命の尊さを知る。』で、遠ざかり行く子供達と大自然の距離を嘆き、江戸にはいないはずのフンコロガシを登場させる事で、崩れ行く生態系に疑問を投げかける。うん、夏休みの最後に相応しいね。未来に伝えたい漫画だよ。
真選組の皆さんが、ガン首揃えてなに馬鹿な事をしているんだろ?と、思ったら将軍様のカブト虫を探しているのね。
カブトのクセに「瑠璃丸」なんてご大層な名前からすると、玉虫色に輝くレアな奴なのだろうか。レアな生物といえば、ハタ王子。コイツのアドバイスがあれば、瑠璃丸ゲットに一歩近付くような気がするのですが、登場はあるのだろうか。
というか、いい大人がアレだけ揃っていながら、実践した虫取り方がハニーとなりすましとマヨネーズとは。江戸の治安をあずかる警察組織があんなんでいいのか?それともあれか、真選組の皆さんが近藤についてきているのはあれか。面白いからだってヤツか?
ハチミツにまみれたままの近藤に、もはや誰もツッコまない。もう、この人はありのままで皆に認められているんですね。


***REBORN!***
ヤンキー漫画の王道的展開が突如襲来。隣町ボーイズが遠征にやってきました。
急にシリアスになって戸惑っております。よもやペンチで歯を抜く…なんて恐ろしい事をする外道が現われようとは。
そして、心のどこかでボコボコにされたヒバリの姿を期待しています。一度ケチョンケチョンにされてくれると、ちょっと好感度が上がりそう。
というか、この展開でヒバリがやられなったら、それはそれで凄いんですが。


***太臓もて王サーガ***
サブタイトルが『渚の「………」』
「うしろゆびさされ組」というユニット名はおろか、今の子供達にはおニャン子クラブすら通じないのでないかと不安になります。
おニャン子はおろか、東京パフォーマンスドー(穴井夕子が所属)、大阪パフォーマンスドール(篠原涼子*訂正彼女も東京でした!はさにんさん、ありがとう!
)、桜っ子クラブ(加藤紀子)、チェキっ娘に、ねずみっこクラブ…アイドルは色々デビューしたけれど、まともに売れたのはおニャン子とモー娘。位だったなぁ。なんて思ったり。
ていうか、このタイトルは20代以上が標的だとしか思えない。もう、ロックオンされまくりです。私(もうすぐ26歳へのカウントダウン)。

干物でつくったヒモビキニは、なんか痛そう。悩殺というか、頑張る姿がむしろ涙ぐましい。
ところで近頃は「着エロ」なるジャンルがあるそうで。私が目にしたそれは、フグの剥製(お土産もの)をビキニ代わりに、貝殻で股間を隠したお姉さまのグラビアでございました。
エロっていうか、ネタって感じ?ギャグにしか見えませんでした。ってかグラビアのシチュエーション自体が大体そんなん。
話はガラっとかわりますが、宏海とあいすってなんかイイ感じ。怒られるのは分かっているくせに、軽口叩く宏海がなんかカワイイのです。
オチの下品さ、どうしようもなさが相変わらず大好きです。ちょっとパンチが弱かった気がしますが、格キャラの持ち味はよく出ていた感じ。コイツら一堂に会すると、濃いなぁ。大木弟はすっかり女装が板についたカマボコになりそうな予感。


***Mr.FULLSWING***
2色カラーで頑張っちゃった分、本編が白さ際立つ仕上がりに。セブンブリッジは肌にトーンなキャラが多くて大変だ。
ついでに、オカマっぽいキャラが多くて大変だ。紅印くらい開き直ったオカマの方が、むしろ気持ち悪くない感じ。
古家君は胡散臭い京ことばと、襟元が広く開いたユニフォームでキモさ全開です。
どうでもいいけど、最初の登場コマで「1年 古家日会」と紹介されているのに、バッターボックスでは「2年~」とコールされているのは何故?ダブリですか?


***みえるひと***
アズミちゃんのママの背中に生えた巨大な手。それは我が子を求める気持ちが具現化した物だった…。
オバケの特徴って、やはり死んだ時に背負った未練が色濃く反映されるのかしら?
しかし、その手の使い道はといえばただ振り回すだけなのでちょっとツマラないなぁと、思ったり。
いろんな所で「もう一押し足りない!」感じがする漫画です。いい話にしようにも、どうにもモノ足りない。
霊の世界にどうにも融通利き過ぎ…ってのが気に入らないのでしょうかね。


***タカヤ***
扉のアオリが、どことなくBLちっくだと思った。よくわからないけど「溶け合うように、僕たちは」のあたりがなんか、それっぽい。
男同士の真剣バトル、そして拳を交わした者だけが分かち合う、熱い友情…ってヤツに、昔の乙女はぞっこんだったものさ。
気が付けば、子悪魔的な魅力をふりまくヒロインが売りの漫画が、乙女心にアピールしそうなバトル漫画に転身していたよ。
しかも、久々にトーナメント開催ですか。もう、こうなったらやったもん勝ちの世界です。
そうさ、光GENJIも唄ってる。「やりたいこと、やったもん勝ち~♪」って。
そのお陰なのか、勢いだけは大した物です。
登場人物の心境に、一切共感できないのは困ったものですが。


***バカin the CITY!!(金未来杯エントリーNo.3・センターカラー)
未だ、ジャンプにこのジャンルが根付いた試しがない4コマでの挑戦。
すでに、代原として何度か本誌にもお目見えした事がある大西浩二さんの作品です。

「あててんのよ。」の輝きが今ここに!
とだけ言いたい。あやかりたいのか、もはやタカヤの優勝が「あててんのよ。」によるものだというのは、周知の事実なのか。

一発必笑の破壊力は無いんだけど、ふと思い出してニヤける程度の微妙な笑い。
アダルトなネタも結構イケル口のようですので、気がついたらビジネスジャンプ辺りで連載していそうな匂いの漫画です。



*案の定、1万字エラーに引っ掛ったので、分割に!「着エロ」とかが限りなくムダだったのか…!
コメント (6)
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