伊勢ー白山 道

集団では無く、社会の中で心身の健康を正しく個人で目指します

御祭りは再生・復活

2008-07-29 18:50:27 | Weblog

先日、NHKの日曜フォーラムTV「伊勢と日本人」を見ました。
用事の為に、ほんの1部分しか見れなかったのですが、
勉強に成りました。 たまたま見た部分では、識者の方が
「遷宮(建替え)は、何故20年毎という数字なのか?」 と
言う主旨の質問に答えておられました。
普通は、文化や技術を継承する為には、人間の世代交代
を考慮すると20年が妥当とかは、誰でも言いそうな事なの
ですが、この識者は付け加えて面白い事を仰いました。
この方から私が受けた解釈は、
「神霊の霊力を維持するには、20年が限界である。
 これを過ぎると、衰えて消えて行くものである。
 だから、20年毎に活を入れて、神霊を再生・復活させる
 為に、遷宮という一大イベント、祭りが必要なのである」

これを聞きまして、とても霊的には正しい事を、学者の立場
から仰ったので、少し意外でした。
伊勢神宮の祭祀を古文献から研究すると、太陽の日の出、
日没の様に、神霊も生死を繰り返すと真剣に考えられて、
色々な神事や行事が行われて来た節があるとの事です。

毎年、日本各地の有名な神社・仏閣では、御神輿を担ぐ
裸祭り、喧嘩祭りが行われます。
内在神を抱える人間が、寄り集まって楽しみ、熱狂するの
です。 熱狂する人々に担がれて中心に在る御神輿には、
沢山の人間の生命力を現す霊的磁気が、寄せ集められて
丸い玉の様に錬(ね)られて、段々と大きく成って行くのを
観る事があります。
そして、最後は神社の社殿に御輿が戻されて、この丸い玉
は社殿に鎮まります。 次の祭りまでの1年間、人々の願掛
けにより、少しづつ丸い玉は吸い取られて小さく成って行き、
次回の祭りでまた復活すると言えます。
つまり、お祭りなどの行事が消えて行くと、神霊も消えて行き
神社・仏閣も寂れて行くものです。

伊勢神宮の遷宮、巨大祭りは、20年の準備期間を掛けて
なされる祭りです。 遷宮の為に、奉納品を丹を込めて
作成するのも、霊的磁気を錬り出している神事が始まって
いる事になります。
私達が毎朝する、神棚の水交換や3本線香供養も、霊的
磁気を錬る行為です。
神霊と先祖霊を日々、再生・復活させます。

生かして頂いて ありがとう御座位ます

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コメント (148)
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