大阪市北区で行政書士・海事代理士・マンション管理士を営んでいる原田行政書士法務事務所の駅ブログ

主に学生時代から撮り続けている全国の駅の写真等をブログで毎日公開しています。

「かつ丼」について!

2020年12月06日 | 料理

かつ丼」は、豚カツとタマネギを醤油味の割下で煮込み、卵とじにして、米飯にのせた日本の丼料理で、多くの場合、カツ丼のカツにはトンカツを使用しますが、ビーフカツ、チキンカツ、メンチカツ、海老カツといったカツを使用したカツ丼も存在し、それぞれ、「ビーフカツ丼」「チキンカツ丼」などと呼ばれます。
そして、かつ丼は丼物の中でも人気上位にランクされており、外国人にも受け入れられやすい日本食の一つで、とんかつ専門店のほか、一般の食堂やレストラン、そば屋、うどん屋、弁当屋など、さまざまな場所で提供されています。

また、受験生や試合に臨むスポーツ選手の「敵」に「勝つ」という験担ぎのために、前日や当日にビフテキと共にかつ丼を食べる人もいます。

かつ丼の起源については下記のような諸説あり

 ・明治30年代後半には山梨県甲府のそばの老舗「奥村本店」でカツ丼が提供されていた、という説
 ・福井県出身の高畠増太郎が、料理研究留学先のドイツから帰国後、東京市牛込区(現・東京都新宿区)早稲田鶴巻町の早稲田大学前に洋食店「ヨーロッパ軒」という店を構え、1913(大正2年)に東京で開かれた料理発表会で初披露したという説
 ・1921(大正10)年に早稲田高等学院の学生だった中西敬二郎が考案したという説
 ・1921(大正10)年に大阪で卵とじのカツ丼が登場したとする説

などの説があります

ちなみに、日本の刑事ドラマでは、被疑者の取り調べ中の食事として警察署内でカツ丼を食べるというシーンが定番で、人情を重んじる刑事がポケットマネーで店屋物のカツ丼をとってやると、被疑者はその情にほだされ涙ながらに「私がやりました」と犯行を自供する、というパターンが典型例でした。
しかし、これらはあくまで事実とは異なるフィクションで、実際は留置中の被疑者については専用の弁当が用意されており、留置場での食事時間が必ず取られているため、原則として取調室で食事が出されることはないそうです


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「焼きそば」について!

2020年11月08日 | 料理

「焼きそば」は麺料理の一種で、蒸した中華麺を豚肉等の肉類、キャベツ、にんじん、玉ねぎ、もやし等の野菜類といった具とともに炒め、ウスターソースで味付けしたものです。

もともと、焼きそばは中国で生まれた料理で、中国では「炒麺(チャオメン)」と呼ばれ、広く親しまれてきました。

日本においては、『にっぽん洋食物語大全』(小菅桂子著)には「ソース焼きそばを浅草焼きそばと呼ぶ人もいる」と書かれており、昭和10年代(1935~1944年)の浅草でソース焼きそばが名物とされていたことが記されているだけでなく、大正時代から昭和初期に流行したどんどん焼きの屋台でも焼きそばが販売されていたので、少なくとも東京などの都市部においては戦前から一般的な軽食として定着していました。
そして、戦後になると全国各地に広まっていき、既製の中華麺が流通するようになった昭和30(1955)年頃からは家庭料理としても作られるようになりました。

今日の日本では、焼きそばは家庭料理や飲食店のメニューとして一般的であり、さらに屋外であっても鉄板一枚あれば調理可能なことや調理手順が簡単な事から、縁日の露店、学園祭などイベントの模擬店・売店、スナックコーナーなど様々な場所で売られています。 ほかに、地域おこしのためのご当地グルメにもされています(ご当地焼きそば)。
また、常温または電子レンジによる再加熱で、すぐ食べられる調理済み焼きそばが、スーパーマーケットやコンビニエンスストアの惣菜・弁当コーナーで広く販売されています。


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