大阪市北区で行政書士・海事代理士・マンション管理士を営んでいる原田行政書士法務事務所の駅ブログ

主に学生時代から撮り続けている全国の駅の写真等をブログで毎日公開しています。

紀勢本線 紀伊井田駅!

2016年12月31日 | 

三重県南牟婁郡紀宝町にあるJR東海の紀伊井田駅は、関西本線の亀山駅から新宮駅、紀伊田辺駅を経て和歌山市駅までの384.2kmを結んでいる紀勢本線の一般駅として、1940(昭和15)年8月8日に開業しました(開業時は紀勢西線に所属)。

単式ホーム1面1線のみを有する無人駅です。
開業前の1939(昭和14)年12月に建てられた木造駅舎(旧駅舎)は、2012(平成24)年9月に待合室だけの簡易駅舎に建て替えられました。

2014(平成26)年度の1日の平均乗車人員は30人で、これは起終点駅を含む紀勢本線の全96駅中76位です。

この紀伊井田駅は、旧鵜殿村と合併するまでは紀宝町にある唯一の鉄道駅でした。

  <紀伊井田駅の年表>

 ・1940(昭和16)年8月8日:国鉄紀勢西線の一般駅として開業
 ・1959(昭和34)年7月15日:紀勢西線が紀勢本線の一部となり、同線の駅となる
 ・1962(昭和37)年9月30日:貨物取扱い廃止
 ・1983(昭和58)年12月21日:駅の無人化
 ・1987(昭和62)年4月1日:国鉄分割民営化により東海旅客鉄道(JR東海)の駅となる
 ・2011(平成23)年9月3日:台風12号による水害のため、熊野市~新宮間が運休
 ・2011(平成23)年10月11日:熊野市~新宮間が復旧し、営業再開
 ・2012(平成24)年9月:簡易駅舎完成

 
(駅 名 標)

 
(新宮方面を望む)

 
(亀山方面を望む)

 
(左は旧駅舎:右は現在の駅舎)


 撮影年月日:旧駅舎は2000(平成12)年9月11日、その他は2016(平成28)年10月9日


和歌山線 JR五位堂駅!

2016年12月29日 | 

奈良県香芝市にあるJR西日本の五位堂駅は、関西本線の王寺駅と和歌山駅とを結んでいる全線単線の和歌山線(87,5km)の駅です。 もともとは駅間距離が比較的長い香芝駅~高田駅間(4,9km)の中間付近に行き違い設備を設けるために五位堂信号場として、1940(昭和15)年2月8日に開業しました。

相対式ホーム2面2線を有していて列車交換可能な業務委託駅です。
平屋の駅舎が上りホーム(王寺方面行きホーム)側にあり、下りホームへは跨線橋で連絡しています。

2014(平成26)年度の1日の平均乗車人員は722人で、これは起終点駅を除く和歌山線の全34駅中11位です。

駅名の由来は、香芝市から五位堂の地名を生かした駅名とするように要望があり、当駅から約1kmの所にある近鉄大阪線の五位堂駅と区別するため、JRを付けてJR五位堂駅となりました。

  <JR五位堂駅の年表>

 ・1940(昭和15)年2月8日:国鉄和歌山線の五位堂信号場として開設
 ・1949(昭和24)年7月15日:五位堂信号場が廃止
 ・1955(昭和30)年2月8日:五位堂信号場を再び設置
 ・1987(昭和62)年4月1日:国鉄分割民営化により西日本旅客鉄道(JR西日本)に承継される
 ・2004(平成6)年3月13日:旅客駅に昇格してJR五位堂駅として開業
 ・2013(平成25)年3月23日:IC乗車カード全国相互利用開始により、PASMOなども利用可能になる

 
(駅 名 標)

 
(王寺方面を望む)

 
(和歌山方面を望む)

 
(駅舎・ホーム側)

 
(JR五位堂駅駅舎)


 撮影年月日:2015(平成27)年8月9日


阪神電鉄 西灘駅!

2016年12月28日 | 

兵庫県神戸市灘区都通5丁目にある西灘駅は、梅田駅から元町駅までを結んでいる阪神電鉄本線(32,1km)の駅として、1927(昭和2)年7月1日に開業しました。

19m車6両分の有効長をもつ相対式ホーム2面2線を有する高架駅で、駅舎は梅田寄りにあります。

2014(平成26)年度の1日の平均乗降人員は6,548人で、これは阪神電鉄本線の全33駅中29位です。

この西灘駅の駅前を走る国道2号線には、かつて路面電車の阪神国道線が運行されており、1974(昭和49)年3月17日の路線廃止まで当駅は乗換駅としても機能していました。

  <西灘駅の年表>

 ・1927(昭和2)年7月1日:阪神電鉄本線の駅として開業
 ・1995(平成7)年1月17日:阪神・淡路大震災の被害により阪神本線が運休のため、営業休止
 ・1995(平成7)年3月1日:当駅~岩屋駅間の運転再開により、営業再開
 ・2006(平成18)年2月1日:ICカードPiTaPa・ICOCAが利用可能になる
 ・2011(平成23)年9月1日:駅構内終日全面禁煙化
  ・2013(平成25)年3月23日:IC乗車カード全国相互利用開始によりKitaca、PASMO、Suica、manaca、TOICA、nimoca、はやかけん、SUGOCAが利用可能になる
 ・2014(平成26)年4月1日:駅ナンバリングの導入

 
(駅 名 標)

 
(梅田方面を望む)

 
(元町方面を望む)

 
(西灘駅駅舎)

 

 
(駅 舎 内)


 撮影年月日:2016(平成28)年2月21日


旧国鉄天北線 曲淵駅!

