大阪市北区で行政書士・海事代理士・マンション管理士を営んでいる原田行政書士法務事務所の駅ブログ

主に学生時代から撮り続けている全国の駅の写真等をブログで毎日公開しています。

留萌本線 舎熊駅!

2015年05月31日 | 

北海道増毛町にある舎熊駅は、深川駅から増毛駅までの66.8kmを結んでいる全線単線非電化の留萌本線の一般駅として、1921(大正10)年11月5日に開業しました(開業時は留萌線に所属)。

単式ホーム1面1線を有しており、かつて貨物の取扱いをしていた頃は、駅舎横の切欠き部分に引込み線がありました。
開業時に建てられた木造駅舎は駅の無人化後に解体され、今はその旧駅舎の基礎のコンクリートの上に、北海道の無人駅でよく見かけるヨ3500形車掌車を改造した貨車駅舎が設置されています。

 <舎熊駅の年表>

 ・1921(大正10)年11月5日:国鉄留萌線の一般駅として開業
 ・1931(昭和6)年10月10日:線路名が留萌本線に改称されたのに伴い、同線の駅となる
 ・1960(昭和35)年9月15日:貨物取扱い廃止
 ・1963(昭和38)年5月1日:駅の業務委託化
 ・1984(昭和59)年2月1日:荷物取扱い廃止、駅の無人化
 ・1987(昭和62)年4月1日:国鉄分割民営化により北海道旅客鉄道(JR北海道)の駅となる

 

 

 


 撮影年月日:2001(平成13)年6月18日


消費者の日と掃除機の日!

2015年05月30日 | 今日は何の日

5月30日は消費者の日です!

高度経済成長下において顕著化した様々な消費者問題に対応するため、1968(昭和43)年の今日、消費者の利益の擁護を図り、国民の消費生活の安定と向上を確保することを目的として、「消費者保護基本法」(後の消費者基本法)が制定されました。 そして、1978(昭和53)年に経済企画庁がその施行10周年を記念して、5月30日を「消費者の日」と定めました。

毎年5月30日は、より良い契約や消費生活ができるように、消費者・事業者・行政が協力して消費者問題への関心を持ち、改善や学習などをするための事業が行われています。

ちなみに、消費者保護基本法は、その後の社会状況の変化(規制緩和や高度情報通信社会)などにも対応するため、2004(平成16)年6月に改正されて消費者基本法となりました。


それから、5月30日は掃除機の日でもあります!

ダニやカビが多く発生する梅雨どきに向けて掃除の大切さを呼びかける日として、日本電機工業会が1986(昭和61)年に「ゴ(5)・ミ(3)・ゼロ(0)」の語呂合わせで5月30日を「お掃除の日」と制定し、その後1997(平成9)年に「掃除機の日」に改称しました。


因美線 因幡社駅!

2015年05月30日 | 

鳥取県鳥取市にある因幡社駅は、鳥取駅と岡山県津山市の東津山駅とを結ぶ全線単線非電化の因美線(70.8km)の一般駅として、1923(大正12)年6月5日に開業しました。

かつては相対式ホーム2面2線を有していましたが、のちに片側のホームの線路は撤去され、現在は単式ホーム1面1線を有するのみです。
開業時に建てられた木造駅舎は、現在も残っています。

因幡社駅が属する因美線は、かつては津山線とともに陰陽連絡路線の役割を果たしており、急行「砂丘」も走っていましたが、1994(平成6)年12月3日に智頭急行が開業すると陰陽連絡路線の座を同鉄道に譲り、1997(平成9)年11月29日には唯一の優等列車だった急行「砂丘」も廃止されてしまいました。

 <因幡社駅の年表>

 ・1923(大正12)年6月5日:国鉄因美線の一般駅として開業
 ・1962(昭和37)年8月31日:貨物取扱い廃止
 ・1987(昭和62)年4月1日:国鉄分割民営化により西日本旅客鉄道(JR西日本)の駅となる

  
(左は国鉄時代の駅名標、1991年3月29日撮影:右は現在の駅名標、2001年5月17日撮影)

 

 

 


 撮影年月日:国鉄時代の駅名標のみ1991(平成3)年3月29日撮影、それ以外の写真は2001(平成13)年5月17日撮影


こんにゃくの日!

2015年05月29日 | 今日は何の日

5月29日はこんにゃくの日です!

こんにゃくの種芋の植付けが5月に行われることと、本格的な夏を迎える前にこんにゃくの効用や機能性を再確認して健康に過ごしてほしいという願いから、日本こんにゃく協会と全国こんにゃく協同組合連合会が1989(平成元)年に5月29日をこんにゃくの日と制定しました。
日付は「こ(5)んに(2)ゃく(9)」の語呂合わせです。

こんにゃくは、江戸時代中期までは上流階級だけが口にする高級食材でしたが、1776(安永5)年に水戸藩の中島藤右衛門がこんにゃくいもを粉状にすることを考案したことをきっかけに庶民の間にも広まりました。

こんにゃくは、主成分の食物繊維などがコレステロールの低下や大腸疾患のリスク軽減に役立つといわれており、低カロリーでカルシウムも豊富な食べ物です。


有田鉄道 金屋口駅!

2015年05月29日 | 

金屋口駅は、紀勢本線の藤並駅と金屋口駅とを結んでいた全線単線非電化のローカル私鉄だった有田鉄道(5.6km)の一般駅として、1916(大正5)年7月1日に開業しました。
しかし、有田鉄道が2002(平成14)年12月31日限りで廃止されたことに伴い、廃駅となりました。

単式ホーム1面1線でしたが、構内に車両基地があり、それに伴う運転扱いがあったため有人駅でした。 しかし、岐阜県の樽見鉄道から譲渡されたレールバス(ハイモ180-101)でのワンマン運転を開始した1994(平成6)年12月21日に出札窓口は閉鎖されました(後に鉄道案内所として再開)。

和歌山県の有田市とその周辺の各町は、全国的に有名な有田みかんの主産地であり、その出荷は主に海上輸送によっていましたが、産地で穫れたみかんを積出港である湯浅港まで運搬する目的で1913(大正2)年2月28日に有田鉄道が設立され、1916(大正5)年7月1日に全通しました。

有田鉄道が最も賑わっていたのは昭和40年前後で、旅客は年間160万人、貨物は3万トンを超えていました。 しかし、それ以降、旅客は減少し続け、みかんなどの輸送も次第にトラック輸送に切り替わっていき、貨物営業は国鉄の貨物縮小のあおりを受けて1984(昭和59)年2月1日で廃止されましたが、廃止前の貨物輸送量は年間2000トンでした。

2001(平成13)年11月1日からは運転本数が1日2往復に減らされ、利用者数は1日平均29人でした。 そして有田鉄道が鉄道廃止の意向を示した時も、地元から廃止反対の声はほとんどなかったため、2002(平成14)年12月31日限りで廃止されました。

 <金屋口駅の年表>

 ・1916(大正5)年7月1日:有田鉄道の一般駅として開業
 ・1984(昭和59)年2月1日:貨物取扱い廃止
 ・2002(平成14)年12月31日:有田鉄道が廃止されたことに伴い、廃駅となる

 

 

 

 

 
(車両基地に留置されていたキハ58 003)

  


 撮影年月日:2000(平成12)年8月19日