伊勢ー白山 道

集団では無く、社会の中で心身の健康を正しく個人で目指します

何事も裏方の御蔭です

2007-10-07 09:16:31 | Weblog
読者より :
大祓祝詞に登場する、この謎に包まれた瀬織津比売はどのような神なの
でしょうか?
返答 :
神道のエッセンスである、大祓祝詞の終盤のクライマックスは、
祓戸四神による罪・穢を祓い去る過程を説明しています。

・瀬織津比売(せおりつひめ) -- もろもろの禍事・罪・穢れ
 を川から海へ流す。
・速開都比売(はやあきつひめ) -- 海の底で待ち構えて
 いてもろもろの禍事・罪・穢れを飲み込む 。
・気吹戸主(いぶきどぬし) -- 速開津媛命がもろもろの
 禍事・罪・穢れを飲み込んだのを確認して
根の国・底の国
 に息吹を放つ。
・速佐須良比売(はやさすらひめ) -- 根の国・底の国に持
 ち込まれたもろもろの禍事・罪・穢れをさすらって失う。
                   (ウィキペディアより引用)
流れが速い川に、瀬織津比売神が居て、現実界の罪・穢を
受け取ってくれて、海に流し送って頂けるのです。
この祓の秘事、四つの工程の最初に位置する瀬織津比売神
の役目は重要です。 現実界の罪・穢を受け取るとは、
罪・穢を霊的なモノへの加工変換が、ここで行われています。
これが、成されなければ、後続の三神は、何も出来ません。
現実界と神界の間を繋ぐ、物質変換が出来る神なのです。

この祓えの作用を起こす、四つの神霊をリーディングしますと
最後に現れるものは、スサノオです。
祓戸四神は、スサノオの分霊神なのです。
癒す母性の塊である天照太御神とは対照的なスサノオは、
神道の最も重要な祓えの役目を司りますが、隠されて裏方
に徹しているようです。

生かして頂いて ありがとう御座います

  
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コメント (114)
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