伊勢ー白山 道

集団では無く、社会の中で心身の健康を正しく個人で目指します

正しく知ることが大事

2007-10-14 09:00:01 | 釈尊の言葉 ダンマパダ編

釈尊は、人間の苦しみを無くする方法は、苦しみから逃げ
ようとすることではなく、
①正しく物事を見ること「正見(しょうけん)」
②正しく物事を考えること「正思(しょうし)」
③正しく語り、正しい言葉を使うこと「正語(しょうご)」
④正しい行為をすること「正行(しょうぎょう)」
⑤正しい日常生活をすること「正命(しょうみょう)」
⑥正しく努力し、頑張ること「正精進(しょうしょうじん)」
⑦正しい願い(感謝)を持つこと「正念(しょうねん)」
⑧正しく決意すること「正定(しょうじょう)」 の以上、
八つの道「八正道
(はっしょうどう)」を説かれました。

八正道の解釈は、それぞれ色々あるでしょうが、私はこの
中で、①と②が最も大事だと感じます。
これが誤れば、③以後が全て間違った方向に行くからです。
私のリーディングでは、釈尊は正見と正思を合わせて、
”正知”が最も重要だと伝えます。
正知、物事を正しく知る。 正しく知るべき、対象は大変広く
多いです。 生活、学問、信仰、・・・人生の全てです。
正しく知る事は、過去生からの縁や運も必要なぐらい難しい
ことかも知れません。
無知な故に、人間は罪を犯す事があります。見聞が広ければ
相手の立場、気持ちも分かり、不要な争いをしません。
例えば、自分の信じる新興宗教の流布・宣伝の為に罪を犯し
ている人が多いです。その宗教を20年実践してから、間違い
に気が付いても遅いのです。その間の家族への金銭的、
家族サービスの欠如、沢山の自ら誘導した信者会員も、同様な
罪を犯すことになるのです。この生活上の罪で済むなら、まだ
良いでしょう。大問題は、人生が不幸に成る信仰が多いこと
です。
どんな無知な人でも、20年もすれば、先輩の会員・役員が
どの様な離脱をし、病気になり、死に様をしたかを見せつけ
られて、自分の現状を考え見て悩む人が多いです。
生きている間に気が付けば良いですが、死んでからでは、
その魂の終焉であり、子孫への大きな重石になります。
無知故に、誤った宗教に入るのです。
宗教を知らない人でも、正しい常識があれば入りません。

自らの手作りによる、先祖霊への感謝と線香を捧げるだけの
素朴な信仰が一番大事です。これ以上の余計なもの
見えない世界を利用して、近道を図る欲の道です。
近道は、正しく働き、努力し、健康へ配慮すれば良いだけです

生かして頂いて ありがとう御座います

  
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コメント (139)
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