2016年12月25日 | 

北海道稚内市にあった曲淵駅は、音威子府駅からオホーツク沿岸を迂回して南稚内駅までの148,9kmを結んでいた全線単線非電化のローカル線だった天北線の一般駅として、1922(大正11)年11月1日に開業しました(開業時は宗谷本線に所属)。
しかし、天北線が国鉄からJR北海道に移行後の1989(平成元)年4月30日限りで廃止されたことに伴い、曲淵駅も廃駅となりました。

廃止時点で千鳥式に配置された単式ホームと島式ホーム(片面使用)の2面2線を有していて列車交換可能な有人駅でした。
開業時に建てられた木造駅舎が単式ホーム側にありました。

曲淵駅が属していた天北線は昭和40年頃から利用者が減少し、1981年の営業係数(100円の売り上げを得るために必要な費用)は887にまでなっていました。そのため、1980(昭和55)年12月の国鉄再建法(日本国有鉄道経営再建促進特別措置法)施行による特定地方交通線選定の際には第2次特定地方交通線に選定されますが、営業キロが148.9kmもあった長大路線であったため地元の自治体が国に特別な配慮を求めたことや、沿線道路が未整備だったため冬季の代替輸送に問題があるなどの理由により一時廃止承認が保留されたものの、その後、運輸省の調査結果を受けて1985(昭和60)年8月2日に追加廃止承認されてしまいます。
沿線自治体は天北線対策協議会を開いて存続運動を展開しますが、1988(昭和63)年に開かれた第4回対策協議会でやむなくバス転換を受け入れました。

そして天北線は、1987(昭和62)年4月1日の国鉄分割民営化により北海道旅客鉄道(JR北海道)に承継された後、1989(平成元)年4月30日限りで廃止され、それに伴い曲淵駅も廃駅となりました。

  <曲淵駅の年表>

 ・1922(大正11)年11月1日:旧国鉄宗谷本線の一般駅として開業
 ・1930(昭和5)年4月1日:線路名が宗谷本線から北見線に改称されたのに伴い、同線の駅となる
 ・1961(昭和36)年4月1日:線路名が天北線に改称されたのに伴い、同線の駅となる
 ・1982(昭和57)年6月1日:貨物取扱い廃止
 ・1984(昭和59)年2月1日:荷物取扱い廃止
 ・1987(昭和62)年4月1日:国鉄分割民営化により北海道旅客鉄道(JR北海道)の駅となる
 ・1989(平成元)年4月30日:天北線がこの日限りで廃止されたことに伴い、廃駅となる

 
(駅 名 標)

 
(曲淵駅駅舎)

 
(硬券入場券)


 撮影年月日:1988(昭和63)年8月30日


阪急電鉄箕面線 桜井駅!

2016年12月24日 | 

大阪府箕面市にある桜井駅は、宝塚本線の石橋駅から箕面駅までを結んでいる阪急電鉄箕面線(4,0km)の駅です。 もともとは箕面有馬電気軌道の駅として、1910(明治43)年4月12日に開業しました。

8両編成対応の相対式ホーム2面2線を有します。
木造駅舎が下りホーム(箕面方面行きホーム)の北側にあり、上りホームとは地下道で連絡しています。

2014(平成26)年度の1日の平均乗車人員は11,051人で、これは阪急電鉄の全83駅中62位です。

かつて、阪急電鉄千里線を当駅まで延伸する構想がありましたが、1972(昭和47)年12月に事業免許が廃止になりました。

  <桜井駅の年表>

 ・1910(明治43)年4月12日:箕面有馬電気軌道(後の阪急電鉄)の駅として開業
 ・1918(大正7)年2月4日:社名が阪神急行電鉄に改称され、同社の駅となる
 ・1943(昭和18)年10月1日:戦時体制下の陸上交通事業調整法により京阪電気鉄道を合併して京阪神急行電鉄となり、同社の駅となる
 ・1973(昭和48)年4月1日:社名が阪急電鉄に改称されたことに伴い、同社の駅となる
 ・2004(平成16)年8月1日:ICカードPiTaPaの利用が可能になる
 ・2006(平成18)年1月21日:ICカードICOCAの利用が可能になる
 ・2007(平成19)年3月:地下道とホームを結ぶエレベーターの使用開始
 ・2011(平成23)年9月1日:喫煙コーナーを除いて駅構内終日全面禁煙化
 ・2013(平成25)年3月23日:IC乗車カード全国相互利用開始によりKitaca、PASMO、Suica、manaca、TOICA、nimoca、はやかけん、SUGOCAが利用可能になる
 ・2013(平成25)年12月21日:駅ナンバリングの導入

 
(駅 名 標)

 
(石橋方面を望む)

 
(箕面方面を望む)

 
(桜井駅駅舎)

 
(駅 舎 内)


 撮影年月日:2015(平成27)年11月22日